吉田松陰の名言格言118選

吉田松陰(よしだ しょういん)

職業:(長州藩士)、思想家、教育者 誕生:1830年9月20日 死没:1859年11月21日 出身:長州萩城下松本村(現・山口県萩市)

山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者・倒幕論者として知られる。私塾「松下村塾」で、のちの明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた。

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吉田松陰の名言格言

古より議論は易(やす)くして事業は難(かた)

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学問の上で大いに忌むべきことは、したり止めたりである。したり止めたりであっては、ついに成就することはない

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何事であっても、人に対する思いやりや慈しみの心を動機としないのであれば、どうしてなし遂げることができようか

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死して不朽の見込みあらばいつでも死すべし、生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし

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剛直でくじけず、自分を信じてくれた人に背かなければ、不幸にも、うまくいかなかったとしても、自分を信じてくれる者はますます多くなり、再び立ち上がった時には、思いをなし遂げることが必ずできる

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死んだ後の業苦を思い煩うな

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やろうと思った事は、その日から始めるのがよい。年齢など気にすることはないのだ。 思い立ったが吉日である

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「国家とともに」という志がないならば、人ではないのである

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今の世の中、優れた人物がいないと人は言うが、上の者が優れている人物を好むということさえすれば、人物がいないことを心配する必要はない

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学問ばかりやっているのは、腐れ儒者であり、もしくは専門馬鹿、または役立たずの物知りに過ぎず、おのれを天下に役立てようとする者は、よろしく風の荒い世間に出て、なまの現実を見なければならない

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悔いるよりも今日直ちに決意して、仕事を始め技術をためすべきである。何も着手に年齢の早い晩いは問題にならない

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学問とは自分の才能を見せびらかせて、人を従わせるためにするのではない。人を教育して一緒に正しく生きようとすることである

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自分を正してから教えるならば、人はみんな従う

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志を立ててもって万事の源となす

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順境にある者は怠りがちである。また、逆境にある者は励みやすい

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身体が死滅しても、その精神が死んでいないものは、昔の聖人や賢者らであり、これらは永遠に朽ちることのない人である。身体は死滅していないが、精神が死んでいるのは、今のくだらない人間の類であり、生きながら死んでいる人である

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世の中のことは、何であっても、全て自分の望み通りになるということは大変難しい

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私は人を信じて失敗することがあっても、人を疑って失敗することは絶対無いようにしたい

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末の世において、道義を実践したならば、必ず、その時の人々から、極端と言われる。逆に言えば、世人から極端と言われないなら、それは、決して道義ではなく、迎合に過ぎない

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倹約は義であり、公のためにするものだ。衣食財物を倹約して貯蓄し、仲間の困難を救うために使い、貧しい人に施すために使うものだ。ケチは利益を考えることであり私事である。人に与える衣食財物を惜しみ、欲深く人から奪い、使い果たすか、貯め込んだまま死ぬかのどちらかである

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目前の安泰は一時しのぎと知れ。百年の時は一瞬にすぎない。君たちは、どうかいたずらに時を過ごすことのないように

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同じではない人を同じにしようなどとせず、いわゆる、その人の優れた才能を育てることに努めるべきである

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成功するせぬは、もとより問うところではない。それによって世から謗されようと褒められようと、自分に関することではない。自分は志を持つ。志士の尊ぶところは何であろう。心を高く清らかにそびえさせて、自ら成すことではないか

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死して後に止むという言葉は、意思が強く忍耐強く、決断力があり、断固としてその志を変えないという意味である

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思想を維持する精神は、狂気でなければならない

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志を立てることを全ての始まりとして、交流する相手を選び正しく立派な行為を学ぶ。そして、書を読み偉人の教えを学ぶ。これらが出来た後、立派な人となるのだ

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賞誉されて忠孝に励む人は珍しくない。責罰されてもなお忠孝を尽す人物こそ真の忠臣孝子である。武士たるものが覚悟すべきこと、実にこの一点にある

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大義のために人と絶交することになったとしても、その人の悪口を言うのは忍びないことである。やむを得ず国を去る事になったとしても自分は潔白だったというのは忍びないことである

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人を信ずることは、もちろん、遥かに人を疑うことに勝っている。わたくしは、人を信じ過ぎる欠点があったとしても、絶対に人を疑い過ぎる欠点はないようにしたいと思う

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志をもっている人間は、何かを目にしたら、必ず心中に感じるものがある

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志を立てて始めたことは、全身全霊を尽くして行い、やめるのは死んだ後だけである

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聖人の胸中は常に多事(多忙)にして楽しむ。愚人の胸中は常に無事(暇)にして楽しまず

