釈迦の名言格言74選

釈迦(しゃか)

職業:僧侶 誕生:紀元前5世紀前後 死没:不明 出身:北インド

仏教の開祖である。姓名はサンスクリット語の発音に基づいた表記ではガウタマ・シッダールタ、パーリ語の発音に基づいてゴータマ・シッダッタとも表記される。

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釈迦の名言格言

他の人たちが「安楽だ」と言うものを、聖者たちは「苦しみである」と言う。他の人たちが「苦しみだ」と言うものを、聖者たちは「安楽である」と言う。法は知りがたいものであると見よ。無知なる者たちは、ここで迷うのである

頭髪が白くなったからとて、尊敬できる長老ではない。ただのむなしい老いぼれである。真理あり、他者の害にならず、自ら清め、慈しみあって、そうしてはじめて、彼は心の垢を取り除いた賢者となり、年長者として尊敬される

その報いが、自分には来ないだろうと思い、善行を軽く見てはいけない。水一滴の滴りも、つもれば水瓶をあふれさせる。心ある人は、小さな善を積み重ねて、いつのまにか、福徳に満たされているのである

世界はどこも、とどまってはいない。すべての方角も揺れ動いている。私は、安住の地を求め探したが、どこにもなかった。すべて、死や苦しみにとりつかれている所ばかりだった。殺そうとしている人々を見よ。武器をとって打とうとしたことから恐怖が起こった。すべてのものは、燃えている。欲望と怒りと愚かさによって

生ある者はすべて苦を怖る。生ある者はすべて死を怖れる

自分よりも愛しいものはない。同様に他の人々にも、自己は愛しい。故に自己を愛するものは、他人を害してはならない

世に母を敬うことは楽しい。また父を敬うことは楽しい

汝の瞳を欺瞞の世界よりそらせ。しかして自己の感情に心をおくなかれ。彼らは嘘つきなり。汝自身の裡に個を絶やした汝自身の内部に永遠の人を探し求めよ

お前たちは自分たちを明かりとしなさい。人をよりどころにするな。仏法をよりどころにして、他を頼るな

因果関係によってつくりだされたすべてのものは無常である(諸行無常である)」と、智慧によって見るとき、人は苦しみを厭い離れる。これが人が清らかになるための道である

沈黙している者も非難され、多く語る者も非難され、少し語る者も非難される。つまり、世に非難されない者はいないのである。

恥ずべきことに無恥があり、なんでもなきことに恥じている人間は、他人の虚像の思想にかぶれている人間なり

他の作と不作を見るなかれ。己の作と不作のみを見よ

最大の名誉は決して倒れない事ではない。倒れるたびに起き上がる事である

正しい教えを知らないで百年生きるよりも正しい教えを聞いて一日生きる方がはるかにすぐれている

快楽より悲しみが起こり、快楽より怖れが起こる。快楽より解脱したる人間にとりては、もはや悲しみも怖れもなし

学ぶことの少ない人は牛のように老いる。彼の肉は増えるが彼の知恵は増えない

善をなすのを急ぎなさい。善をなすのにのろのろしていたら、心は悪を楽しむようになります。

過去を追うな。未来を願うな。過去はすでに捨てられた。未来はまだやって来ない。だから現在のことがらを、現在においてよく観察し、揺らぐことなくどうずることなく、よく見きわめて実践すべし。ただ今日なすべきことを熱心になせ。誰か明日の死のあることを知らん

母、または父が老いて朽ち衰えていくのを養わないで、自らは豊かに暮らす人、これは破滅の道である

地上の王座より輝かしく、昇天より美しく、世界の支配よりすばらしきもの、それは、解脱の最初の段階の持つところの法悦なり

戦場において百万人に勝つよりも、唯だ一つの自己に克つ者こそ、じつに最上の勝利者である

私が今まで受けた布施の中で、チュンダが精一杯に出してくれたご馳走ほど素晴らしいものはなかった

母と父とは、子らに対して多大のことをなし、育て、養い、この世を見せてくれた

戦いにおいて、一人が千人に打ち勝つこともある。しかし、自己に打ち勝つ者こそ、最も偉大な勝利者である

婦女の求めるところは、男性であり、心を向けるところは装飾品、化粧品であり、よりどころは子どもであり、執着するところは夫を独占することであり、究極の目標は支配権である

人は「私はこういう人間だ」と自分で考えるその通りのものになります。それと異なったものになることはない

まず、自分を正しく整えてから他人に指摘しなさい。そして、他人に指摘したことは、自分も実行しなければなりません。

みずから自己の灯火となれ、みずから自己の保護所となれ。他人に保護を求めるべからず。法を灯火とし、法を保護とし、他のものに依存すべからず

自己こそ自分の主である。他人がどうして(自分の)主であろうか?自己をよくととのえたならば、得難き主を得る

一切の形成されたものは苦しみであると明らかな智慧をもって見るときに、人は苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになる道である

