森祇晶の名言格言集

森祇晶(もり まさあき)

職業:プロ野球選手(捕手)・指導者・監督、野球解説者 誕生:1937年1月9日 出身:大阪府豊中市生まれ、岐阜県岐阜市出身

本名「森 昌彦」(もり まさひこ)。巨人V9時代の正捕手。「V9の頭脳」の異名を取った。西武監督時代は在任9年間でチームを8度のリーグ優勝、6度の日本一に導いた。

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森祇晶の名言格言

出来るかどうかの不安を考えたらキリがない

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監督にはいろんなタイプがあるが、私はピッチャーを中心にしたディフェンス面から考えていく

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「善く兵をもちうる者は、たとえば卒然の如し」(孫子)。巧妙な用兵というものは常山に住んでいる卒然という蛇をコントロールするようなものだ

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プライドなどというものは、所詮自分で作り上げていくしかない

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1回限りの優勝なら、エースを酷使して時にはペナントを握ることができるかもしれない。しかし、エースに無理強いすれば、必ず翌年にツケが回ってくる。そうなれば連覇は難しい

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心を鬼にしても、いつもチーム全体の利益を考えられるかどうか。或いは常にチーム全体の利益をベースにして決断ができるかどうか、それが采配を任された者の義務だと思っている。口で言うのは容易だが、現実の場面でそれを命じるのは覚悟がいる

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勝負は時の運という。だが、リーダーとは運を呼び込むための手立てを練る者をいうのだと思う

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歳をとるほど、努力をしなくてはならない。それも幅広い分野から、吸収できるものは何でも学ぶ必要がある

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先が読める男は、現実から目をそらさない

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自分の取り柄を信じる。どんな人間にも取り柄はあることを忘れるな

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勝つことは孤独になるということでもある。そして成功するということは、ときに人の嫉みや僻みを買うことでもある。それを引き受ける覚悟がなければ、周りに埋もれて仲良くやる道を選ぶしかないだろう

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地に足をつけて、じっくりと機を待つ-。大切なのは自分に与えられた仕事に全力を尽くすということ

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岐阜高校からすぐにジャイアンツへ入ったからこそ、今日の私がある。それが人生の巡り合わせというものだ

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重要なのは腹をくくるということである。たとえ決断が悪いほうに転んだとしても、自分が全ての責任を持つ心構えがあれば、割り切りも早い

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参謀役は自分自身の”分”というものを知るべきである。そして、その分の中で精一杯の仕事をする。トップと参謀役の理想的な関係というのは、そういうものだという気がする

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最後の最後に、「これは俺の仕事の成果だ」と、胸を張って誇れる瞬間を得るために日々を耐え忍んで頑張っているのではないか

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「非情」と世間がみなす采配をした後は、必ずフォローが必要なのだというのも、私が野球という仕事から学んだこと

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人間にはそれぞれ、生まれ持った星というものがある。あとは人生という歩みの中で、巡り合わせの不思議さがあるだけである

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私が監督生活で一番誇りにしているのは、ペナントレースや日本シリーズの優勝回数ではない。登板過多によって投手を潰したことが一度もないということである

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いつも「今」が闘いの潮時と覚悟を決めていたい

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事業に失敗したといって自殺してしまう人がいる。リストラを悩んで自殺する人もいる。人生で言えばたかが一つの挫折である

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辛抱するということは大切なことだ

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何事も新しいことをやるときは勇気がいるものである。当然批判も生まれる

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男の引き際。男というのは幕を開けるより、幕を引くことの方が何倍も難しい

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勝ち続けるというのは、先の先を読むこと

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単なるイエスマンであってはならない

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87年の日本シリーズは私が監督として経験した8回のシリーズで最高傑作といっていいかもしれない。なぜなら、監督、コーチ、選手が一丸となって勝ち取った日本一だから

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コンバートという配置転換は選手が納得してくれるかどうかでプレーに大きな差となって現れる

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あのころ(プロになりたての頃)プロとは何であるかということを、別所さんとの猛練習から教えられた

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力量というと語弊があるが、それぞれの選手には得意とする能力に差がある。それぞれが最高の能力を発揮し、勝利という目標に向かって一つになるように組み合わせていくのが、公平な選手の使い方だと思う

