セーレン・キェルケゴールの名言格言46選

セーレン・キェルケゴール(Soren Kierkegaard)

職業:哲学者、思想家 誕生:1813年5月5日 死没:1855年11月11日 出身:デンマーク

今日では一般に実存主義の創始者、またはその先駆けと評価されている。キェルケゴールは当時とても影響力が強かったゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル及びヘーゲル学派の哲学あるいは青年ヘーゲル派、また(彼から見て)内容を伴わず形式ばかりにこだわる当時のデンマーク教会に対する痛烈な批判者であった。

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セーレン・キェルケゴールの名言格言

絶望とは死にいたる病である。自己の内なるこの病は、永遠に死ぬことであり、死ぬべくして死ねないことである。それは死を死ぬことである。

しばらく二人で黙っているといい。その沈黙に耐えられる関係かどうか。

罪とは、存在する代わりに創作し、ただ空虚の中でのみ善と真とを問題にし、実在的にはそれであろうと努力しないことである。

結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。

すべてか、しからずば無。

忘れるということができない者は、分別のある者にならない。

青年は希望の幻影を持ち、老人は想起の幻影を持っている

信念は理屈をも超越する。

本来お世辞というものは、女の身にぴったりと当てはまる衣装である。

皮肉には主観性の資質がある。

愛はすべてを信じ、しかも欺かれない。愛はすべてを望み、しかも決して滅びない。愛は自己の利益を求めない。

祈りは神を変えず、祈る者を変える。

私にとって真理であるような真理を発見することが必要なのだ。しかもその真理は、私がそのために生き、そのために死ねるような真理である。

人生の初期において最大の危険は、リスクを犯さないことにある。

人生は、解かれるべき問題ではなく、経験されるべき現実である。

人間とは精神である。精神とは何であるか。精神とは自己である。自己とは自分自身に関わる一つの関係である。

あらゆる人生は反復である。追憶は後方へ向かって反復されるが、本当の反復は前方に向かって反復される。

精神の闘いでは、独身者のほうが世帯者よりもずっと危険をおかし得る。

汝が汝自身のごとく隣人を愛するとき、汝はまたその隣人を愛するごとく、汝自身をも愛さねばならない。

人間はなんといっても不合理だ。人間は自分のもっている自由は決して行使しないで、自分のもっていない自由を要求する。彼らは思索の自由を持っているが、表現の自由を要求する。

私は二つの顔を持つ双面神だ。一面の顔で笑い、他面の顔で泣く。

苦難の道は永くもあれば、また暗くもある。次第に明るくなるような道は別の道である。

子供は眠っているときが一ばん美しい

人を誘惑することのできないような者は、人を救うこともできない。

たまたま私の身に起こることが私を偉大にするのではなく、私の行うことが、私を偉大にする。

人は何を愛すかという問題に対して人がなし得る唯一の答えは、人は愛されるにふさわしいものを愛す、ということである。

もしもあなたが私にレッテルをはるなら、それは、私の存在を否定することになる。

女性の本質は献身であるが、その外形は抵抗である。

行動と情熱がなくなると、その世界は、妬みに支配される。

女というのは泣かせてやらなければならない。泣きぬくと、泣くべきものがなくなって、あとはすぐに忘れてしまうものなのだ。

孤独とは生命の要求である。

その女を手に入れることができない期間だけ、男はその女に熱狂させられる。

心の純粋さとは、ひとつのものを望むことである。

臆病の虫に取り付かれると、その人はよきことを行わなくなる。

自分自身を愛することを忘れるな。

だまされる者はだまされない者よりも賢く、だます者はだまさない者よりもよい。

人生は、後ろ向きにしか理解できないが、前を向いてしか生きられない。

人間は思想を隠すためでなく、思想を持ってないことを隠すために語ることを覚えた。

裏切り者の中で最も危険な裏切り者は何かといえば、すべての人間が己自身の内部に隠しているところのものである。

哲学は踏み出す一歩一歩ごとに皮を一枚ずつ脱ぎ捨てるのだが、愚かな弟子どもは、その皮の中へもぐり込んでゆく。

女性は実体で、男性は反省である。

めったに使われない思考の自由の代償として、人々は言論の自由を要求する。

自らの挫折の中に信仰を持つ者は、自らの勝利を見出す。

望みを絶つのは死を意味する。大きな望みを持つ者は必ず勝つ

ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに語ることができ、ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに行動することができる。

女は、自分の前を通った婦人の眼が自分を注目したか、否かを直感的に悟る術を心得ている。女が身を飾るのは、ほかの女たちを意識しているからである。