ジークムント・フロイト(Sigmund Freud)
職業:精神科医 誕生:1856年5月6日 死没:1939年9月23日 出身:オーストリア
神経病理学者を経て精神科医となり、神経症研究、自由連想法、無意識研究を行った。精神分析学の創始者として知られる。マルクス、ニーチェとならんで20世紀の文化と思想に大きな影響を与えた人物の一人とされる。
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ジークムント・フロイトの名言格言
猫と過ごす時間は、決して無駄にはならない
人間として大事なことは、愛することと働くことである
子供が遊ぶ動機は、「大人になりたい」である。この願望は子供を教育する上で、重要になる
母親から特別に気に入られ育った者は、一生征服者の感情を持ち、その感情がしばしば本当の成功を引き起こす原因になる
宗教は、たとえそれが愛の宗教と呼ばれようと、その外にいる人々には過酷で無情なものである
夢は現実の投影であり、現実は夢の投影である
心とは氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う
もし、われわれを無意識の願望の動きをもとにして判断するならば、われわれ自身もまた、まさしく原始人のごとく人殺しの群である
人は不快な記憶を忘れることによって防衛する
あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる
愛情をケチってはいけない。元手は使うことによって取りもどせるものだ
人を動かす欲求は二つしかない。一つは性欲。もう一つは偉くなりたいという欲求である
たくさんの失敗を重ねてみて、はじめて真実の全体像が見えてくるのだ
宗教は、人間一般の強迫神経症である
知性の声は小さい
最初に言葉で譲歩すれば、その次にはだんだんと事実についても譲歩してしまうものだ
秘密を守り通せる人間はいない。口を堅く閉じれば、今度は指先がしゃべり出す。全身の毛穴から裏切りがにじみ出るのだ
偉大なるレオナルドは生涯を通じて、実のところ子供のままでいたようだ。大人になっても遊ぶことをやめなかった
「否定と出会う」ことが出発点である
言葉で諦める者は、現実でも諦めるものだ
自分に完全に正直でいることは、よい修練になる
忘れるのは、忘れたいからである
インスピレーションが湧かないときはこっちから迎えにいく
文明というものは、怒った人間が石の代わりに言葉を投げつけたときに始まった
思考とは、行動の予行演習に他ならない
あらゆるものの中心に愛を置き、愛し愛されることに至上の喜びを見出せたとき、幸福は訪れる
幸福になる方法は、自分で実験してみなければ分からない
犬は、友を愛し敵に噛みつく。人間とはまるで異なる。人間には純粋に愛する能力がなく、常に愛と憎しみを混合してしまう
いつも自分の外側に力や自信の源を探してきました。でも、本当は自分の内側にあるものです。自分の中にしかありません
自分に対してとことん正直になること、それが心身によい影響を与えるのである
錯誤行為──言い違い、聞き違い、読み違い、書き違いは受ける側の願望を表わしてる
愛されていると確信している人間はどれほど大胆になれることか
夢の解釈は、無意識の活動を熟知する王道である
生きる意味や価値を考え始めると、我々は、気がおかしくなってしまう。生きる意味など、存在しないのだから
大人になるということは、あいまいさを受け入れる能力をもつということ
美というものには具体的な使い道はなく、明確な文化的必要性も全くない。しかし、それなしでは文明は成り立たない
ほとんどの人間は実のところ自由など求めていない。なぜなら自由には責任が伴うからである。みんな責任を負うことを恐れているのだ
恋に落ちているときほど、苦痛に対して無防備であることはない
衝動の有るところに、自我を在らしめよ
いつの日か過去を振り返ったとき、苦心にすごした年月こそが最も美しいことに気づかされるだろう
対象そのものからは喜びをほとんど見いだせず、対比してやっと本当に喜びが見いだせる。私たちはそういうふうに出来ている
ノイローゼは性の倒錯のネガである
誇張を受けたものは、欠如を現わしている
人生において最も重要な3つの領域:それは仕事、愛、責任感
人生は個人にとっても人類にとっても、等しく耐えがたいものである
自ら進んで求めた孤独や他者からの分離は、人間関係から生ずる苦悩に対してもっとも手近な防衛となるものである
道徳のある人間は、悪人が現実世界で行ってしまう物事を夢の中だけに留めておける
人類で初めて石の代わりに侮辱を投げつけた人物は文明の創始者である
エネルギッシュで成功する人間は、欲望という幻想を現実に変えることに成功する人間である
あらゆる生あるものの目指すところは死である
30年に渡って女性心理を研究してきたにもかかわらず解答の出せない問題は「女性が何を求めているか」である
人間は自分のコンプレックスを除去しようと努めるべきではなく、それと調和を保つように努めるべきです
精神分析は本質的に、愛を通した治療である
ユーモアと言うものは機知や滑稽と同じく何かしら我々の心を開放するものを持つのみならず、何かしら魂を抑揚させるようなものを持っている
思考は、忘れ去られたとき、一体どこへ行くのか?
人生の目的に対する疑問点は無限といってよいほどにしばしば提出されてきているが、ついぞ満足できるような答えが与えられたことはない。また、そのような答えはおそらく決して許されないものなのだろう
夢は、最も狂っているようにみえるとき、最も深い意味を持つことがある
非常に強い悲しみというのは、時間が経つと薄らぐだろう。しかし、失われた者の代わりというのは、絶対に有り得ない。どんなに心の中にあいた穴を埋めようとしても、また埋められたと思っても、絶対に、それは最初のものの代わりにはなり得ない
力は、あなたの弱さの中から生まれるのです