坂村真民（さかむら しんみん）
職業：仏教詩人 誕生：1909年1月6日 死没：2006年12月11日 出身：熊本県荒尾市
一遍の生き方に共感し、癒しの詩人と言われる。愛媛県砥部町に「たんぽぽ堂」と称する居を構え、毎朝1時に起床し、近くの重信川で未明の中祈りをささげるのが日課であった。詩は解りやすい物が多く、小学生から財界人にまで愛された。特に「念ずれば花ひらく」は多くの人に共感を呼び、その詩碑は全国、さらに外国にまで建てられている。森信三が早くからその才覚を見抜き後世まで残る逸材と評した。
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坂村真民の名言格言
人間いつかは終わりがくる。前進しながら終わるのだこの名言いいね！ 
54
54冬がきたら うすら陽ざしのなかに咲く冬花のつつましさをじっと見つめてゆこう 冬花の持つ香気と清純さとをわが体のなかに浸透させようこの名言いいね！ 19
19鈍刀をいくら磨いても無駄なことだというが、何もそんなことばに耳を借す必要はない。せっせと磨くのだ。刀は光らないかもしれないが、磨く本人が変わってくる。つまり刀がすまぬすまぬと言いながら、磨く本人を光るものにしてくれるのだこの名言いいね！ 70
70二度とない人生だから まず一番身近な者たちに できるだけのことをしよう 貧しいけれど こころ豊かに接してゆこうこの名言いいね！ 60
60今を生きて咲き 今を生きて散る花たち 今を忘れて生き 今を忘れて過ごす人間たち ああ花に恥ずかしい 心いたむ日々この名言いいね！ 33
33幸せは、時には不幸という帽子をかぶってやってくるこの名言いいね！ 32
32二度とない人生だから 一匹のこおろぎでも ふみころさないようこ こころしてゆこう どんなにかよろこぶことだろうこの名言いいね！ 24
24一難去ってまた一難。でも思えば、この難によって、念が鍛えられ、念の花が咲き、念の実が熟するのだこの名言いいね！ 27
27道は数限りなくあれど、わが辿る道はただ一つのみ。花は数限りなくあれど、わが願う花はただ一つのみ。わが道をいかしたまえ、わが花を咲かしたまえこの名言いいね！ 18
18道のべに花咲けど見ず、梢に鳥鳴けど聞かず。せかせかとして過ぎゆく人のいかに多きことぞこの名言いいね！ 16
16闇深ければ 光もまた強しこの名言いいね！ 31
31自分が光るまで 光を吸飲しようこの名言いいね！ 16
16つきつめてものを思えばみなかなし されどこのかなしさのなかにこそ花も咲くなれ 匂うなれ 人の心も通うなれこの名言いいね！ 15
15二度とない人生だから 一ぺんでも多く便りをしよう 返事は必ず書くことにしようこの名言いいね！ 18
18川の流れにも風の音にも告げ結う声のあることを知ろうともせず、金に名誉に地位に狂奔し終わる人のいかに多きことぞこの名言いいね！ 6
6本を何百巻読んでも、本ものにはなれない。本は頭を肥やすが、足は少しも肥やしはしない。足からきた悟りが、本ものであるこの名言いいね！ 22
22いのちいっぱい生きるのだ 念じ念じて生きるのだ 一度しかない人生を 何か世のため人のため 自分にできることをして この身を捧げ生きるのだこの名言いいね！ 20
20生も一度きり、死も一度きり、一度きりの人生だから、一年草のように、独自の花を咲かせようこの名言いいね！ 27
27長く生きていることは無駄ではなかったとしみじみ思う年になった 見えなかったものや聞こえなかったものが 見えだし聞こえだしたのもありがたい喜びの一つだが 一番大きな喜びは色々の悲しみを知ったことだったこの名言いいね！ 27
27花には散ったあとの悲しみはない ただ一途に咲いた悦びだけが残るのだこの名言いいね！ 30
30本気になると世界が変わってくる。自分が変わってくる。変わってこなかったら、まだ本気になっていない証拠だ。本気な恋、本気な仕事。ああ、人間一度はこいつをつかまないことにはこの名言いいね！ 38
38いつも心は燃えていよう、消えてしまっては駄目。いつも瞳は澄んでいよう、濁ってしまっては駄目この名言いいね！ 13
