出口治明の名言格言160選

出口治明(でぐちはるあき)

日本の実業家。ライフネット生命保険株式会社創業者。立命館アジア太平洋大学学長。三重県生まれ。

出口治明の名言格言

ライフネットに特有の強みはない、というのが結論でしょう

この名言いいね! 0
どんな仕事でも向き不向きがあるので、いまの仕事に合わないことが、その人の価値を決めるものではありません

この名言いいね! 1
情報を整理するということは、言葉にすること。自分が取り出しやすくするために言語化する

この名言いいね! 0
思い込みや常識を排し、数字、ファクト、ロジックによって、目標達成に必要な道筋を考え、仕事を組み立てていく。それが当社が必要としている人材であり、私にとって共に仕事がやりやすい相手でもあります。年齢や世代は関係ありません

この名言いいね! 0
「世界は毎日単純になっていく」私の大好きなデザイナー、ココ・シャネルの言葉に、こんなものがあったように思います。毎日一つのことを学べば、一つの謎が消える。だから、昨日よりも今日、今日よりも明日の方が世界はシンプルになっていく

この名言いいね! 0
人と違うアイデアを生み出すための肝になるのは、とにかく経験やインプットを蓄積することです

この名言いいね! 0
人間のモチベーションはいとも簡単に失われます。雨が降り出したら「もう歩きたくない」と弱ってしまう人間は必ず出てきます。そんな人を目ざとく見つけて「この雨はもうすぐ止むから大丈夫だよ」と声をかけるのがリーダー

この名言いいね! 1
英語力は前提です。世界の共通語は英語ですから、これはもう当たり前です。ただ、言葉は手段に過ぎません。大事なのは話す中身、コンテンツです

この名言いいね! 0
時間をかけて考え抜いたら良い意思決定ができるわけではない。それに多くの場合、意思決定にかけられる時間は限られる。短時間で意思決定を迫られ、結果を出さなければならないのが現実だ

この名言いいね! 0
「効率」という言葉を重視する人は、オーソドックスなやり方だと何だかムダが多いような気がするのか、正攻法に背を向け、ともすればわざと奇をてらったような手段を選びがちです。でも、多くの場合それは、「策士策に溺れる」結果に終わることになります。堂々と正攻法でことにあたる。私の経験からいって、結局はこれに勝る解決法はないのです

この名言いいね! 0
どんな会社でもステージによって見る数字が違います。ライフネット生命はまだ伸び盛りですから、新契約価値(ある期間に獲得した新契約から得られる将来利益の現在価値)しか見ていない。でも、私が日本生命の社長だったら新契約価値は見ないでしょう。業界内で自社のポジションを把握し、どういうステージにあるかを認識したうえで、経営にとって何が大事かを考えることが重要です

この名言いいね! 0
自分の仕事のスタイルが完成するぐらいの年代であれば、キャリアアップを前提にした仕事選びをすることもあり得ますが、若いビジネスマンはあまり好き嫌いを言わず、目の前のことに一生懸命取り組めばいいと思います

この名言いいね! 0
好きなことをやりたいが、周囲に心配をかけたくない。安定した仕事は捨てたくないがやりがいを求めたい。そうしたすべての要望を同時に満たす方法は、残念ながらこの世にはありません。この世のすべてはトレードオフなのですから、何かをとれば何かをあきらめざるを得ないのです。そして、それを十全に理解した人から順番に次の行動に移れるようになるのだと思います

この名言いいね! 0
世界を知る勉強をして知識を蓄え、自分の頭で考え抜き、やりたいことのイメージを固める。そして行動。これができないのは赤ちゃんと同じ状態ということです

この名言いいね! 0
昔の石垣は、かたちがバラバラの石を組み合わせてつくられていますが、今でもとても頑丈です。組織を構成する人間も石と同様。一人ひとりの、三角や四角の出っ張りをしっかり見極め、社会と経済の環境変化に合わせながら、組み合わせていく。隙間ができれば、リーダーが接着剤となって埋めていけばいいのです

この名言いいね! 0
ビジネスマンに成り立ての頃、ある先輩に「管理職になったら、部下の言うことを良く聞くこと」と教わりました。「賛成か反対か、部下の意見をちゃんと聞けと言うことですね」と聞くと、「そうではない」と言いました。「賛否のような結論は、話を聞かなくても数秒でわかる。大事なのはなぜ反対なのか、なぜ賛成なのか。部下の考え方のパターンを知らないと、その部下を上手に使えないだろう」と言うわけです

