孟子の名言格言60選

孟子(もうし)

中国戦国時代の儒学者、思想家。孔子の孫である子思の門人に学業を受けたとされ、儒教(特に朱子学)では孔子に次いで重要な人物とされる。そのため儒教は別名「孔孟の教え」とも呼ばれる。言行は『孟子』に纏まとめられている。性善説を主張し、仁義による王道政治を目指した。

孟子の名言格言

爾は爾為り、我は我為り(私の傍らで裸になったり、不作法な行いをするものがいても、お前はお前だ、私は私だ。その不作法な行いで、私を汚すことは出来ない)

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大旱の雲霓(うんげい)を望むがごとし(ひでりに雨の前兆である雲や虹を待ちこがれる。物事の到来を待ちこがれることのたとえ)

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至誠にして動かさざる者は、未だ之あらざるなり(誠を尽くして人に接すれば、心を動かさないものはこの世にいない)

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惻隠の情無きは人に非ず(人のために泣く奴しか信用できない)

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知恵ありと雖ども勢いに乗ずるに如かず(どんなに知力に優れた才人であっても、時流に乗って勢いのある者には及ばない)

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匹夫の勇(思慮が浅く、ただ腕力に頼り血気にはやるだけのつまらぬ勇気)

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天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行ふ。 志を得れば民と之れに由り、志を得ざれば独り其の道を行ふ。 富貴も淫する能はず、貧賤も移す能はず、威武も屈する能はず。 此れを之れ大丈夫と謂ふ(天下と共にあり、天下を以て己が任となし、天下を導く指針となる。 志を得れば民と共に実現し、志を得ざれば独りその道を行う。 地位財貨に惑わされることなく、貧賤窮乏に動ずることなく、威武権力に屈することもない。 これを本当の大丈夫というのである)

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主たる者ひそかに諫めて公にほめよ(人の上に立つ者は、叱る時は人のいないところで叱り、ほめる時は人前でほめるのがよい)

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如し予をして富まんと欲せしむれば、十万を辞して万を受けんこと、是れ富まんと欲すると為さんや(もし私の力で国を興したければ、十万鍾の俸禄を約束するべきです。私はそれを辞退して、一万鍾を受けましょう。これでは私のことを、冨貴を願っている、とは言えないはずです)

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千万人と雖も吾往かん(自ら省みて正しければ、敵対者や反対者がどんなに多くとも、恐れることなく自分の信ずる道を進もう)

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往く者は追わず来る者は拒まず(立ち去る者はあえて引きとめず、道を求めてくる者は、だれでも受け入れる。去る者は追わず、来(きた)る者は拒まず)

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人の患いは好んで人の師となるにあり(人の患いは、偉くもないのに自分から好んで人の師となろうとしたがることである)

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五十歩百歩(多少の違いはあっても本質的には何も変わらないということ。 大した違いがない様)

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予、三宿して昼を出ずるも、予が心に於いては猶お速しと以為えり。王よ庶幾わくは之を改めよ。王如し諸を改むれば、則ち必ず予を反さん。夫れ昼を出ずるも王は予を追わざりなり。予、然る後に浩然として帰るの志有り。予、然ると雖も豈に王を舎てんや(三日で昼を出たのは早すぎるくらいだ。もしも宣王があの後思い直して使者を送ってくれば、私は喜んで引き返す。すると、斉の民は豊かになる。もしも、あの後使者が来なくても、私は宣王を捨てない。それを考えると、王の使者が来るのが待ちどうしい)

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仁は人の心なり。義は人の路なり(他人を思いやる心こそ、人の心である。道徳にかなった行動こそ、人の道である)

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敢えて請わざるのみ。固より願う所なり(また会いたいと、こちらからは望みませんが、王とお会いするのは私としても嫌ではありません)

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飢えたる者は食を為し易し(空腹の者はなんでもおいしく食べられるように,悪政に苦しめられていた人はささやかな仁政でもとても喜ぶこと。飢えては食を択(えら)ばず)

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直さざればすなわち道見れず(過ちを直さなければ進むべき道は見えてこない)

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仁を賊う者は之を賊と謂い、義を賊う者は之を残と謂い、残賊の人は之を一夫と謂う。一夫の紂を誅せりとは聞けども、未だ君を弑したりとは聞かず(仁を失った者は賊であり、義を失った者は残であり、仁義を失った者は君主である資格がなく、残賊、つまり一夫である。一夫である紂王を殺したとは言えても、君主である紂王を殺したとは言えない)

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悉く書を信ずれば則ち書無きに如かず(書物を読んでも、批判の目を持たずに、そのすべて信じてしまうなら、かえって書物を読まないほうがよい)

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人を殺すに梃ていと刃を以てせば、以て異なること有りや(それでは刃で人を殺すのと、政治で人を殺すのでは異なることがありましょうか)

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天の時は地の利に如かず。地の利は人の和に如かず(天の与える好機は地理的な有利さに及ばず、地理的有利さも人心の一致には及ばない)

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天のまさに大任をこの人に降さんとするや、必ずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしめ、その体膚を餓えしめ、その身を空乏にし、おこなうこと、そのなさんとする所に払乱せしむ(天が人に大任を授けようとするときは、必ずまずその人の身心を苦しめ、窮乏の境遇におき、何を行ってもすべて失敗をさせて、わざわざその人を鍛えるものなのである。つまり、不運は天の試練として受け止めるべきものなのである)

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善を責むるは朋友の道なり(善を行うように強くすすめるのは友としての道である)