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勝つに法あり、負けるに理あり

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「和して同ぜず」私が監督になったときの心境は、まさにこれである

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最大の敵は、内なる慢心である

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男の気概がどこで培われるかと言えば、仕事をおいてない。仕事をいい加減にしておいて、趣味や遊びで気概が作られたなどという人間はいるはずがない。仕事のプロを育てるのが職場だとすれば、プロを育てる環境はもっと真剣に考えられていいはずだ

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用兵の妙というのは、小手先の采配から生まれるものではない。苦しい戦いの末に、初めて見出される人間の知恵である

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一点に執着し用心深く、なおかつ細心に戦う私の作戦は捕手出身だからかもしれない

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走塁というのは、打撃戦や投手戦とは違った醍醐味がある。走塁ほどスリリングなものはない

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リーダーは勝機を読めなければならないだろう。そしていったん勝機だと思ったら決断力が要求される

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守備と走塁にはスランプがない

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勝ち、負けの日々を何十年も続けていると、目に見えぬ力が働いていることを感じる時間が何度もある。神のご加護とか勝利の女神を意識するのはそういうときである

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仕事とプライベートなことを分けるのが今風というが、若い頃こんなことをやっている人は一流になれない

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少ない給料で会社にこき使われていると思えば腹も立つ。しかし必要とされて世の中に使われていると思えば、多少なりとも世の中に役立っているのだと思える

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頭で分かっていても体が動かなくなる。分かってはいるけど、やることがおざなりに、いい加減になってくる

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野球の面白さは意外性にある

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私のデータ分析の特徴は、表からだけでなはなく、裏からも見ることだ。表からだけ見ていると、データを都合よく解釈してしまう

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人にどう思われるとか、後ろ髪ひかれる気持ち、辞めてどうなるか、マイナスになるのでは等という不安、こんなことを少しでも持ったら決断できない

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この練習がいつか自分の為になると思う。その思いが強いものほど、練習に汗を流す

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仕事ができない人間は脱落していく。だが、這い上がるチャンスは誰にも平等にある。落ちたのは自分の責任だと思えば、やり直そうという気概も生まれる

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94年の日本シリーズに敗れたときも、純粋に長島監督を祝福したいという気持ちだった。「おめでとう、よかったね」そういって私は長島監督と握手をした。掌のぬくもりだけで、長島監督は分かってくれたと思う。闘いすんで日が暮れて。真剣勝負を闘った男のみが分かるぬくもりである

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祇晶という名前も、今ではすっかり慣れ親しみ、自分でも気に入っている

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初めて清原を見たときの衝撃は今も忘れない。清原には独特の雰囲気があった

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監督というのは選手に対して常に平等でなければならない。いわゆる公平無私の精神である

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日本シリーズは何が起きるか分からない。いくら計算しても、画餅に帰すだけだからである

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采配とは本来非情なものだ。これは当たり前過ぎるほど当たり前で、チームに勝利をもたらす為には、時として個人に犠牲を強いる事だってある。問題はリーダーが腹を括ってそれを押し通せるかだ

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仕事とは、どこかで楽をしたいという自分との意地の張り合いのようなところがある。他人と比べて、たとえ自分が間抜けのように見えても、意地をはれるかどうか、骨惜しみをしないと言いきれるかどうか、そんなことが日々試されているような気がする

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光り輝くのは選手なんだ。監督であってはいけない

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自分自身が変わろうと思わなければ、人は変わりようがない

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リーダーの闘いとは常に先を読むことだ

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コーチ業は先ず自分を殺すことから出発しなければならない

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重要なのは、直面している問題から逃げてしまうか、立ち向かっていくかという気持ちの問題だ

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新しい世代の選手との交流法ですか?理解すれども容認せずです

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辛いことだが男は悔しい思いをしなければ鍛えられない。叩かれて強くなる。チヤホヤされて強くなった男を私は知らない

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選手に目を注ぐ一方、同時に勝つためのチーム作りの視点も持つ。四方八方に目配せするのが監督の仕事といっていいのである

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