この名言いいね! 1
我々は過去の体験しか未来に生かすことができないのです。過去に学んでいたからこそ、すぐに行動することができるのです

この名言いいね! 0
ある会社の大経営者は、「ストレス解消のために宇宙の本を読む」とおっしゃっていました。138億年の物語を読んでいると、自分が直面している問題などたいしたことはないと、気持ちを切り替えられるのだそうです

この名言いいね! 0
若い人がもっと勉強するようにならなければ、日本が競争力を高め、より豊かな国になることは望めません。私たち企業人も含めて社会全体で大学教育の在り方をもう一度よく考えるべきですし、大学学側もグローバルな競争を見据えて改革に取り組んでいただきたい

この名言いいね! 0
1990年代に米シティコープのリーダーだったジョン・リード氏は、経営者の資質があると思った若者をまずシティグループの子会社の社長に抜擢した。そしてナンバー1として孤独に耐え、きちんと1人で物事を決めることができるかどうかを見極め、初めてグループの幹部候補にした。日本の大企業や金融機関にもたくさん関連会社がある。選手として優秀な人間に関連会社の社長をさせ、素質があるかどうかテストしてみてはどうか

この名言いいね! 0
読書は丁寧に思考のプロセスを追っていくことでこそ、様々な著者の思考パターンを学ぶことができます。とくに役立つのが、賢人の思考パターンを理解すること。だから、古典を丁寧に読むことが大切なのです

この名言いいね! 0
単純に「どんな人が一緒に仕事しやすいか」という意味なら、私の場合、ひとつは「明るく元気な人」です。職場で一緒に仕事するのに、いつも笑顔で、元気で楽しい人なら、こちらも元気をもらえます。もうひとつ条件を挙げるなら、「思い込みや常識に縛られず、自分の頭で考えられる人」です

この名言いいね! 1
岩瀬と3カ月ほどひざを突き合わせて考え続け、言葉として書き起こしたのが、当社のマニフェストです。これさえあれば、メンバーは道に迷うことなく、ミッションに向かって突き進むことができます。もしも迷った時は、マニフェストの言葉を読み返せばいいのです

この名言いいね! 0
歴史に問題解決のひとつのヒントを求めるのは、有効な手段です。古今東西の歴史を調べると、先が見えない状態で正しい意思決定を行ったり、未曾有の危機に直面しながらそれを乗り越えたりといった例が、いくつも見つかります。そういう先人の足跡を学び、参考にするというのは、きわめて合理的だといえます

この名言いいね! 0
時間をつくるには、まず捨てられるものは捨てる。私はテレビとゴルフを捨てました。これだけでずいぶん時間ができます。そして、やりたいことを習慣にすることです。忙しいからといって、風呂に入らない人はいないでしょう。読書や新聞を読むことも、風呂や歯磨きと同じ習慣にしてしまえばいい。強い意志をもって歯磨きを継続している、という人はいないでしょう

この名言いいね! 0
「世の中には、決める人と、それ以外の人しかいない」。私が30歳の頃、家業を継いだ友人から聞いた話です。確かに、大企業の取締役であっても迷ったら社長にお伺いを立てることができる。しかし、大小問わず会社のトップは、すべてを自分が決めなければなりません

この名言いいね! 0
つまらない仕事なんてない。自分にその意味と目的が腑に落ちて仕事をすれば、絶対に楽しい

この名言いいね! 0
仕事だけをしていても、これからの時代に必要な「考える力」は養われません。空いた時間で自分に投資することこそ、仕事のスピードを高める一番の目的なのです

この名言いいね! 0
直感が一番大事です。そもそも人間の脳は1万3000年、進歩していないといわれていて、脳が意識できる部分は1~2割。それ以外が無意識です。そして、これまで自分がインプットしてきたすべてのことを、意識と無意識を含めて総合判断してくれるのが直感ですから、自分の直感を信じないということは、自分を信じていないことになります

この名言いいね! 0
極端な言い方をすれば、迷ったらコインを放り投げてその表裏で判断をしてもかまわないのです。そんな決め方であっても、何もしないでぐずぐずしているより、物事は間違いなくよい方向に進むはずです。そうやって仕事や意思決定のスピードを上げていくと、単位時間内にできる事が増えていきます。つまり生産性が上がるのです

この名言いいね! 0
ビジネスは、「数字」「ファクト」「ロジック」がずべてだと考えています。会社というのは合理的な経営体で、長期の経営計画や決まった年間の予算がある。こうした取り決めに対して、どうやった方が効果的かということでしか意見の対立は生じないわけです。「数字」と「ファクト」を出し合って、どちらの「ロジック」が正しいかを考えれば、結論なんてすぐ出ます

