出口治明の名言格言160選

私はよく「『済んだことに愚痴を言う』『人を羨ましいと思う』『人に褒めてもらいたいと思う』、人生を無駄にしたいならこの3つをたくさんどうぞ」という言葉を口にして、自分を戒めるようにしています

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何が起こるか分からない世の中では、運と適応力のある者こそが勝つことになる

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人と同じことはせず、誰もやらないことをちゃんと考えて実行するには勉強が必要です。勉強する以外にありません

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遠い先にゴールを定め、そこに最短距離で辿りつきたいと思っても、たいていの場合うまくいきません。道の途中にはたくさんの選択肢が用意されていて、どちらを選ぶかによって、進む方向がどんどん変わっていくからです。昨日の自分だったらイエスを選んでいただろうに今日は何となく「ノー」と言ってしまった。たったそれだけのことで、辿り着くゴールはまったく違ったものになります。だから、もともと銀行員になりたかったはずが、気がついたら八百屋の店先で大根を売っていた、というようなことが人生ではしばしば起こるのです。また、よかれと思ってやったことがとんでもない不幸を招いたり、最悪の選択が思いもよらぬ幸運に結びついたりすることが、頻繁に起こるのも、人生がゴールの見えないイエス・ノーゲームだからです。そう思っていれば最初の想定と違う方向にいっても、とまどうことなくそのときどきで、最良の意思決定ができるようになります

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ついつい「他との差別化を図る」とかビジネス用語で考えてしまうのですが、そうではなくて、どうやったらお客様が喜んでくれるかが競争の根源だと思います

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何かをやり遂げたい強い思いを持ち続ける人は、迷っても失敗しても、何度でも立ち上がる強さがある。周りも手を差し伸べたくなり、思わぬ応援を得られたりもする

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私が考えていたのは、「保険料半額」「原価開示」「他社比較充実」など、従来の生命保険会社がやってこなかった商品の販売です。そのミッションを実現するためには、生命保険会社を親会社にしたり、業界経験者をパートナーにしたりすると、既存の枠組みを超えられなくなる恐れがある。だから「若くて優秀で、生命保険を知らない人を紹介してください」とお願いしました

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いわゆる報連相というのは部下に強いるものではなく、管理者自身のための言葉です。若い人に元気がなかったり、腹が立ったような顔をしたりしていたら、こっそり別室に呼ぶとか、昼食に誘うなどして、報告・連絡・相談をしやすい雰囲気をつくるのが上司の仕事でしょう

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私は美学のような非合理なものを、仕事に持ち込むのは大嫌いです

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ライフネット生命の採用試験では、難しいテーマを与えて字数無制限で論文を書いてもらっています。これは考える力を見たいからです

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ムール貝を知らず食べたことがない人は、ムール貝の料理は考えられない

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当社でいう「新卒」は30歳未満を意味します。人生の選択肢は、大学を出てすぐ、22歳で就職することだけではないはず。卒業後、大学院でさらに勉強したり、ボランティアやNPOで活動したり、世界を放浪したり。いろいろな人材に集まってもらうため、ライフネット生命では、採用の際にも会社説明会やOB面接は行っていません。ホームページで告知し、入社希望者には字数無制限の論文を提出してもらっています

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21世紀の私たちは、いわば「海図のない航海」に出ているのです。絶対的なモデルがないから、どうしたらいいかは自分の頭で考えるしかない

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日本もこれから労働の流動化が進み、世界基準での普通の社会になりつつあります。普通の社会では専門分野があった方がはるかに転職しやすい

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長所を伸ばし短所を直すことは、トレードオフの関係です。短所を直すと、長所も削られて丸くなる。つまり、同様なメンバーばかりになり、環境変化に対応できなくなるのです

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私が新入社員だったときには、上司に仕事を頼まれたら、「何のためにその仕事をやるのか」ということをまず確認していました。そのうえで、その目的を効率的に達成するにはどうすればいいかを考えて実行するのです。さらに、先輩たちはどういう方法でそれをやっていたかを聞いて、自分のやり方と比べてみるということを習慣にしていました。そうすれば、たとえ雑用のような仕事だって、頭のトレーニングになります

