マルキ・ド・サドの名言格言集

マルキ・ド・サド(Marquis de Sade)

職業:貴族、 誕生:1740年6月2日 死没: 1814年12月2日 出身:フランス王国

サドの作品は暴力的なポルノグラフィーを含み、道徳的に、宗教的に、そして法律的に制約を受けず、哲学者の究極の自由(あるいは放逸)と、個人の肉体的快楽を最も高く追求することを原則としている。サドは虐待と放蕩の廉で、パリの刑務所と精神病院に入れられた。バスティーユ牢獄に11年、コンシェルジュリーに1ヶ月、ビセートル病院(刑務所でもあった)に3年、要塞に2年、サン・ラザール監獄に1年、そしてシャラントン精神病院に13年入れられた。サドの作品のほとんどは獄中で書かれたものであり、しばらくは正当に評価されることがなかったが、現在その書籍は高い評価を受けている。サディズムという言葉は、彼の名に由来する。

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マルキ・ド・サドの名言格言

享楽の行為は私のみとめるところでは、他のあらゆる情熱を従属させる情熱である。しかしそれはまた、他のあらゆる情熱と同時に結合する

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絶えず美徳にかじりついている、こういった種類の淫売たちは、自分たちがだれからもちやほやされたことがないので、そのため、もっとも極端な淑女ぶりこそ、せめて他人に認めてもらえる唯一の美点になるだろうと、想像しているのだ

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この神という偶像の崇拝くらい、あらゆる幻影のうちで、最も醜悪で滑稽で危険で軽蔑すべきものはありません

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堕落は快楽の薬味。堕落がなければ快楽も瑞々しさを失ってしまう。そもそも限度を超さない快楽など、快楽のうちに入るだろうか?」

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悪徳こそわれわれ人間に固有のもの、つねに自然の第一法則なのであって、それにくらべればどんなりっぱな美徳だって利己主義的なものでしかなく、分析してみれば実は美徳 そのものが悪徳なのだということが。要するに、人間におけるいっさいは悪徳なのだ

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快楽とは苦痛を水で薄めたようなものである

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