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死生命あり。富貴天にあり。君子は敬して失ふことなく、人と恭しくして礼あらば、四海のうち、みな兄弟なりと(死ぬ生きるは天命、富貴も天にある。敬し礼を失うことがない、人をうやまい、無礼をしない、礼を忘れない、それがあなたにできること。富貴とかはあなたにどうにもできない。でも礼を実践していればみなあなたの兄弟になる)

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敵国外患無き者は国恒に亡ぶ(敵国もなく外国との関係にも心配事のない国は、国民全体に緊張感がなくなり必ず滅亡する)

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大体に従う者は大人となる(人間の本来備わった心の動きのままに行動すれば大人物になれる)

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市に帰()するが如(ごと)(市に人が集まるように、仁徳のある人のところに人々が慕い集まる)

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顧みて他()を言う(返答に窮して,本題とは別の事に話題をそらしてごまかす)

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仁者は敵なし(仁者は、常に深い愛をもって人と交わるから敵というものがない)

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君に大過有れば則ち諫め、之を反覆して聴かざれば、則ち去る(君主が道理から外れていることをしていれば諫言をするが、聞き入れられなければ、その君主の下を去っていく)

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仰いでは天に恥じず、伏しては地に恥じず(やましいところがない。天地に恥じない)

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楽しむに天下を以って、憂うるに天下を以ってす(国民の楽しみを楽しみとし、国民の心配を心配とするのが、王としての道である)

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揆を一にする(やり方を同じくする。方法が同じである)

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上下こもごも利をとれば、国危うし(もし上の人も下の人もそれぞれが自分の利益だけを考えて行動すれば、国の存立は危うくなる)

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夫婦別あり(夫婦間にも、礼儀や遠慮が必要である)

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大人は赤子(せきし)の心を失わず(高徳の人は,純粋な心をいつまでも失わない。)

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尺を枉げて尋を直ぶ(短いもの(尺)を曲げて縮め,長いもの(尋)を長くのばす意で,小利を捨てて大利をとることのたとえ)

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木に緑りて負を求む(いくら頑張っても、その方法が間違っていては成功は望めない)

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力をもって人を服するのは、心から服するにあらず。徳をもって人を服するは、喜んで真に服するものなり(本当に人を制したいなら力ではなく徳で行う)

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彼も一時此れも一時(世の中のことはすべて、時とともに移り変わって一定しない。栄枯盛衰も一時限りである)

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為さざるなり、能わざるに非ざるなり(できないのは、やろうとしないからだ。できないからではない)

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恒産なきものは恒心なし(一定の財産や定まった職業がなければ、定まった正しい心を持つことができない。物質面(生活)での安定がないと、精神面(心)が不安定になる)

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人必ず自ら侮りて然る後に人これを侮る(自分で自分を尊重せず、軽々しい言動をしたり、修養を怠ったりしていると、必ず人からも侮られるようになる)

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大人に説くには、則ち之を軽んぜよ(偉い人を説得するにはまず相手を呑んでかかれ)

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聖人と我とは類を同じくする者なり(聖人だろうが、凡人だろうが、同じ人間だ。そのことを理解すれば、 『凡人も努力して聖人になれる』 ことも、 『聖人が怠惰して凡人に成り下がる』 ことも、想像にた易い)

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天に順(したが)う者は存し、天に逆らう者は亡(ほろ)(天、即ち自然の道理に従う者は存続してゆけるが、自然の道理に逆らう者は滅亡する)

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この日いつか喪びん。予れ汝と共に亡びん(民がたとえ共に亡ぶことになっても悔いはないと欲するまでにその治世を怨んで居れば、例え台池鳥獣があろうとも、どうして君独りに本当の楽しみが有り得ましょうや)

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科に盈(み)ちて後(のち)進む(学問は一歩一歩順に従って進めねばならない)

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道は近きにあり、然るにこれを遠きに求む(先を読むこと。ただし、あまり遠い未来を読んでも意味がない)

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地を易うれば皆然り(人の言動に違いがあるのは立場に違いがあるからで、立場を変えれば同じになる)

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若(かくのごと)き為す所を以って、若き欲する所を求むるは、猶(なお)木に縁りて魚を求むるがごとし(しかし、今、王が考えておられる方法で天下統一の望みを達成しようとするのは、木によじ登って魚を取ろうとするのと同じことです)

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親に親しむは仁なり、長を敬するは義なり、他は無し、之を天下に逹するなり(親に親しむのは仁の精神である(他者への愛)。兄を敬うのは義の精神である(他者との秩序感覚)。なんということはない。小さい頃にあった心を広げて天下に及ぼせばよいのだ)

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居は気を移す(人は地位で気性が変わる)

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富を欲するか。恥を忍べ、傾絶せよ。故旧を絶ちて、義と背け(恥に耐え、命の限りに全力を尽くせ。旧友との交際を絶ち、義理に背け。もし富を得たいのならば)

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太山を挟(わきばさ)みて北海(ほつかい)を超ゆ(太山(泰山)をわきにかかえて北海をこえる。人力ではとてもできないことのたとえ)

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心を養うは寡欲より善きはなし(心を養うには、欲を少なくするのが最も効果的だ)

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事は易きにあれどもこれを難きに求む(物事は本来は易しいものなのに、難しく考えてしまうことから悩みが生まれる)

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水の低きに就く如し(自然の勢いは止めることができないたとえ)

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志は、気の師なり(目標を持てば、気力は自然と湧いてくるもの)

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人恒の言あり。みな曰く、天下国家と。天下の本は国にあり。国の本は家にあり。家の本は身にあり(人々は口を開けば、「天下国家」と言う。だが、天下の根本は国にあり、国の根本は家にあり、家の根本は自分自身にある、天下国家を真に思うなら、もっと身近なわが身を修めよ)

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