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いくら強い思いがあっても、それを言葉にしなければ伝わりません。また、言葉があっても、下手な話し方だと「共感」が得られず、メンバーがいつか面従腹背になってしまうかもしれない

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仕事(ワーク)は人生の3割、残りの7割(ライフ)の方がずっと大切で、それはパートナー、家族、友人だ

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若いうちは上司から指示された仕事をきちんとこなすことが大切ですが、それをどう達成するかは自分で考えるべきです

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技術の進歩はあっても、人間の脳は1万3千年前から進化していないのです。だからこそ、社会を知るという意味では、時の洗礼を受けて脈々と生き延びた古典を読むことが一番役に立ちます

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私のチーム作りのポリシーは、一人ひとりのメンバーをよく見て、どういう組み合わせをすれば強くなるかをよく考えることです。例えば、野球だって同じ。適材適所を考えることが、強いチームづくりのすべてです

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40代からの勉強では、リーダーとなることを意識しなければなりません。リーダーには強い思いが必要です。「志」といってもいい。世界のあり方をどのように理解し、そのうえで、何を変えたいと思うかが大切です

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ライフネット生命は2008年に営業を開始したばかりの若い会社ですが、社員の年代は様々です。4人の常勤役員も、30代、40代、50代、60代が各一人ずっとなっています。配属も年功序列ではなく、適材適所。十数人の部門の中で、部門長が一番若いというケースもあります。2012年は60歳を超えた社員を2人採用しましたが、上場企業で60代の正社員を新規採用しているところは少ないでしょう

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私は人の頭の良し悪しに大差はないと思っています。みんな「チョボチョボ」ですよ。もともとの頭の出来で言えば、そんなに賢い人もいなければ、そんなにアホな人もいません

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直感を鍛えるためには、勉強し続けるしかありません。人間は「人」と「本」と「旅」からしか学べないと思っています。多くの人に会い、たくさんの本を読み、様々な場所へ旅をする。人によって得手不得手があります。3つの中から、自分に合っているやり方を選んで、勉強すればいいと思います

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実はライフネット生命を設立する8年前頃にも、ネットで生命保険を販売するアイデアをかたちにしようと動いていたのですが、その時は時期尚早と判断し、断念しました。風がなければ、凧は揚げられませんからね

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人間は、好きなこと・得意なことをやっているときが一番幸せです。そして、社員にそうさせる方が企業にとっても得なのです

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以前、ふたつの銀行を統合した欧州の金融機関の経営トップがこう言っていました。「ひとつのポストにふたりの責任者がいたら、優劣を決めてどちらかひとりを選べばいいだけのこと。簡単な作業だ。選ばれなかった人間は残さず解雇して、労働市場に出してあげる。そうして、他社で活躍してもらう。この方が当社にとっても本人にとっても幸せだろう」。こうした考え方に学ぶ点は多いと思います

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古典を読んでわからなかったら、自分をアホと思え。新作を読んでわからなかったら、著者をアホと思え

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読書法について言えば、私が一番嫌いなのは速読です。速く読めて時間の有効活用だと思っている人がいるかもしれませんが、速読は時間のムダでしかありません。思考を追体験するというのは、より具体的に言えば「どうしてこう考えたのか?」という思考のプロセスを追っていくことです。丁寧に読むからこそ、思考のプロセスを理解することができるのです

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思ったことがすべて実現するわけではないけれども、思わないことは実現しないですね

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会社の都合に従う代わりに毎月給料が支払われる。それが会社員の仕事の基本です。上司から仕事を命じられたら、それがつまらない仕事に見えてもすべてやるのが当たり前です。ただし、どうせやるなら楽しくやった方がいい。自分の頭でやり方を考えるというのは、仕事の能力をあげるためのテクニックでもあるのです

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努力をすれば必ずその分報われるといった幻想を持ちすぎてはいけません。厳しい言葉かもしれませんが、それが事実であることは歴史が証明しています。いつの時代も人間の努力の99%は徒労に終わってきました。しかし、努力をやめなければ、人生には1%の可能性は常に用意されているのです

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責任者という立場は、ストレスがあって当たり前です。リーダーはストレス耐性が強くなければ務まりません。だから、ストレスを解消する方法をきちんと自分で見つけておくことも大事です