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賢者は議論よりも行動を重んじる

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人の心は上の命令に従わず、上の好みに従うものである。今上の地位にある者はこの事をよく考え、安易な方へ流れる欲を絶ち、戦場に身を置いているような気持ちで自ら実践するならば、命令をしなくても自ら従う

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才能を伸ばし、人としての徳を身につけることは、辛く、苦しいことだ

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生を捨ててみれば、視界は雲なく露なくきわめて澄みわたり、世の現象がいかにもクッキリとみえ、自分が何をすべきかの道も、白道一筋、坦々として眼前にあります

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もし名誉や地位を得たならば天下国家を良い方向へ導くのがよい。もし困窮したら、自分の身を正すのがよい。自分の身を正しくしたあとに天下国家を良い方向へ導くのがよい

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教えるの語源は「愛しむ」。誰にも得手不手がある、絶対に人を見捨てるようなことをしてはいけない

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今日死を決する安心は、四時の順環において得るところあり

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凡(およ)そ学をなすの要は己(おの)が為にするあり。己が為にするは君子の学なり。人の為にするは小人の学なり

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我は我が志を行わんのみ

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才あれども勤めずんば、何をもって才を成さんや

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何事においても出来ないということはない。それは行動していないだけだ

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あまり怒りよると、とうとう腹もなんにも立たぬようになる

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進むこと鋭き者は、退くこと速かなり

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つまらぬ名言を費すよりも、至誠を積み蓄えなさい

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たくさんの本を読むことで、名を残す立派な人となるのである。苦労を厭わずに努めることで天下国家の人々を幸せにできるのだ

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立派な人の行いは真面目で、正直であることが大切である。人を欺き、自分を偽る事は恥である。公平で正しい態度は全てここから始まる

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恥を知らないということほど恥ずかしいことはない

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人を用うるの法、大才能の人は始めより大任重職を命ず。しかしてその人また自ら奮励し、大いにその忠思をのぶること、なお時雨(しぐれ)の化(か)するがごとし。もし大才能の人を些事賤役(些細なつまらない仕事)に役使すれば、その人必ず厭怠(えんたい)してこれが用たらず

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俗人が見るのは形である。君子が見るのは心である

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正しくある事ができるかどうか、事を成すことができるかどうかは、志があるかどうかによる。だから武士たる者は志を立てなければならない。 志さえあれば、目標が遠く難しくても達成することが必ずできる

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大将は心が定まっていなければならない。もし大将の心が定まっておらず、ふらふらしている時には、その下にいくら能力がある者がいようとも実際に力を発揮することはできない

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名誉や批判などは全て天命である。私の問題ではない

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政治を行う上で重要なことは、人々を鼓舞してやる気にさせ、自分から進んで努力しようという気持ちを持たせることだ

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もし大将の心がふらふらしている時には、その下の将軍達にいくら知恵や勇気があっても、それを実際に使うことはできない

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学 ゆるむべからず、一日をゆるめば、まさに大機を失せん

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今は逆境だが、私には志がある。この地で過去いなかったような豪傑を一人二人見出し、天下に号令するような人物に育てることだ

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親思う心にまさる親心

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人の精神は目にあらわれる。だから、人を見る時には、目を見ることが大切

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立派な人物というものは、時間をかけてゆっくり成長するものであって、騒々しい状態では本物の立派な人物になることはない

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私のことを知るということは、私の志を知り、それに帆を張り大きくすすめていくということだ

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死んで朽ち果てることがないのならば、いつでも死ぬがよい。生きて大志を果たせるならば、いつでも生き続けるがよい

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心ある立派な人の務めは、自分の身を修め、まごころを尽くすことにある

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身はたとひ 武蔵の野辺に朽ぬとも 留置きまし大和魂

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君たち、狂いたまえ

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全ての能力が備わっていることを一人に求めてはいけない。小さな間違いを理由に人を捨てていては、素晴らしい才能を持った人を得ることはできない

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宜しく先ず一事より一日より始むべし

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志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない、世俗の意見に惑わされてもいけない

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積徳積善(せきとくせきぜん)でなくては大事は出来ず

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死生は度外に置くべし。世人がどう是非を論じようと、迷う必要は無い。武士の心懐は、いかに逆境に遭おうとも、爽快でなければならぬ。心懐爽快ならば人間やつれることはない

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君子に大切なことは、志と肝だけである。志がなく、肝がすわっていなければ、わずかな才能や知識があったとしても、何の役に立つであろうか

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花は満開となればやがて落ちる。人は壮年になれば、老いていく。百年の間一生懸命努力が必要で、遊んでいる暇などないのだ

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あらゆる能力が備わっていることを、一人の人に求めてはいけない