13生きているものはみな美しい 妙な顔をした虎魚（おこぜ）でも実に愛嬌（あいきょう）がある 一体この美しさはどこからくるのだろう やはり懸命に生きるという命から発する美しさだ それにくらべてこの美しさを持たない人間が急に増えてきたこの名言いいね！ 13
13夜が明けるということは、なんとありがたいことだろう。光が射してくるということは、なんとうれしいことだろうこの名言いいね！ 17
17二度とない人生だから 一輪の花にも 無限の愛をそそいでゆこう 一羽の鳥の声にも 無心の耳をかたむけてゆこうこの名言いいね！ 21
21雑魚は雑魚なりに、大海を泳ぎ。我は我なりに、大地を歩くこの名言いいね！ 16
16最高の人というのは、この世の生を、精いっぱい、力いっぱい、命いっぱい、生きた人この名言いいね！ 27
27あせるな いそぐな ぐらぐらするな 馬鹿にされようと 笑われようと じぶんの道を まっすぐゆこう 時間をかけて みがいてゆこうこの名言いいね！ 46
46死のうと思う日はないが、生きてゆく力がなくなることがある。そんな時お寺を訪ね、私ひとり、仏陀の前に座ってくる。力わき明日を思う心が出てくるまで座ってくるこの名言いいね！ 22
22二度とない人生だから つゆくさのつゆにも めぐりあいのふしぎを思い 足をとどめてみつめてゆこうこの名言いいね！ 15
15流れてさえおれば、水は必ず海に達する。それと同じように、努力さえしておれば、所思は必ず遂げられるこの名言いいね！ 18
18光る 光る すべては光る 光らないものは ひとつとしてない みずから光らないものは 他から光を受けて光るこの名言いいね！ 15
15二度とない人生だから 戦争のない世の実現に努力し そういう詩を一篇でも多く作ってゆこう わたしが死んだら あとをついでくれる若い人たちのために この大願を書きつづけてゆこうこの名言いいね！ 14
14尊いのは、頭ではなく、手ではなく、足の裏である。一生人に知られず、一生きたない処と接し、黙々として、その務めを果たしてゆく。しんみんよ、足の裏的な仕事をし、足の裏的な人間になれ。頭から光が出る。まだまだだめ。額から光が出る。まだまだいかん。足の裏から光が出る。そのような方こそ、本当に偉い人であるこの名言いいね！ 48
48美しいものは美しい心でながめ、優しいものは優しい心で接し、その日その日を送っていこう。過ぎてゆく月日を宝のように大事にして、一度きりの人生を全うしようこの名言いいね！ 26
26日々の生活を人間らしく生きてゆくのも立派な修行である。そしてそれらはすべて喜びを持って行ってゆかねばならない。喜びなくして行うものは、どんな難行を果しても、よい実を結ぶことはできないこの名言いいね！ 12
12人間バタバタしてすごしていると 何の声もきこえなくなる 風の声 石の声 木の声 川の声 大地の声 地球の声 星々の声 みんな声を出して呼びかけているのに 何の声も耳に届かず ただカサカサと生きている そういう寂しさ虚しさを ふと感じませんかこの名言いいね！ 15
15元気のいい時にできるだけ多く言葉をかけておこう 石たちに 草木たちに 鳥たちに 愛する人たちにこの名言いいね！ 18
18おのれが尊いのではない。おのれをおのれたらしめるものが、おのれのなかにあるから尊いのである。だからこのおのれたらしめるものを見出さなくてはならぬ。自覚しなくてはならぬ。そのことなくしては、人は人としてのねうちがあるとは言えないこの名言いいね！ 8
8天才には、そう誰にでもなれないが、本物には努力次第でなれるこの名言いいね！ 24
24少食であれ！これは健康のもと。少欲であれ！これは幸福のもと。この二つのものをしっかりと身につけよう。この世を悔いなく終わるため。この世を楽しく生きるためこの名言いいね！ 20
20二度とない人生だから のぼる日 しずむ日 まるい月 かけてゆく月 四季それぞれの星星の光にふれて わがこころをあらいきよめてゆこうこの名言いいね！ 10
10あとから来る者のために 田畑を耕し 種を用意しておくのだ 山を 川を 海を きれいにしておくのだ ああ あとから来る者のために苦労をし我慢をし みなそれぞれの力を傾けるのだ あとからあとから続いてくるあの可愛い者たちのために みなそれぞれ自分にできるなにかをしてゆくのだこの名言いいね！ 27