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1日は24時間と決まっているのですから、仕事も家事も完璧にやろうと思っても、それは無理に決まっています。それなのに、日本では妻が働いていようが、育児や家事は妻がやるべきだと思っている男性が少なくありません。でも、そんなことは不可能だということは、ちょっと考えればすぐにわかりそうなものです

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読書でとくにお勧めしたいのは、古典を読むことです。古典は長いあいだマーケットで評価されて残っている本です。長く評価され続けているのは、いいことが書いてあるから。僕はいつもいっていますが、いま売れているビジネス書を10冊読むなら、古典を1冊読むほうが役に立ちます

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数字を効果的に使えるようになるには、ただ数字を見るだけでなく、自分で検証する訓練をすることです

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仕事ができるというのは、人より多くの付加価値を生み出すことだと私は思います。そのためには、隣の席の人より長く働くのではなく、隣の席の人が思いつかないようなことを考えられるようにならなければいけません。「人と同じことは絶対にやらない」という気概がなければ、新しいビジネスの発想は絶対に生まれません

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我々は身の程を知り、「1人では何もできない」と謙虚になることが大切だ。リーダーになったとしても、それはたまたまそうなっただけだ。運に恵まれ、うまく適応できただけだ

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一般的に、夢は語れてもそれをしっかりとした経営計画に落し込める人は、あまり多くないようです。しょっちゅう経営計画が変わったり、方向性がブレたりするのは、最初の経営計画=「やりたいこと」の詰めがきちんとできていないからでしょう。経営計画は日々の仕事の土台となるものですから、ここがぐらぐらしているとメンバーは不安になり、仕事に全力投球できなくなります。ブレるリーダーの下では、メンバーが最大限のパフォーマンスを発揮できない。それゆえ成果も上がらないのです

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パートナーである岩瀬は私より30歳近く年下で、当時、生命保険業界を全く知らない若者でした。そんな異質な人との出会いは、新しいアイデアをどんどん生んでくれるのです。私にとって岩瀬は、新しい刺激を与えてくれる人であり、彼との日々のコミュニケーションが、やる気と生産性をいっきに高めてくれました

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年功序列主義で企業が健全に成長しているのであれば、実力成果主義を導入する必要などないでしょう。しかし、仮に年功序列型組織で成長していないのであれば、やはり見直すべきだと思います

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人間の脳が活性化する条件はふたつあります。ひとつは楽しいこと。もうひとつはビックリすることです。異質の文化が出会ったとき、お互いにビックリして脳が活性化します。ですから日本の大学はもっと積極的に留学生を受け入れる方がいい。隣の席で外国人留学生が必死で勉強していたら、日本の学生も刺激されて頑張るようになるでしょう

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行動するには心の底から納得する「腹落ち」が必要です。頭でわかった気になったくらいでは、行動にはつながらないのです

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書物を通じて過去に生きた先人の思考に触れるにつけ、人知を超えた大きな時代の力が働いていることを実感します。人は一人で生きていくことはできず、常に他人や時代といった社会との関係性の中で生かされているのです

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人は表向きは賛同して、裏では足を引っ張るようなことを平気でする。それが人間社会だ。だが共感してくれるメンバーを何人か得ることができれば、それでチームを引っ張っていける

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人は真っ当なことを、真っ当にやるべきです。それができないなら、できる世の中にすればいいんですよ

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厳しい競争に晒されている世界では、「ゼネラリストで人材を育成しよう」というような悠長なことを言っていられるはずがない

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名選手と名監督は違うから、やらせてみない限り名監督は育たない。岩瀬(大輔)がナンバー2で私を支えてくれ、安心できるまでに育ったから社長を譲ったのではない。育てるために譲ったのだ

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経営者にはビジョンが必要です。ライフネット生命は私の子供のようなものですから、日本人の平均年齢以上、最低でも100歳までは生き延びてほしい。そして、100年後には、必ず世界一の生命保険会社にする。これが、私の描くビジョンです。ちなみに、明治生命が日本で初めて保険会社をつくり、日本生命が1989年に世界1位になるまでがちょうど100年。そのファクトとロジックと数字から考えれば、私たちでも十分なれる。そう確信しています

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