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英雄はその目的が達成されないときには悪党や盗人とみなされるものだ。世の中の人から馬鹿にされ、虐げられたときにこそ、真の英雄かどうかがわかる

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賢母あらば賢子あり

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勉強しない人の気持ちには3つある。ひとつ目は、「年をとりました」と。ふたつ目は、「馬鹿ですから」と。そうでなければ、「私は才能が高く、もう学問は極めました」と

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仁人は天下に敵なし

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つまらない人が見るのは形である。立派な人が見るのは心である

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創業は難しいようで易しい、守成は簡単に見えて難しい

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古より大業を成すの人は、おだやかで人と争わず、ゆったりとして物静かである

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君子は、人として踏み行うべき義理の心が足りないことを恥じ、小人は、名誉がないことを恥じる

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君子は渇(かっ)すとも盗泉を飲まず

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人と交際する際には、あるがままの心で接することが大切である

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立派な人の道において最も大切なのは義である。義は勇気によって行動に移され、勇気は義にふれることによりさらに大きく成長する

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一ヶ月でできなければ、二ヶ月かけてでもこれを成し遂げたい。二ヶ月でもできなければ、百日かけてでもこれを成し遂げたい。それでも成し遂げられないのであれば、出来るまでやめない

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汝は汝たり、我は我たり

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人間たる者、自分への約束をやぶる者がもっともくだらぬ

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読書というものは、最もよく人の心を変えるものである。書というものは、何と恐るべきものだろうか

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法律をやぶったことについてのつぐないは、死罪になるにせよ、罪に服することによってできるが、もし人間道徳の根本義をやぶれば、誰に向かってつぐないえるか、つぐないようがないではありませぬか

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学問をする上でしてはならないことは、やったりやらなかったりすることだ

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どんな人間でも一つや二つは素晴らしい能力を持っているのである。その素晴らしいところを大切に育てていけば、一人前の人間になる。これこそが人を大切にするうえで最も大事なことだ

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立派な人が大事にするのは、議論ではなく行動である。多言を費やすことなく、人としての誠をしっかり蓄えなさい

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だいたいにおいて世間の毀誉(悪口と称賛)というものは、あてにならぬものである

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人には賢い人、愚かな人がいるとはいえ、それぞれひとつやふたつの才能がない人はいない

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天下 才なきにあらず、用うる人なきのみ、哀しいかな

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計画が失敗するほど志が堅くなる。天が我々を試しているのだ。失敗を気にする必要などない

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何事も ならぬといふは なきものを ならぬといふは なさぬなりけり

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人間が生まれつき持っているところの良心の命令、道理上かくせねばならぬという当為当然の道、それはすべて実行するのである

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天下のことをなすは、天下有志の士と志を通ずるにあらざれば得ず

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事をなすは誠にあり

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いたずらに身を衛(まも)ることを知る者、いずくんぞよく国(やす)を安んぜんや

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一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、 一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う

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どんな小さなことでも正しいか正しくないか、よいか悪いかという点において信念を失わないという頑固者でなければ、何をさせてもちょっとしたことしかできず、しっかりとしたことを行うことはできない

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志のある武士は困難な状況に陥っても、その達成のためには、死んでも溝や谷間に捨てられても構わないと覚悟するものだ

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賢明な君主や賢く優れた将軍など立派な上役というものは、まず心(腹)を決めるものである。上役の心が決まれば、部下たるもの、どうしてそれに従わないことがあろうか

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世に認められるかそうでないかは天命による。自分にとってはどうでもいいことである。自分が楽しいことをして楽しむ。それだけで満足なのだ

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利をうとんずるといふ事は、必ずしも富を厭ひ貧を欲するといふ事ではない。貧富によりて少しも心をみださないといふことである

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人を観察するのは、目によってする。胸の中が正しいか、正しくないかは、瞳が明るいか、暗いかによって分かる

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士は過ちなきを貴しとせず、過ちを改むるを貴しとなす

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得ることが難しく、失いやすいのは時間である

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学というものは進まざれば必ず退く。故に日に進み、月に漸(すす)み、ついに死すとも悔(く)ゆることなくして、始めて学というべし

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何もせずに機会を失ってしまうのは、人の罪である

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士たるものの貴ぶところは徳であって才ではなく行動であって学識ではない

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奪うことができないものは志である。滅びないのはその働きである

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他人が何と言おうと、死を求めることなく、死から逃げることなく、牢に入っては牢で出来ることをし、牢を出てはそこで出来ることをするだけだ

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心を尽くし、力を尽くして望めば、望んで獲得できなものはないし、挑戦して成功しないものなどないのだ

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材なきを憂へず、その材を用いざるを憂う

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