塩田剛三の名言格言30選

塩田剛三(しおだ ごうぞう)

職業:武道家(合気道) 誕生:1915年9月9日 死没:1994年7月17日 出身:東京府四谷区(現・東京都新宿区四谷)

本名・塩田剛(しおだ たけし)。身長154cm、体重46kgと小柄な体格ながら「不世出の達人」と評され、「現代に生きる達人」「生ける伝説」とも謳われた。1955年7月、ライフ・エクステンション(長寿会)主催の「日本総合古武道大会」において演武を披露し、同大会最優秀賞を受賞。翌 1956年、田中清玄秘書時代に培った財産や政財界の人脈の後押しを受け、会派養神館合気道を立ち上げ合気道養神会を結成、道場を新宿区筑土八幡に設立した。

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塩田剛三の名言格言

歩けばそれ即すなわち武

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齢をとったら筋肉は衰える。すると、上げたりひっぱたりというのは出来なくなる。結局そういう生の力というのは、いくら造っても限界がある。だから、永遠の力というのは、植芝先生が言うには「呼吸力だ」と。つまり、自然の理に適っているということ

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絶えざる稽古と研究の中で、自分の吸う息、吐く息、止める息の強弱、長短と、すみやかな重心の移動とがバランスがとれ、自分の体がリズムに乗るかを体得することです

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(重要なポイントというのは) 膝ですね。膝の柔軟性

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なぜ、人間は壁を作ることが多いと思うか。怖いからだ

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己を“無”にして、相手と一体となる

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いつまでも稽古相手を痛がらせて喜んでいるようでは、永遠に合気道の高みに到達することはできません

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命令をしてはいかん 威張ってはいかん しかし、妥協してはいかん 調和すればいいんだ

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合気道の心とはなんだ。『和』だ。『対すれば相和す』だ

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基本はあくまでも原則であって、その人の体質に合った体勢と言うのが一番強い。それは誰に教わるものでもなく、自分でみつけにゃいかん

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集中力を生み出すコツは、足の親指にあります。これを鍛えてグッと床にかませます。すると腰にビーンと力が入って強くなる。このビーンとくる感覚がわかるようにならないといけません。この力に、今度は膝のバネで加速をつけます

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敵対心を無くし、自分と相手の間で生じることを全て気と捉え、相手と自分の気を合わせる。こうなれば相手は抵抗力を自然と失い、協力状態となる

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養神館には道場訓なるものは一つもありません。私は合気道は規則でしばるものではなく、その人の心の持ち方が一番大切 だと思うからです

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祖元禅師の言葉に『行住坐臥一切の時勢これ最善の道場』というのがあります。この言葉を私は座右の銘として拳々服膺 し、常に忘れぬよう心掛けているつもりです

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心の問題とは、即ち無になれということです

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勝つとか負けるとかは、実にくだらないことです

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気持ちよく降参してもらう

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今の人間は金がなければなんにもできないというふうな考えが多いです。金がなかったら何一つできないじゃないかという。それを私は矛盾じゃないかと思うんです。自分が一生懸命やらないでは金は入らない

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あの人の技は早い、あの人は遅いというのは、ひとつの形態を見ているだけであって、自分においては、早いとか遅いとかの観念はなくならにゃいかん

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師であり弟子であり、弟子であり師であるという常に真の謙虚さ、これを持って接しないと、人の心も体もよく理解することが出来ないと思います

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武道は一生であり一瞬である

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皆さん、この技はどうしよう、あの技はどうしようと考えているが、大切なのは、技はいっぱいあるけれども、その根本に流れているものをつかまえるということ。つまり、重心の速やかな移動や、手・足・腰の一致といったことに帰着する。根本は四方投げなんですよ。植芝先生が言うには、四方に投げる。これが合気道の根本なんです。だから、四方投げ一本が充分に出来ればもういいんだとおっしゃっていた

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真正面からぶつかるのでなく、相手が戦意喪失できるように、気持ちを『外す』

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合気道で一番強い技、それは自分を殺しに来た者と友人となること

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起床時間はピッタリ午前五時。その後、愛犬の“龍”を連れて石神井公園まで散歩・・・朝食の後は家の掃除ですが、これも ピッタリ八時から始まります。原則として九時には帰宅。遅くとも十時には就寝。こうした生活を何十年も続けていました。こんな生活をしているおかげで、ワシは病気一つせん。この歳になっても身体にガタがこないのは規則正しい生活をしているためだ

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合気道は和の武道と言われますが、その解釈は簡単だと思うんですよ。人と相対したときに、相手の敵愾心をなくすような自分の人柄と実力を持っていると、これがひとつの和になるんです。決して妥協じゃない。和というのは、ちゃんとひとつ自分に強いものがあって、そして相手を味方にする。協力者にしてしまう。これが“対すれば相和す”です。それには、よっぽど徳を積まんと出来ない。結局ね、根本は自分の中心力なんです

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ある一つの技をかける場合を考えてみますと、技をかける前に息を吸い、技をかける時は息を止め、かけ終って息を吐く というのが典型的パターンでしょう。真に力を一点に集中しようとすれば、息を止めて、それだけの動作に絞るわけです。しかし、息を止める時間が長いと、その間体内の酸素の欠乏度が高まり、これが疲労に通じるわけです。息を止める時間は短ければ短いほどいいので、合気道の技は一瞬にして決める、というのも、そこにあるわけです

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人が人を倒すための武術が必要な時代は終わった。そういう人間は自分が最後でいい

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中心力を養うためにはどんな訓練をしたらいいのでしょうか。養神館では構えの稽古を重視していますが、これが実は中心力の訓練になっているのです。構えでは、両手・両足、腰、頭を、一線上に結びつけます。そして、頭から真下へ一本の垂直な軸を作って、そこに重心を置くのです。軸がグラついてしまっては、どんな技も効果を発揮できません。合気道の基本はすべて、この中心線の維持にあるということを、しっかりと覚えていてください

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呼吸力の特徴は、いくつになっても使えるところにあります。筋肉はいくら鍛えても自然に衰えてきますが、呼吸力はそんなことはありません

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