杉田玄白(すぎたげんぱく)
江戸時代の蘭学医。若狭国小浜藩医。著名な実績として『解体新書』(『ターヘル・アナトミア』の和訳)。
杉田玄白の名言格言
明日の是は慮念すべからず
飲と食とは度を過ごすべからず
為すべきは人にあり。成るべきは天にあり
動作を勤めて、安を好むべからず
おのれ上手と思わば、下手となるの兆しと知るべし
壮実を頼んで、房をすごすべからず
事なき時は薬を服すべからず
一滴の油、これを広き池水のうちに点ずれば、散じて満池に及ぶとや
医の業は習熟に在らざればその妙処は得がたし。此の故に一人にても多く病者を取扱い、功を積みたる上ならでは、練熟することは成り難しと知れり
正物に非(あら)ざれば、苟(いやしく)も食すべからず
昨日の非は悔恨すべからず。明日、これを念慮すべし