この名言いいね! 0
日本の所得分布をみると、子育てを終えた世代よりも、これから子育てをしようとする若い世代の方がずっと貧しい。これが少子化の原因だと思います。こういったデータがあるから、子育て世代の生命保険を半額にして、安心して赤ちゃんを産んでもらおうということを、会社をつくるうえで旗印にしました。思いや願いの背景に数字があるわけです

この名言いいね! 0
我が国の関連会社の人事では大抵親会社のトップ争いに敗れた人が一番大きい関連会社に行き、70歳ぐらいまで社長をやる。専務で敗れた人が次のクラスの関連会社の社長になり、常務で敗れた人はそのまた下のクラスの関連会社の社長になる。こんな無駄なポストの使い方はない。外に出て自分の力で修羅場を乗り越えた者を引き上げるべきだ

この名言いいね! 0
データの裏付けのないものは、勝手な思い込みに過ぎない。そういうものをベースにしても長続きしないでしょう

この名言いいね! 0
明確にやりたいコトがある学生はなかなかいない

この名言いいね! 0
ライフネット生命は、生まれて間もないベンチャー企業。人もお金も足りません。同じ保険業界には歴史ある大企業がいくつもあり、新興企業がそれと同じことをやっていては、絶対に勝てません。生き残っていくためには「いかに人と違うことを考えるか」がすべてです

この名言いいね! 0
リーダーに強い思いがあり、チームが共感でつながれば、あとはビジネスという旅に出るだけ。しかし、いざ旅に出ると、雨や嵐に遭遇することもあるでしょう。すると、メンバーがやる気をなくしたり、動揺したりします。そうなった時は、しっかりコミュニケーションを取り、落伍者を出さないように配盧・行動すればいい

この名言いいね! 0
経営者の仕事は大きく2つ。メンバーが毎朝、会社に行きたくなるような楽しい組織をつくる。楽しければ必ずいいアイデアが生まれますから。これが9割。そして、残りの1割は、メンバーがわからないことをはっきり決めてあげる。これだけですよ

この名言いいね! 0
私は、目の前の課題がたとえどんなに大きくとも、いきなり横に跳んだり裏に回ったりはせず、まずは真正面に立って、「この壁をどうしたら乗り越えられるのだろう」と考えることが大切だと思っています。よく考えて、「手間はかかるかもしれないが、こうすれば解決できそうだ」という方法が見つかったら、迷わずそれを選べばいい。なぜなら、ほとんどの場合、それこそが正解だからです

この名言いいね! 0
私はよく「時間は有限である」と言っています。時間が無限にあると考えるから、仕事をダラダラとしてしまうのです

この名言いいね! 0
既存の生保では、販売員の組織を維持することがすべてに優先するようになり、普通の商品がつくれなくなってしまいました。恋人や両親に安心して勧められるようなわかりやすい商品をゼロからつくりたい

この名言いいね! 0
賢い人や強い人が生き残るのではない。ダーウィニストが言うように、状況の変化にいち早く適応した者だけが生き残るのだと痛感する

この名言いいね! 0
多くの日本企業では、若手・中堅がベテランを上手に活用することさえ現実できていない状況です。それなのに、外国人従業員を連れてきてダイバーシティ(多様性)を推進するといっても、本当にできるのでしょうか。従来の雇用形態を維持したままで、海外の人材を増やせば、グローバル化が図れるというのは考えが甘いでしょう

この名言いいね! 0
いくら自分の抱えている問題を解決してくれるような言葉を本の中に見つけ、気持ちがすっきりしたとしても、そこで終わりでは何も変わりません。大事なのは行動に移すこと

この名言いいね! 0
思うままにならない人生だからこそ、「風が吹いたときに凧を上げる」そのための準備はしておくべき

この名言いいね! 0
歴史を知らずとも、じっくり考えることで同じ答えに至ることはあるでしょう。でも、考えている間に時間は刻々と過ぎ、手遅れになってしまうかもしれないのです

この名言いいね! 0
様々な世界で経験を積み、常識に囚われず自らの頭で考えられることこそが、これからのあらゆる仕事に必要とされるパーソナリティです

この名言いいね! 0
我々のようなベンチャーは、大手と同じような考え方をする人を採用しても成長するわけがありません

この名言いいね! 0
出世し、人の上に立って支配することが目的のような人物をリーダーにすべきではない。何かを成し遂げたい強い思いがある人をリーダーにすべきだ

この名言いいね! 0
「仕事が人生の全てだ」と考えると、自分の個人的な趣味嗜好や価値観、好き嫌いなど、仕事に本来関係ないはずの思考を、仕事に持ち込もうとするようになります。つまり、悪い意味での公私混同が始まるのです

この名言いいね! 0