おのれを抑えることと、多くしゃべらずにじっと考えることは、あらゆる束縛を断ち切るはじめである

目的が達成されるまで、人は努めなければならぬ。自分の立てた目的がそのとおりに実現されるのを見よ

自分で自分を、励ましてあげなさい。

あなたの瞳を欺瞞の世界よりそらしなさい。自分の感情を信頼するのをやめなさい。感情はうそつきです。あなた自身の中に、個を排したあなた自身の内側に、永遠の人を探し求めなさい

今日すべきことは明日に延ばさず確かにしていくことこそよい一日を生きる道である

飲み友達なるものがある。きみよ、きみよと呼びかけて、親友であると自称する。しかし、事が生じたときに味方となってくれる人こそ、友だちなのである

思慮のある人は、奮い立ち、努めはげみ自制・克己によって、激流も押し流す事が出来ない島を作りなさい。

道を行きて、己よりも勝れたる者、または、己に等しき人に逢わずんば、むしろ、独り行きて誤るな。愚かなる者の友となるなかれ

たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである

怨みは怨みによって鎮まらない。怨みを忘れて、はじめて怨みは鎮まる

愚かな人は、「私には息子がいる」「私には財産がある」などといってそれで思い悩むが、自分自身がそもそも自分のものではない。ましてや、息子が自分のものであろうか。財産が自分のものであろうか

雨期にはここに住まん、夏期にはかしこに居を定めん

多く説くからとて、その故に彼が賢者なのではない。こころおだやかに、怨むことなく、怖れることのない人、かれこそ<賢者>と呼ばれる

水が一滴ずつでも滴り落ちるならば、水瓶でも満たすことが出来るのである。

思いわずらうな。
なるようにしかならんから、
今をせつに生きよ。

以前には怠りなまけていた人でも、のちに怠りなまけることが無いなら、その人はこの世の中を照らす。……あたかも雲を離れた月のように

ところで、この世で食物や飲料を(多く)所有している人は、たとえ悪いことを行っていても、彼は(愚かな)人々から尊敬される

聖典の言葉をいくらたくさん語っていても、それを実践しなければ怠け者である。それは例えば、牛飼いが他人の牛を勘定しているようなものだ。そういう者は修行者とはいえない。

足りないものは、音をたてるが、満ち足りたものは静かである

子らは、すみかであり、妻は最上の友である

王よ、婦人といえども、ある人々は、実に男子よりも優れている。智慧があり、戒を保ち、姑を敬い、夫に忠実である。かの女の生んだ子(女の子)は、英雄となり、地上の主となる。かくの如き、良き妻の子は、国家をも教え導くのである

女に溺れ、酒にひたり、賭博に耽り、得るにしたがって、得たものを、その度に失う人がいる。これは破滅の門である

敵意によって敵意は施すにあらず、友愛によってのみ敵意は施す

わたしは愚かであると認められる者こそ、賢者である。逆に「自分は賢者である」と思っている者こそ、愚者と呼ぶにふさわしい

貪りと怒りと愚かさを捨て、諸々のしがらみを断ち、命が尽きるのを恐れず、犀(サイ)の角のように、ただひとり歩め

堅い岩が風に揺るがないように、賢い人はそしられてもほめられても心を動かさない

親の義務とは、子を悪から遠ざけ、善に入らしめ、技能を習学させ、適当な妻を迎え、適当な時期に相続させることである

世の中は泡沫のごとしと観よ。世の中は陽炎のごとしと観よ

悩める人々の間にありて悩みなく、いと愉しく生きん。悩める人々の間にありて、悩みなく暮らさん

壮大な岩が風にまったく揺るがないように賢者は、非難と称賛に動じない

苦悩を乗り越えるための聖なる道は8つの部分からできている。すなわち、正しいものの見方、正しい決意、正しい言葉、正しい行為、正しい生活、正しい努力、正しい思念、正しい瞑想である

仕えるに値する者にのみ仕えるがよい

旅に出て、もしも自分よりすぐれた者か、または自分にひとしい者にであわなかったら、むしろきっぱりと独りで行け。愚かな者を道連れにしてはならぬ。

もし、清らかな心で生きている人がいたとしたら幸福はその人の後に、かならずついていく事でしょう。

盛年をすぎた男がティンバル果のように盛り上がった乳房ある若い女を誘い入れて、かの女への嫉妬から夜も眠れない。これは破滅への門である

「わたしは愚かである」と認められる者こそ、賢者である。逆に「自分は賢者である」と思っている者こそ、愚者と呼ぶにふさわしい。

人間がほかの動物より上に立つゆえんは、われわれが冷酷に動物を苦しめ得るからにあらず、彼らを憐れむが故なり

人の価値とは、生まれや身分によるものではなく、清らかな行いによって決まる

他人の過失を見る必要はありません。他人のした事と、しなかった事を見るのではなく自分がした事と、しなかった事だけを見るようにしなさい。

一切は燃えている、煩悩の炎によって

生き物を自ら害すべからず。また他人をして殺さしめてはいけない。また、他の人々が殺害するのを容認してはならない

愚かな人は常に名誉と利益とに苦しむ。上席を得たい、権利を得たい、利益を得たいと、常にこの欲のために苦しむ

生まれを問うな、行為を問え。