山本常朝（やまもと つねとも）
職業：武士、佐賀藩士 誕生：1659年6月11日 死没：1719年11月30日 出身：佐賀城下片田江横小路（佐賀市水ヶ江）
『葉隠』の口述者。「じょうちょう」とは42歳での出家以後の訓で、それ以前は「つねとも」と訓じた。通称神右衛門、俳号は古丸。
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山本常朝の名言格言
礼にて腰は折れず、敬語で筆は磨り減らぬこの名言いいね！ 
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18さては世が末になり、男の気おとろへ、女同前になり候事と存じ候。口のさきの上手にて物をすまし、少しも骨骨とある事はよけて通り候。若き衆心得有りたき事なりこの名言いいね！ 7
7武士道に於（おい）ては死狂ひなりこの名言いいね！ 3
3分別も久しくすれば寝まるこの名言いいね！ 6
6土は食はねども高楊子、内は犬の皮、外は虎の皮この名言いいね！ 4
4私なく案ずる時は、不思議の知恵も出づるなりこの名言いいね！ 5
5今の世を、百年も以前のよき風になしたく候ても成らざる事なり。されば、その時代々々にて、よき様にするが肝要なりこの名言いいね！ 4
4凛とした気持ちでいれば、七呼吸の間に判断がついてしまうものであるこの名言いいね！ 4
4慈悲より出づる智勇は本ものなり、慈悲の為めに罰し、慈悲の為め働く故に、強く正しきこと限りなしこの名言いいね！ 3
3人に意見をして疵（きず）を直すと云ふは大切の事、大慈悲、御奉公の第一にて候この名言いいね！ 2
2凡そ二つ一つの場合に、早く死ぬかたに片付くばかりなり。別に仔細なし。胸すわりて進むなりこの名言いいね！ 2
2毎朝、毎夕、改めては死ぬ死ぬと、常往死身に成っているときは、武道に自由を得、一生落度なく、家職を仕果すべきなりこの名言いいね！ 6
6盛衰を以て、人の善悪は沙汰されぬ事なりこの名言いいね！ 3
3若し図にあたらぬとき、犬死などと云ふは、上方風の打ち上がりたる武道なるべし。二つ一つの場合に、図にあたることのわかることは、到底出来ざることなり。我れ人共に、等しく生きる方が、万々望むかたなれば、其の好むかたに理がつくべしこの名言いいね！ 1
1武士は、仮にも弱気のことを云ふまじ、すまじと、兼々心がくべき事なりこの名言いいね！ 3
3酒盛の様子はいこうあるべき事なり。心を附けてみるに、大方飲むばかりなり。酒というものは、打ち上がり綺麗にてこそ酒にてあれ、気が附かねばいやしく見ゆるなり。大方、人の心入れ、たけだけも見ゆるものなり。公界物なりこの名言いいね！ 5
5少し理屈などを合点したる者は、やがて高慢して、一ふり者と云はれては悦び、我今の世間に合はぬ生れつきなどと云ひて、我が上あらじと思ふは、天罰あるべきなりこの名言いいね！ 3
3大事の思案は軽く、小事の思案は重くこの名言いいね！ 4
4勝茂公兼々御意なされ候には、奉公人は四通りあるものなり。急だらり、だらり急、急々、だらりだらりなりこの名言いいね！ 1
1酒に酔ひたる時一向に理屈を言ふべからず。酔いたるときは早く寝たるがよきなりこの名言いいね！ 9
9端的只今の一念より外はこれなく候。一念一念と重ねて一生なりこの名言いいね！ 4
4我人、生くる事が好きなりこの名言いいね！ 7
7勝（かつ）といふは、味方に勝事也。味方に勝といふは、我に勝事也。我に勝といふは、気を以（もって）、体（たい）に勝事也この名言いいね！ 6
6大難大変に逢うても動転せぬといふは、まだしきなり。大変に逢うては歓喜踊躍して勇み進むべきなりこの名言いいね！ 5
5人中にて欠伸仕り候事、不嗜なる事にて候この名言いいね！ 1
1礼儀を乱さず、へり下りて、我が為には悪しくとも、人の為によき様にすれば、いつも初会の様にて、仲悪くなることなしこの名言いいね！ 2
2何様（なによう）の能事（のうじ）持ちたりとて、人の好かぬ者は役に立たずこの名言いいね！ 1
1『只今がその時』、『その時が只今』、つまり、いざという時と平常とは同じことであるこの名言いいね！ 6
