中井貴一(なかい きいち)
日本の俳優・歌手。1981年公開の映画『連合艦隊』でデビュー。同作品で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。1988年に放送されたNHK大河ドラマ『武田信玄』では主役の武田信玄を演じ、40%に迫る平均視聴率と歴代2位である49.2%の瞬間最高視聴率を記録した。
中井貴一の名言格言
「若いときはネクタイを地味にしろ。年を取ったら派手にしろ」。僕の人生はそうありたいんです。50代60代になってもメシが食える俳優になろうと20代から取り組んできました。この名言いいね! 0
何もない環境の中では、いろんなものがそぎ落とされて、人間の神髄みたいなものが見えてきます。この名言いいね! 0
オレは30年やってきたけど、ほとんどが水の中。水面で泳げているのは、そのうちの数年だけ。それが自分の体と感性を使って、お客さんに夢を見ていただく生業の難しさ。その覚悟がなければ、俳優という職業を選ばない方がいいよ。この名言いいね! 0
あらためてサラリーマン役を演じることの難しさを実感していますね。たとえば、歴史上の人物のようにかけ離れた役なら、イメージをつくりやすいんです。書物など読んで人物像を膨らませられますからね。でも、現実のサラリーマン像には、見ている人たちが納得できるリアリティが、より必要になる。だから、いままで自分の中の引き出しに入れてきた経験を、最大限に活かしていますね。この名言いいね! 0
つらいことを体験すると、それまで当たり前だと思っていたことが、ものすごい喜びに変わるんです。たとえば「水道水、透明だよ!口ゆすげる、ありがてぇなぁ~」ってね。みんなが当たり前だと思っていることに感謝ができるのって、人生で幸せの回数が増えるということなんですよね。この名言いいね! 0
人間は何事も継続することが大事だと思うんですよ。たとえば健康に良いとされる冷水浴も、1回でやめるなら、初めからやらないほうがずっと体にいい。この名言いいね! 0
皆に好かれようとムリしても、さほど好きになってもらえないもの(笑)。いい割合で人の意見を聴きながら、自分らしく生きるのが一番だと、この年になるとわかってきますね。この名言いいね! 0
過酷な環境だと、全力を出し切らないと乗り越えられない。でも、その全力を体感すると、以前はもうだめだと思っていたことを粘れるようになりましたね。この名言いいね! 0
失敗したり、嫌なことがあったら、ドン底まで落ち込みますね。そのほうが立ち直りが早い。よく溺れることにたとえるんですけど、パニックになって手足をバタバタさせれば、水の抵抗が増して、上がりにくくなる。むしろフッと力を抜くほうが浮力がつきやすい。心も同じ。落ち込んではいけないとムリに力を入れるより、あえて、底まで沈んで地面についたら、もう落ち込みようがないから上がるしかない。この名言いいね! 0
常に、これから先の自分を目指して生きてきた。だから、過去の出演作には興味がない。この名言いいね! 0
出演作のDVDをいただいても1回観たら終わりです。次回作を自分の代表作にしたいって気持ちで取り組んでますからね。いまの現場で新しく撮られるシーンで、いかに楽しく勉強できるかがすべてだと。この名言いいね! 0
たとえば、市民からの抗議を受ける場面。そのときは昔クレーム処理を担当していた友達との会話で「とにかく丁寧に言うしかないんだよ」と聞いた話を取り出す。そのくり返し。30年間の引き出しへの蓄積が役者としての財産ですからね。この名言いいね! 0