アーノルド・J・トインビー(Arnold Joseph Toynbee)
職業:歴史学者 誕生:1889年4月14日 死没:1975年10月22日 出身:イギリス
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、王立国際問題研究所理事、外務省調査部理事等を務める傍ら『ギリシャ歴史思想』『平和会議後の世界』等を執筆。最も有名な著書『歴史の研究』は全25巻。
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アーノルド・J・トインビーの名言格言
現代人は何でも知っている。ただ知らないのは、自分のことだけだ
国家主義精神は、種族主義という古いつぼの中で民主主義という新しい酒をつくるための酵母である
(人間の運命は)次に起こす行動によって、良くも悪くも変えることが出来る
現代社会の病根を直すには、人間の心の内面からの精神革命による以外にない
創造的な人間が、ある事業を成就したのちにおちいりがちな受動的な錯誤は、昔大いに努力したから、「その後はずっとしあわせに暮らす」資格があると夢想して、愚者の楽園で「漕ぐ手を休める」ことである
人間は、できうる限り遠い未来のことを考えて人生を生きるべきである
日本人が歴史上残した最大の業績は、世界を支配していた西洋人が「不敗の神」ではない事を示した点である
文明が挫折する根本の原因は、内部の不和と分裂である
宇宙飛行士の冒険心と勇気は全面的に賞賛すべきものだ。しかし、ここで想起せねばならないのは、何百人、何千人という科学者、技術者の熟練、苦労、献身、忠誠の支援がもしもなかったとしたら、宇宙飛行士という人類のスターは地面を飛び立つことすらできず、まして月に到着することも無事帰還することもできなかろうということである。地上で働くこの無数の功労者の業績の方が、宇宙飛行士の功績より倫理的にはずっと感動的なのである
アメリカは狭い部屋にいる大きな人なつこい犬だ。しっぽを振るたびに椅子をひっくり返す
第二次世界大戦において、日本人は日本のためよりも、むしろ戦争によって利益を得た国々のために、偉大な歴史を残した。それらの国々とは日本の掲げた短命な理想、大東亜共栄圏に含まれた国々である
人間の魂はいずれも、善と悪とが支配権を争って絶えず戦っている、精神的戦場である
人間はどうして有限のものばかり追いかけるんだろう。もっと無限のものの追求の喜びを知るべきだ
何事も、熱意を持たない限り、立派な仕事はできません
我々の精神は、鋭い刃を残している限り、肉体的な限界に拘束されはしない
宗教の創始者たち(イエス、ブッダ、老子)は、宇宙の本質とは何か、精神的な本質とは何か、現実の本質とは何かについては、それぞれ独自の考えをもっていて相いれなかった。しかし、道徳的な教えに関しては、彼ら全員が一致している。たとえば、物質的な富の追求は間違った目的であるという解釈である。また、没我性と他者への愛を持つことこそが、人生における幸せと成功の鍵であると口をそろえていっている
親密は想像力のアヘン剤である
熱意がない人間が、立派な仕事などできるわけがない
ベストを尽くせばいいんだ。それ以上のことは誰にもできはしない
人類の生存に対する現代の脅威は人間一人ひとりの心の中の革命的な変革によってのみ、取り除くことができるものです
人間はこれまで、技術面にかけては驚くほど豊かな才能を示し、総意も発揮してきましたが、こと政治にかけては逆に、驚くほど能力も創意も示していません
どの時代の歴史を扱う場合でも、感情を交えず、偏見を持たないことは、歴史家にとってつねに不可能なことだと思う
私が最大の忠誠心を払うのは人類に対してであって、私の属する国家に対してでもなければ、この国家を支配している体制に対してでもありません
言葉、文明、文化というものは、寒冷の地とか、貧しいところとか、つまり環境の悪いところから起きている
現代の諸悪は人間自身が招いたものであり、したがって、人間自らが克服しなければならないものなのです
文明は一つの運動であり、状態ではなく、また航海であって、港ではない
宗教は、宇宙の構図を示すとともに、人間の行動に指針を与える
人間とは歴史に学ばない生き物である
偉大なる才能は、試練によっていっそう鋭く育まれる
あらゆる生物は本来、自己中心的であり、貪欲ですから、権力を握った人間は、その掌中にある人々の利益を犠牲にしても、なおその権力を己の利益のために乱用したいという強い誘惑にとらわれるものです