黒田官兵衛の名言格言48選

黒田官兵衛(くろだ よしたか)

職業:武将、大名 誕生:1547年1月1日 死没:1604年4月19日 出身:近江国伊香郡黒田村(現在の滋賀県長浜市木之本町黒田)

戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・大名。戦国の三英傑に重用され筑前国福岡藩祖となる。キリシタン大名でもあった。諱(実名)は初め祐隆(すけたか)、孝隆(よしたか)、のち孝高といったが、一般には通称をとった黒田 官兵衛(くろだ かんべえ)、あるいは剃髪後の号をとった黒田 如水(くろだ じょすい)として広く知られる。軍事的才能に優れ、豊臣秀吉の側近として仕えて調略や他大名との交渉など、幅広い活躍をする。竹中重治(半兵衛)とともに秀吉の参謀と評され、後世「両兵衛」「二兵衛」と並び称された。

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黒田官兵衛の名言格言

最期の勝ちを得るにはどうしたらいいかを考えよ

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自ら潔うして他の汚濁を洗い、しかも清濁併せ容るるは水なり

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障害に遭いて激し、その勢力を百倍にするは水なり

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一度に敵を千も二千も討取ることは得手者に候

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これはそちのためにしているのだ。乱心ではない。わしが諸臣に嫌がられて、一日も早く長政の代になるとよいと思わせるためだ

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私一人の注意では、多くの家来たちに届くまいから、見のがすことも多いだろう。よくないことがあったなら、遠慮なく早く知らせてほしい

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おまえは時々、部下を夏の火鉢やひでりの雨傘にしている。改めよ

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大将が文道を好むというのは、必ずしも書物を多く読み、詩を作り、故事を覚え、文字を嗜むことではない。誠の道を求め、何事につけても吟味工夫を怠らず、筋目をたがえず善悪をただし、賞罰を明らかにして、心に憐みの深いのをいう

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戦いは考え過ぎては勝機を逸する。たとえ草履と下駄とをちぐはぐに履いてでもすぐに駆け出すほどの決断。それが大切だ

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人に媚びず、富貴を望まず

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その時、お前の左手は何をしていたのだ?

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思いおく言の葉なくて、ついに行く、道は迷はじなるにまかせて

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功のない者にもやれば、功のある者に賞を与えるとき、その甲斐がない。だから、古い物をやりたいと思うときは安く払い下げるのだ。お前たちにしても、わずかの銭を出して買う方が得であろう

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その人の本質はそのまま残し変化に対応するには、常に柔軟でなければいけない

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四角な器にも円い器にも、水は器に応じてはいる

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槍・太刀・弓馬の諸芸を自から行なうのを、身分の低い者の仕事であるとして、自分で一度も行なわなかったならば、家来たちの武芸も進歩することがないだろう

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すべて国を治めていくには、普通の人と同じ心がけでは駄目である。まず、政道に私なく、その上、わが身の行儀作法を乱さず、万民の手本とならねばならない

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上司の弱点を指摘するな

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武芸に凝って、ひとり働くことを好むのは、匹夫の勇といって、小心者の嗜みであり、大将の武道ではない

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常日頃好むところでも、よくこれを選び慎むことが大切である。主人の好むところは、家来や百姓町人も、自然とその真似をするものであるから、とくに注意せねばならぬ

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神の罰より主君の罰おそるべし。主君の罰より臣下の罰おそるべし

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人間には必ず相口(あいくち)、不相口というのがある。相口というのは、他人の心をよく知ってそれに合わせる事だ。不相口というのは、逆らって異見を言う者をいう

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その職にふさわしくない者はすぐに処分したりするが、よく考えてみると、その役を十分に務めてくれるだろうと見たのはその主だ。目利き違いなのだから、主の罪は臣下よりもなお重い

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お前たち家来の間にも、気が合うか気が合わないかによって、仕置をする上に過ちができることがあろう。気の合う者に対して贔屓して、悪いことも善く思い、あるいは悪いと知りながら、自然とそれに親しむようになるものである。気の合わない者に対しては、善人をも悪人と思い、道理をも無理のように思い誤ることがある。気が合う家来、会わない家来とでは、仕置の上にもこのような私心ができてくるものであるから、みな、よく注意せねばならぬ

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蒸気となり雲となり雨となり雪と変じヒョウと化し凝っては玲瓏たる鏡となりたえるも其性を失わざるは水なり

