田中角栄(たなかかくえい)
日本の政治家・実業家・建築士。衆議院議員(16期)、郵政大臣(第12代)、大蔵大臣(第67・68・69代)、通商産業大臣(第33代)、自由民主党総裁(第6代)、内閣総理大臣(第64・65代)等を歴任した。
田中角栄の名言格言
ダメだと言うなら、それよりいい案を出しなさい
初めに結論を言え。理由は、三つに限定しろ
小さくまとまっておって天下の政治ができますか
実るほど頭を垂れる稲穂かな、選挙に出る者はこれ一人だ
国の方向を示すのが政治家の役目だ。それが出来なければ役人以下だ
いやなことは、その日のうちに忘れろ。自分でどうにもならんのにクヨクヨするのは阿呆だ
生命と財産が守れないで、どこに一体政治があるのでしょうか
ガタガタガタガタと人を野次れる自由も他の世界にはあまりありませんよ
人と会うのが醍醐味になってこそ本物
私は小学校高等科の卒業である。しかし、いささか仕事のコツはしっている。われと思わん者は、遠慮なく大臣室へ来てくれ。上司の許可は要らない。何でも言ってくれ。できることはやる。できないことはやらない。すべての責任は、この田中角栄がとる
人間は木の股から生まれてくるのではない。人には歴史がある
法律を使うのは人間である。人間が使えないような法律は、法律ではない
勉強せよ、専門知識をもて、議員立法せよ
国会議員の発言は、国民大衆の血の叫びである
世の中で1番勉強してるのは誰だ、田中角栄である事を認識せよ
政治は数だ、数は力だ
人間、いつも始まりなんだ。これが終わりだと決めてくれるのは「運命」だけだ
人は実感したものを信用する
政治は結果責任
馬鹿も休み休み言え。総理が政治で動いてたまるか。そんな心配する前に、お前等はまず国家にとって人材となることを考えろ。政策の勉強をする方が先だろう
世の中は、白と黒ばかりでは無い。敵と味方ばかりでもない。その真ん中にグレーゾーン(中間地帯)があり、これが一番広い。そこを取り込めなくてどうする。天下というものは、このグレーゾーンを味方につけなれば、決して取れない。真理は常に中間にありだ。このことを知ることが大事だ
皆さん、政治というものは国民全体のものなんです
高いものは、いつか必ず下がる。人気だって波のようなもので返す波は低くとも、寄せる波は高い
後代の日本人から褒められるような新しい政治と取り組もうではありませんか
念仏を百万遍唱えても実行、実現しなければ意味が無い
いいかお前、日本で起きる全ての事はこの目白で決めるんだ
政治家もそうだが、人間は地が大事。そんなもの(知識の借り物)にウエイトを置きすぎると、かえって人生うまくいかない場合もある
私は役人は怖くねーが、あんたら地元の人が一番怖い
人間は自分より美男子でない、頭の悪いのが可愛いということです
約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。ヘビの生殺しはするな。借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ
困難な問題を解決するのは国民全体が考えて、三人寄れば文殊の知恵、1億も寄って日本の地価問題が解決できないはずはありません
好むと好まざるとに関わらず、たたなければならない時がある。総理という職責は、なりたいと思ってもなれない。なりたくないと思っていても、やらなければならない時があるんだよ
食って、寝て、嫌なことは忘れることが一番
政治とは自分たちがメシが食えない。子供を大学にやれない状態から抜け出すことを先決に考えねばならん。理想よりも現実だ。政治とは何か。生活である
私はかつて、人の悪口を言ったことがあるか!誰か一度でも人の悪口を言ったのを聞いたことがあるか!私は一度もない
大蔵省の役人というのは優秀です。正しいデータさえ入れればちゃんとした結論を出してくる
官僚には、もとより優秀な人材が多い。こちら(政治家)がうまく理解させられれば、相当の仕事をしてくれる。理解してもらうには、三つの要素がある。まず、こちらのほうに相手(官僚)を説得させるだけの能力があるか否か。次に、仕事の話にこちらの野心、私心というものがないか否か。もう一つは、彼ら(官僚)が納得するまで、徹底的な議論をやる勇気と努力、能力があるか否かだ。これが出来る政治家なら、官僚たちは理解し、ついてきてくれる
教員は一般公務員に比べて待遇をよくすべきだと思っている。子供というのは、本質的には小さな猛獣なんだ。小さいときからアメとムチでしっかりと訓練して、しつけなければだめだ。先生たちはそういう子供を、親の手の届かない学校で、親に代わって仕込んでくれるんだから、待遇をよくして当然なんだ
とにかく、人の悪口をいったり、自分が過去に犯した過ちを反省せずに、自分がすべて正しいとする考え方は、国のなかでも外でも通用しない。そういう考えの人には一人で山の中に住んでもらうことだよ
(官僚に、お金を渡す時に言ったとされる言葉)こんなことで影響をうけたりしないだろう? お前たちは日本最高のエリートだ。この程度で俺に配慮するはずないだろう? 俺も見返りなど要求はしない。俺の気持ちだ。受け取ってくれ
お前がこれから会う相手は、大半が善人だ。こういう連中が、一番つらい、切ない気持ちになるのは、他人から金を借りるときだ。それから、金を受け取る、もらうときだ
ブレジネフ書記長は下から叩き上げてきた人だ。叩き上げた人は統率力もあるし、包容力もあるし、周りを大事にする。…ものごとを知っている人は怖さを知ってるわけだから、無茶なことはしないものだ
いいですか、一軒の家でも財布が親父(おやじ)から息子に移ると、やり方も変わってくるんだよ
政治家になると思っていなかった。日曜日に釣りに行って、ああ川の流れがきれいだし、景色もまたいい。それで、ついそこに住まいを構えて魚屋になってしまった。そんな感じで政治家になってしまった
いくら財政再建を叫んでも、石頭ばっかり揃っていたのでは、いつまでたっても財政再建は出来ない
皆、僕のことを逆境に強いと言うが必ずしもそうでない。ただ逃げ出すことはしないということだ。じっとしていて、吹雪のときはしばし待つ。雪は人間を全部、運命論者に変える
決断力は、情報力によって支えられる。単なる直感だけでは、見通しを誤る。新聞代が月2、3千円というのは安い。あれだけの情報が詰まっているのだから、1万円でも安いものだ
最近の議員の資質はなかなかの優等生だが、独創性、エネルギー、統率力といったものが欠けている。内外の情勢は教授会のような議論は許さないんだが
世の中には他人様の噂話、伝聞をいつもポケットに入れ、それを放出することで一日の生活が回っているアホがいる。自分の言葉無いのは寂しいことである
どんな話でも、ポイントは結局ひとつだ。そこを見抜ければ、物事は3分あれば片付く