孔子の名言格言41選

孔子(こうし)

職業:思想家、哲学者 誕生:紀元前552年または紀元前551年 死没:紀元前479年 出身:中国

儒家の始祖。氏は孔、諱は丘、字は仲尼(ちゅうじ)。孔子とは尊称である(子は先生という意味)。ヨーロッパではラテン語化された”Confucius”(孔夫子の音訳、夫子は先生への尊称)の名で知られている。読みの「こうし」は漢音、「くじ」は呉音。釈迦、キリスト、マホメットと並び四聖人に数えられる。その死後約四百年かけて弟子達が編纂したのが『論語』である。孔子は四聖人の一人で、釈迦、キリスト、孔子、マホメット、以上の四人の一人である。 有力な諸侯国が領域国家の形成へと向かい、人口の流動化と実力主義が横行して旧来の都市国家の氏族共同体を基礎とする身分制秩序が解体されつつあった周末、魯国に生まれ、周初への復古を理想として身分制秩序の再編と仁道政治を掲げた。孔子の弟子たちは孔子の思想を奉じて教団を作り、戦国時代、儒家となって諸子百家の一家をなした。孔子の死後約四百年かけて編纂した弟子たちの言語録は『論語』にまとめられた。

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孔子の名言格言

良薬は口に苦くして病に利あり忠言は耳に逆らいて行いに利あり
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず
好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ。
君子は人の美を成す。人の悪を成さず。小人は是れに反す。
十人が十人とも悪く言う奴、これは善人であろうはずがない。だからといって十人が十人ともよくいう奴、これも善人とは違う。真の善人とは、十人のうち五人がけなし、五人がほめる人物である。
徳は孤ならず必ず隣あり
止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい。
成功者は必ず、その人なりの哲学をもっているものだ。その哲学がしっかりしているからこそ、成功者の人生は揺るがないのだ。
最も賢い者と最も愚かなものだけが、決して変わることがない。
良心に照らして少しもやましいところがなければ、何を悩むことがあろうか。何を恐れることがあろうか。
学べばすなわち固ならず
これを知るはこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
その人を知らざれば、その友を見よ。
自分自身に対する誠実さと他人に対する優しさ、すべてはこの二つに包括される。
己達せんと欲して人を達せしむ。
富貴は浮雲のごとし
悪に報いるには正義をもってし、善に報いるには善をもってせよ。
父母には唯だ其の病をこれ憂えしめよ。
一を以て之を貫く
過ちて改めざるこれを過ちという
君子は平安でのびのびしているが、小人はいつでもくよくよしている。
衆これを悪むも必らず察し、衆これを好むも必ず察す。
三人行けば必ず我が師あり。その善なるものをえらび、之に従い、その不全なるものはこれを改む。
君子は義に喩り、小人は利に喩る。
子曰く、故きを温めて新しきを知る。以て師為る可し。
知らざるを知らずとなすこれ知るなり
二度と帰らぬものは過ぎ去った歳月である。二度と会うことができないのは死んでしまった親である。
物事を迅速にしたいと、望んではならない。小さな利点に目をとめてはならない。物事を早く行うことばかり望むと、十分になすことができない。小さな利点にとらわれると、大きな仕事が達成できない。
人間は逆境において人間の真価を試される。人生の達人は逆境を楽しみ、順境もまた楽しむのです。
何事も楽しんでやりなさい。楽しんでやることで、思わぬ力が発揮されるものなのだ。
徳ある人を見たら、その人に並ぶことをめざせ。徳なき人を見たら、我が身を振り返り、自省せよ。
高貴な人間は自分自身に、平俗な人間は他人に、要求を課する。
義を見てせざるは勇無きなり
位なきことを憂えず、立つ所以を患う。己れを知ること莫きを患えず、知らるべきことを為すを求む。
朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なり
巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)
三軍も帥を奪うべきなり。匹夫も志を奪うべからざるなり。
過ぎたるはなお及ばざるが如し
吾が道一以てこれを貫く。
人の本性はみなほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである。
学びて思わざればすなわち罔(くら)し、思いて学ばざればすなわち殆(あやう)し