ウィリアム・デュラント(William Durant)
アメリカ合衆国の企業家で米国自動車産業界の先駆者。馬車製造販売事業でミリオネアとなり、自動車産業創成期にゼネラルモーターズ(GM)を創業した人物。ウォール街(株式市場)では相場師としても名をはせた。
ウィリアム・デュラントの名言格言
金とはなにか? それは一時的に人間に貸しだされただけのものだ。生まれてくるときにはまったく持っていないし死ぬときも持っていけない
(経営難に陥っていたビュイック・モーターカー・カンパニーを買収した時)馬なし馬車の時代がくる
(GMへ返り咲いた時の発言)Gentlemen, I control ー 諸君、私がこの会社を統率する
若き日の恋なんてな、老いたる男が老妻に抱く愛に比べたらまるで軽薄だ
(ハーバート・ヒルズがビュイックという人が作った自動車でドライブに誘った時のエピソード)このドライブがビュイック総支配人になるという決定に影響した
(GM販売の哲学)セールスとは売りつけることではなく買う気にさせること
ビル建設よりも工場や日々の事業に資金をまわすべき
勉強する事は自分の無知を徐々に発見していく事である。
(株の持ち分について)私はゼネラルモーターズコーポレーション株の大半をウィルミントンのデュポン・セキュリティーズ・コーポレーションに売却した。デュポン・セキュリティーズ・コーポレーションはピエール・S・デュポンと彼のグループが創設したもので、わたしもその株式の大きな部分を保持することとなる
多少の手違いなんか忘れろ。失敗も忘れろ。自分がいま、これからしようとしていること以外は全部忘れてやろうじゃないか
(GMへの復帰の戦略)株主に魅力的な利益を生み出す会社をすばやく立ち上げることでGMに復帰する