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分別過ぐれば、大事の合戦は成し難し

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まず自分の行状を正しくし、理非賞罰をはっきりさせていれば、叱ったり脅したりしなくても、自然に威は備わるものだ

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低い身分から次第に立身出世し、高い身分になった場合でさえ、無道であれば、その時々の勢いにまかせて、身分の低い時代の難儀や不自由を忘れ、先々困窮することを考えないのである

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子供の教育係にする侍に対しては、まず主人がそれを心を込めてもてなし、位のつくようにしてやらねばならない。そうでなければ、その子供が教育係を安っぽくあしらって、それを侮る心が出てきて、ついには教育係をないがしろにして、その忠告を聞き入れず、したがって、振る舞いも改まらないことになるから、大事な問題である

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乱世に文を捨てる人は、軍の道理を悟らないから、制法が定まらず、国家の仕置に私心が多く、家人や国民を愛する術がないから、人の恨みが多い。血気の勇だけで、仁義の道がないから、士卒に敬慕の念が欠け、忠義の志が薄くなるから、たとえいったん軍に勝つことがあっても、後には必ず亡びるものである

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人には気が合う気が合わないということがある。主人が家来を使う場合には、とくにありがちなことだ。気の合う家来が、もし善人であったならば、国の重宝となるが、悪人であったとすれば、国家の妨げとなるのであるから、大変な違いである。家来たちの中に、たとえ自分と気が合わない者がいて、それを傍ら近く召し使い、軽い用事を勤めさせることがあっても、その者に心を奪われてはならない

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気の合う家来に対し、ともすれば悪いことを見のがすこともあるだろうから、よく注意して、そうした点を発見し、自分に対して諫言もさせるとともに、また、その者がいい気になって行儀の悪かったときには、傍らに呼びつけて意見をすべきだ。それでも聞かない時には、この如水に言いつけよ。よく詮議した上で罪科に処すだろう

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大将たる者は、威(威厳)というものがなければ万人を押さえつけることはできない。こしらえごとでいかにも威を身につけたように振舞ってみても、それはかえって大きな害になる

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腹を切って死んだとしても、わしに従って地獄・極楽を駆け巡るわけではあるまい。わしはただ立派な士を一人でも多く、大切に思う子に譲りたいのだ。必ず殉死を禁ぜよ

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子供の教育係をさせる侍は、その人柄をよく選ばねばならない。

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世の中で主のために追腹を切る(後を追って切腹すること)ぐらいつまらぬことはない

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将たる者が武を忘れたならば、軍法がすたり、家中の侍たちも自然と心が柔弱となり、武道の嗜みなく、武芸も怠り、武具も不足し、塵に埋もれ、弓槍の柄(え)は虫の住みかとなり、鉄砲は錆び腐って、役に立たなくなる。軍法も定まっていないから、もし兵乱が起こった場合には、どうしたならばよかろうと、驚き騒ぎ、喉がかわいてから井戸を掘るようなことになろう。武将の家に生まれたからには、しばらくも武の道を忘れてはならぬ

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武将の家に生まれたからにはしばらくも武の道を忘れてはならぬ

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我が君主は天にあり

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大切なのは不相口であって、相口の者ばかりまわりに集めたのでは、決してその者にとっていいことではない。不相口の者が言う異見に耳を傾けるべきだ

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神の罰は祈りてもまぬるべし。主君の罰は詫言して謝すべし。ただ臣下百姓にうとまれては必ず国を失う。ゆえに祈りても詫言してもその罰はまぬかれがたし。ゆえに神の罰、主君の罰より臣下万民の罰はもっとも恐れるべし

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もらった者は喜ぶであろうが、もらわぬ者は恨むであろう。誰にやって誰にやらない、でよいというわけのものではない

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文武は車の両輪のごとく、そのひとつが欠けても駄目である、と昔の人もいっている。治世に文を用い、乱世に武を用いるのは、当然のことであるが、治世に武を忘れず、乱世に文を捨てないのが、最も肝要である

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天下に最も多きは人なり。最も少なきも人なり

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金銀を用いるべき事に用いなければ、石瓦と同じである

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自ら活動して他を動かすは水なり

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常に己れの進路を求めてやまざるは水なり

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ひたすら諸人から恐れられるようにするのが威だと心得て、威丈高になる必要もないのに目をいからせ、言葉を荒々しくして、人の諌めも聞かず、非があってもごまかすから、家老もだんだん諫言を言わなくなり、身を引くようになってしまう。このように高慢で、人をないがしろにするから、万民は疎み、家を失い滅んでしまうから、よく心得るべきである

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