6武士たるものは、武道を心掛くるべきこと、珍からしからずといへども、皆な人油断と見えたり。其の仔細は、武道の大意は、何と御心得候か、と問ひかけられたるとき、言下に答へ得る人稀なり。そは平素、胸におちつきなき故なり。さては、武道不心がけのこと、知られ申し候。油断千万のことなりこの名言いいね！ 3
3大慈悲を起こし人の為になるべき事この名言いいね！ 3
3人間の一生などは、ほんとうに短いものだ。だから好きなことをして暮らすのがよい。つかの間ともいえるこの世において、いやなことばかりして苦労するなんて愚かなことだ。だが、このことは、悪く解釈すると害になるので、若い人たちにはついに教えることのなかった「人生の秘伝」といったものだこの名言いいね！ 12
12不幸せの時くたびれる者は、役に立たざるなりこの名言いいね！ 4
4名人も人なり 我も人也この名言いいね！ 5
5志の低い男は、目の付け所が低いこの名言いいね！ 3
3兼好・西行などは、腰ぬけ、すくたれ者なり。武士業（わざ）がならぬ故、抜け風をこしらへたるものなりこの名言いいね！ 2
2武士道と云ふは、死ぬ事と見付けたりこの名言いいね！ 10
10大行（たいこう）は細瑾（さいきん）をかへりみずと云ふことありこの名言いいね！ 1
1世に教訓をする人は多し、教訓を悦ぶ人はすくなし。まして教訓に従ふ人は稀（まれ）なり。年三十も越したる者は、教訓する人もなし。教訓の道ふさがりて、我儘（わがまま）なる故、一生非を重ね、愚を増して、すたるなりこの名言いいね！ 4
4武士道においておくれ取り申すまじき事この名言いいね！ 2
2只今の一念より外はこれなく候。一念々々と重ねて一生なりこの名言いいね！ 4
4親に孝行仕るべき事この名言いいね！ 3
3五十ばかりより、そろそろ仕上げたるがよきなりこの名言いいね！ 2
2先ずよき処を褒め立て、気を引き立つ工夫を砕き、渇く時水を呑む様に 請け合わせ疵直るが意見なりこの名言いいね！ 4
4貴となく、賤となく、少となく、悟りても死、迷うても死この名言いいね！ 4
4芸は身を助くると云ふは、他方の侍の事なり。御当家の侍は、芸は身を亡ぼすなり。何にても一芸これある者は芸者なり、侍にあらずこの名言いいね！ 5
5人間一生誠に纔（わづか）の事なり。好いた事をして暮すべきなり。夢の間の世の中に、すかぬ事ばかりして苦を見て暮すは愚（おろか）なることなり。この事は、悪しく聞いては害になる事故、若き衆などへ終に語らぬ奥の手なり。我は寝る事が好きなり。今の境界相応に、いよいよ禁足して、寝て暮すべしと思ふなりこの名言いいね！ 4
4翌日の事は、前晩よりそれぞれ案じ、書きつけ置かれ候。これも、諸事人より先にはかるべき心得なりこの名言いいね！ 1
1少し眼見え候者は、我が長（た）けを知り、非を知りたると思ふゆゑ、猶（なほ）々自慢になるものなり。実に我が長け、我が非を知る事成り難きものの由。海音（かいおん）和尚御咄（おんはなし）なりこの名言いいね！ 1
1徳ある人は、胸中にゆるりとしたる所がありて、物毎いそがしきことなし。小人は、静かなる所なく当り合ひ候て、がたつき廻り候なりこの名言いいね！ 4
4主君の御用に立つべき事この名言いいね！ 1
1大酒（たいしゅ）にて後れを取りたる人数多（あまた）なり。別して残念の事なりこの名言いいね！ 1
1若し図にはづれて生きたらば、腰抜けなりとて、世の物笑ひの種となるなり。此のさかひ、まことに危し。図にはづれて死にたらば、犬死気違ひとよばるれども、腰抜けにくらぶれば、恥辱にはならず。是れが武道に於いてまづ丈夫なりこの名言いいね！ 2
2恋の至極は忍恋と見立て候。蓬ひてからは恋のたけが低し、一生忍んで思ひ死（じに）する事こそ恋の本意なれこの名言いいね！ 3
3今どきの奉公人を見るに、いかう低い眼の着け所なり。スリの目遣ひの様なり。大かた身のための欲得か、利発だてか、又は少し魂の落ち着きたる様なれば、身構えをするばかりなりこの名言いいね！ 1
1若き内に立身して御用に立つは、のうぢなきものなり。発明の生れつきにても、器量熟せず、人も請け取らぬなり。五十ばかりより、そろそろ仕上げたるがよきなり。その内は諸人の目に立身遅きと思ふ程なるが、のうぢあるなりこの名言いいね！ 2
2人生のどんな隅にも、どんなつまらなそうな境遇にも、やっぱり望みはあるのだこの名言いいね！ 5
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