和田一浩の名言格言集

和田一浩(わだ かずひろ)

職業:元プロ野球選手(外野手・捕手)、野球解説者、 誕生:1972年6月19日 出身:岐阜県岐阜市

愛称は同姓の演出家・和田勉にちなんだベンちゃん。300本以上の本塁打を記録した強打者であるが、本人は「ホームランバッターではない」と語っている。本人曰く、「ホームランバッターは打ち損じがヒット。僕の場合はヒットの延長がホームラン」

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和田一浩の名言格言

とにかく1年やり抜く、1試合をやり抜く。それだけでした。そして、その積み重ねがいまも続いているという感覚です。

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同じ世代の人、上の世代の方たちが「1試合でも長く、1年でも長くプレーしてください」と声をかけてくださる。僕自身、以前に比べてファンの皆さんを身近に感じるようになりました。じつはこれ、僕にとっては大きな変化で、これまでは自分のプレーがチームの勝利に貢献して初めてファンの皆さんが喜んでくれると思っていたんです。ところが、自分がプレーし続けることそのものを喜んでくださる人たちがこんなにいるんだ、と。この歳でようやく気づくことができた。これはすごいやりがいです。

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結局は1試合1試合、目一杯突っ走り、その積み重ねが翌年、翌々年につながっていった。これは今も同じ。

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プロ野球界では18歳のルーキーから50歳の山本昌さんまで、幅広い年齢の選手が同じ野球という競技をしています。体力や運動能力の差だけなら若手が有利です。でも、野球はバットやボールなどの道具を使うスポーツ。だからこそ、経験を積むことで得られる技術の差が生きてくる。僕自身、道具の使い方は確実に30代の頃よりも上がっていると感じています。

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出せるものを目一杯出し、それで結果が悪かったなら、「今日はダメだったけど、また明日頑張る」と。失敗をうまく切り替えられるようになった。

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現実問題として体力の衰えは間違いなくあります。スイングのヘッドスピードや足の速さ、肩の強さなど、試合を通じて感じています。ただ、そうであっても、まだまだ選手としての自分を伸ばしていきたいという意欲は失っていません。

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不安が消えていくのは、「まあいいや」と思い始めた時ではないでしょうか。そうなったらラクになるのかもしれませんが、向上はないと思います。

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「若い頃は良かった」と思うよりは、いま、ここにある体をいかに上手に使うか。

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自分を丸ごと受け入れられるようになったのは40歳を過ぎてから。それまでは、できない自分ばかりを見て無理していた気がします。

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「よし、いける」と思って入ることのできるシーズンはありませんね。言わば、1年中不安と隣り合わせなわけです。でも、僕はこれが大事だと思っています。なぜなら、不安になるのは、今よりうまくなりたいという向上心があるからだと思うんです。

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1年目はプロとの力の差を強く感じました。オープン戦が始まる頃には、「ずっと野球をやってきたのに、プロ野球のレベルをまったく知らなかったんだ。歯がたたない」と痛感していましたね。プロ入りはゴールでもなんでもなかったということです。正直に言って、焦りを感じる以上に大変な世界に入ってしまったなと思いましたし、勉強することがありすぎて、落ち込んでいるヒマもありませんでしたね。

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バッティングはこの先も伸ばしていきたい。筋力が落ちた分は技術でカバーして、いまある体を上手く使っていきたい。

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試合中は2000本安打記録達成の実感はなく、完全に次のプレーに集中していました。自分としては、毎試合勝つために戦い、毎打席ヒットを打ちたいと打席に入っていますから。個人記録は後からついてくるものです。

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年齢を重ねるごとに変化してきた部分もあります。それは理想と現実の捉え方。若い頃は打つ形も完璧で、全打席ヒットを打って、10割を目指すのが理想だと思っていました。理想が高い分、失敗する自分を許せない。なんで、これだけしかできないんだ、と。そこを、「こんなはずではなかった」と苛立つのではなく、「やるべきことをやって、それでも結果が伴わなければ、これが自分の力だよな」と。起こっている現実を素直に受け入れられるようになってきました。これがいいのか、悪いのかはわからないですけど、僕としてはかなり軽快です。

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