27川はいつも流れていなくてはならぬ。頭はいつも冷えていなくてはならぬ。目はいつも澄んでいなくてはならぬ。心はいつも燃えていなくてはならぬこの名言いいね！ 15
15だまされてよくなり、悪くなってしまっては駄目。いじめられてよくなり、いじけてしまっては駄目。ふまれておきあがり、倒れてしまっては駄目この名言いいね！ 10
10大切なのは、かつてでもなく、これからでもない。ひと呼吸ひと呼吸の今であるこの名言いいね！ 19
19我々の不幸は、待たなくてもやってくる。だが我々の幸福は、待つだけでは来ないこの名言いいね！ 12
12よい本を読め よい本によって己れを作れ 心に美しい火を燃やし 人生は尊かったと叫ばしめよこの名言いいね！ 12
12念ずれば花ひらく 苦しいとき母がいつも口にしていたこの言葉を わたしもいつのころからかとなえるようになった そうしてそのたびわたしの花が ふしぎとひとつひとつひらいていったこの名言いいね！ 21
21二度とないこの人生をいかに生きいかに死するか、耳をかたむけることもなくうかうかとして、老いたる人のいかに多きことぞこの名言いいね！ 6
6真（しん）の民（たみ）とは 一滴の水が流れて流れて海に注ぐまで 病に苦しむ人を慰め 正しく生きようとする人を励まし 天の力を借りてその病を癒し その心を強くし 天国に送り届ける一人の旅人のこと これはわたしの最後の願い これはわたしの一生の祈り ああそれも終わりに近いこの名言いいね！ 6
6すべての人が幸せを求めている。しかし幸せというものはそうやすやすとやってくるものではない。時には不幸という帽子をかぶってやってくる。だからみんな逃げてしまうが、実はそれが幸せの正体だったりするのだこの名言いいね！ 13
13万巻の書を読んでもその姿勢が正しくなかったら何の価値もない 大切なのは人間を見る眼の人間に対する姿勢の 正しさにある 真実さにある 純粋さにあるこの名言いいね！ 6
6人生とは真実一路の道を行く出会いのたびである またたく星よ わたしの旅路を守らせたまえこの名言いいね！ 7
7生きることの むずかしさ 生きることの ありがたさ 生きることの うつくしさ まかせきって 生きることのよろこびに 燃えようこの名言いいね！ 7
7美しい花より よい香りを持つ花がいい 美しい人より よい性質の人がいいこの名言いいね！ 14
14花は一瞬にして咲くのではない。大地から芽から出て葉をつくり、葉を繁らせ、成長して、つぼみをつくり花を咲かせ、実をつくっていく。花は一瞬にして咲くのではない。花は一筋に咲くのだこの名言いいね！ 16
16よわねをはくな くよくよするな なきごというな うしろをむくな ひとつのねがい ひとつをしとげ はなをさかせよ よいみをむすべ すずめはすずめ やなぎはやなぎ まつにまつのは ばらにばらのかこの名言いいね！ 15
15咲くも無心 散るも無心 花は嘆かず 今を生きるこの名言いいね！ 34
34花は一瞬にして咲かない。大木も一瞬にして大きくはならない。一日一夜の積み重ねの上にその栄光を示すのであるこの名言いいね！ 15
15青木が美しいのは自分の力で立っているからだこの名言いいね！ 9
9一番恐ろしいのは、自己との妥協だこの名言いいね！ 7
7決して妥協するな 妥協したらもうおしまい 一番恐ろしいのは 自己との妥協だ つねに鞭うち つねに叱し つねに前進せよこの名言いいね！ 7
7木が美しいのは、自分の力で立っているからだこの名言いいね！ 6
6クヨクヨするな フラフラするな グラグラするな ボヤボヤするな ペコペコするなこの名言いいね！ 24
24サラリと流れてゆかん 川のごとく サラリと忘れてゆかん 風のごとく サラリと生きてゆかん 雲のごとくこの名言いいね！ 12
12漫然と生きているのが、一番いけない。人間何か希望を持たねばならぬ。希望は小さくてもよい。自分独自のものであれば、必ずいつか、それが光ってくる。そして、その人を助けるのだこの名言いいね！ 14
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