萩本欽一(はぎもときんいち)
日本のコメディアン、テレビ司会者。日本野球連盟に所属する野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」創立者で、初代監督を務めた。司会者などタレント業のほか、舞台などの演出家としても活動する。1970年代~1980年代に、「なんでそーなるの!」というギャグや、「欽ちゃん走り」と言われる独特の走り方など体を使った笑い、さらに素人および素人っぽさを残す才能を開花させたり番組でユニットを作り曲を出すなど現在のバラエティの基本となるものを開発。大衆からはもとより、芸能界でも先輩・後輩問わず「欽ちゃん」の愛称で呼ばれる。
萩本欽一の名言格言
ウソがバレるほど、でかいウソをつけ
「ツッコミ」は叱り上手に、「ボケ」は叱られ上手になることが大事
「つらいなぁ」というのは大きな運をつかむ予兆だと思う。そこを逃げずに踏ん張ることが大事なんだ
「得意なこと」と「やりたいこと」は一致しないんだよ。だから、まずは「得意なこと」を見つけなさい。それが成功すれば「やりたいこと」はできるようになってくるから
それはもう成功しちゃったからつまんない。もっとムチャなことやろう
天才と呼ばれていた人よりも才能がないと言われていた人のほうが成功している。だから、「才能がない」と言われてむしろうれしかった。「これで成功するための条件をひとつクリアしたぞ」ってね
笑いの生じる理由。意外性、誇張、飛躍、逆転の発想
人は誰しも同じ分だけ「運」を持ってるの。不運だけとか幸運だけの人生なんてあり得ない。不運の後には、必ず幸運がやってくる。だから嫌なことやつらいことがあったら、「ラッキー」って思わなきゃ。次は必ず運がまわってくるんだから
「がんばれよ」と、僕は言いたかった。でも、この言葉は全員の前で言う言葉ではない。たった一人のために言う言葉だと僕は思う
「笑い」は相手がいて初めて生まれるんだよ。相手を信用しないと笑えないよ
人生は幸せと不幸せが50対50なんだよ
「曖昧で、切れがよくて、できるだけ短いセンテンス」の言葉を、選んで使う
3年じゃ、所詮は人と同じ程度のものしか身につかない。本気で何かを成し遂げようと思ったら、5年は辛抱しなきゃ
フリは静かに、真っ直ぐに
音から入れば、間がいい
他のコメディアンの邪魔をしない
振り返ってみると、ぼくの人生って、自分の思いもよらないところに広がっていってるんだよねころを探したほうがいいね
僕が周りから「才能がない」と言われながらもコメディアンになるのを諦めなかったのは、自分に悪いと思ったから
運は正面から来ない。必ず後ろから来る
舞台を袖から見て覚える
絶対聞き返すな
悪いことがあったら落ち込んで泣いて受け入れろ。人生とはそういうもんだ
自分の欠点を突かれてニコニコしていられるってのはいいボケができるってこと
家庭のなかでも、温度のある言葉のやり取りをしてほしい
動作や台詞の止めの部分が、流れないように、ビシッときめる
コメディアンの才能がないってわかってたけど、ぼくが子どもの頃、借金取りに土下座して、泣いていた母親のことを思うと、途中でやめるわけにはいかなかった。お金持ちになって、家を建ててやりたいと思ったからね
幸せとは形じゃない。幸せとは気分だと思っている
20代の現実は厳しい。夢が遠くに見えて、だから、段々とつらくなる
お笑いに分厚い台本は要らない
互いに肝心なところは聞かないし言わない。だから傷つくことがない。そんな曖昧さがあればこそ、人は追い詰められずにすむのではないだろうか
自分のためだけじゃなくて、誰かのためにやっていると、途中で投げ出さないよね。自分のためだけだと、つらくなると、やめてしまうでしょ。でも、たとえば命の恩人やお世話になった人にお返しをしたいと思ったら、途中で投げ出せないよ
楽してウケようとするな
コメディアンのアドリブというのは、如何に、演技を遠回りさせるかということ
「フリ屋」が心がけることは、できるだけ曖昧な言葉を使って、「コナシ屋」をうろつかせること
「なりたい」じゃなくて「なる」という前提で人生を過ごしなさい
新しいことをすると必ず失敗する。それがいいんです
夢には一直線に向かうな。回り道が大事なんだ
「コナシ」を始めたら、「フリ屋」が止めない限り、自分から止めてはいけない
ダメな奴ほど、ダメじゃない
夢は、目標の先にある
人生は運動会でしょ。一番になる人は、一番辛い思いをした人なの。チャップリンさんの人生は、悲惨。僕のは、ただの苦労なの。その分だけ、追いつけないの
コントは、抽象的な思考や理詰めで考えるよりも、動きから入って行くのがいい
答えを探すというのが修行。教科書が無いから自分の教科書を作るんです
幸せに正解なんかあるはずがない。みんながそれぞれに、幸せのアドリブを演じていけばいい。そしてそれを互いに認め合えばいい
聞いちゃダメ。聞いて偉くなった人は誰もいない
笑いで一番最初に覚えるのは”逆”ってこと
人を笑わすというのは、まず、人を愉快にさせる、いい気分にさせること
台詞よりも、まず、動きを先行させる
僕、浅草で修行を始めたころ、「オマエは才能がない」と言われ続けていたの。でも、ぜんぜんめげなかったね。だって、チャップリンもエノケン(榎本健一)も、若いころは「才能がない」と言われていたらしいから
何でもハッキリ言うことばかりが良しとされる。それが心を追い詰めていく気がする
必然性がないと笑えない
人生も勝負事も一人勝ちって無いもんなのよ
心のこもった言葉を、たった一人の人に向かって言う。そこに思いやりや温かな空気が生まれる
歳をとると、家庭菜園とか盆栽とか、じっとみてる趣味が多くなるけど、それじゃ駄目。歳とるほど無謀なことをした方がいいんだ
笑いで一番難しいのを裏っていうんです