衣笠祥雄の名言格言集

衣笠祥雄(きぬがさ さちお)

職業:プロ野球選手(内野手)、野球解説者・野球評論家・タレント 誕生:1947年1月18日 死没:2018年4月23日 出身:京都府京都市

連続試合出場記録日本記録・世界2位記録、連続フルイニング出場歴代3位、通算安打数歴代5位、通算本塁打数歴代7位(通算504本は張本勲とタイ)の記録保持者。赤ヘル打線の主砲として1970年代後半から1980年代の広島カープ黄金時代を築き上げる原動力となった選手の一人である。

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衣笠祥雄の名言格言

まずキャンプのキャッチボールで思い知らされました。世の中には野球の上手い人が、こんなに大勢いるのかと。さらに打撃捕手を務めて、打つほうでも差を見せつけられて、まぁ落ち込みましたよ。自分はここに来ては、いけなかったんじゃないかってね

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ひとつハードルを飛び越えられれば、必ずひとつ力がつく。それが自信になって、次にはもう一段高いハードルを越えられる

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多少痛くても、試合しているほうが精神的に楽だもの。それはきっと、育った環境

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人生なんて案外、「他人」の一言が決めてくれるものなのです

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やはり本当のレギュラーと呼ばれる選手には、135試合ぐらいはちゃんと出てもらいたい。出たり休んだりの繰り返しでは、あてにできませんから

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可能性を求めて野球を続けてきたが、走、攻、守の三拍子そろった野球ができなくなった

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チームが勝つために、いまなにをすべきか。僕よりも、外す決断をした古葉さんの方が苦しかったと思う

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日本の野球の世界、とくにプロ野球の世界が、私を生かしてくれる、素晴らしい世界だったからです

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自分自身が、これ以上もううまくなれないと、今一番引退を決意した理由であります

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私が子どもの頃、憧れたように、今の選手は子どもたちの憧れの人になって欲しいのです。そうなることで、また歴史がつながっていく。プロ野球が衰退してしまったら、先人にも次の人たちにも申し訳が立ちません

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自分がどんな人間で、何ができるか、毎晩、床に入って二、三分でいいから考えてみること。夢はそこから生まれてくる

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後楽園球場のスタンドを見てビックリしました。広島ファンの赤い帽子と巨人ファンの黒い帽子で見事に2つに分かれている。スタンダールじゃないけど『赤と黒』の世界ですよ(笑)

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私に『野球』を与えてくれた『神様』に感謝します

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自分でできることを、自分なりに一生懸命やってきた。ただそれだけですよ

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プロ野球80年の栄光の歴史は、先人たちの努力の賜物です。この努力に対しては、いくら感謝しても感謝し過ぎるということはありません。現役のプロ野球選手諸君は、ここを分かってほしい

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関根潤三さんや広岡達朗さんに育てられた。ルーツは、チームにやれば勝てるんだという意識を植え付けた

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(3年生の春、夏に甲子園に出場した時は、どんなことを思いましたか)自分のプレーは忘れたけれど、入場行進だけは覚えている。伝統校・平安のユニホームを着て、グラウンドに出たときの晴れがましさ。やっぱり、一生の思い出ですね

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カープに入った頃、「痛いと言ってくれば休ませてやる」という中で育てられた。要は代わりはいくらでもいるということです

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(どんな選手を揃えてチームをつくってみたいですか?)タイプ的に好きなのは足が速い選手なのですが、やはりチームとして考えると、まずは身体が丈夫な選手となりますよ

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(衣笠さんといえば豪快なスイング)空振りね(笑)

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私にあと10センチ背があり、20キロ体重があれば、また違った野球があったでしょう。でも(空振りは)この身体で「遠くまで飛ばしたいんだ」っていう気持ちの表れでしたよ。まぁ23年プレーし、504本打てたので、そういう意味ではあながち、あれも間違いではなかったのかもしれませんね(笑)

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誰にも好きなことはあるだろう。やっていて飽きないことがあるだろう。だからお父さんは言うんだよ。何でも好きなことをしなさいって。好きなことには、きみたちの素質があるからなんだ

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私の想い出は広島市民球場にありますが、どうしても老朽化や施設面に不備もありました

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人間、自分ひとりでできることには限界がある。だけど、人と力を合わせると、不思議なことに不可能も可能に、夢も現実になっていく。だから、出会う人を大切にするんだよ

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どんな時でも、投げてくる球をしっかり見据えて、フルスイングしないと何も残らない。明日につながらないんです

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運というのは、掴むべく努力している人のところへ訪れてくる

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芝の長さでも打球は変わりますし、守備一つとっても地の利というのかな

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誰よりも故・根本陸夫さんにはお世話になりました。入団3年目に監督としていらっしゃったのですが、ひと目見た時から、この人には逆らえないと感じました。人生の箍(たが)ははずしちゃいけないと教えられました

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一番の根本は、自分を信じ切れたかどうか

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(スランプで連続試合出場記録が危なくなったとき)本当に古葉監督にはご迷惑をおかけしたと思います。自分としてはあの時記録を切ってほしかったんです

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僕自身、自分がつくった世界記録が本当にすごいものなんだと知ったのは、96年にカル・リプケンが僕の記録を越えてくれた時でした。現役時代はひたすら毎日のゲームで頑張ることしか考えていなかったのですが、リプケンが出てきて、その足跡を冷静に見られるようになった。本当にすごいことをやったんだなと実感できたんです

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なぜ、もう少し頑張れないのかとも思う。自分にご苦労さんとは言わない

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野球が大好きでした。こんな好きなことを一日たりとも休めますか

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(高校野球にしかないものは何だと思いますか)自分の成績を考えず、学校の勝利のためだけにプレーするという純真さ。プロと違って、自分が打っても、学校が負けたら終わりですから

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前々から60歳を過ぎたら子供と一緒に野球をする時間を持ちたいと思っていました。全国を回って、そういう機会が持てればと思っています。とはいえ、あんまり社会性がないので、気楽な生き方が一番というのが本音なのですが

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(全試合出場できる選手について)阪神の金本はもう別格ですけど、意外と見逃されがちなのが巨人のラミレス。彼は休むような故障も本当にしないし、しっかり結果も残し続ける、頼もしい存在ですね。ヤクルト時代からそうだったでしょう

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現役時代、周囲からは鉄人と呼ばれていても、やはり自分の中の不安と常に闘っていました

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夢に追いつくためには、まず足もとの小さな自信からつけていこう。やがてそれが、夢をつかむまでになると信じて

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鎌倉のお坊さんが書いた「ただの人であれ」というタイトルの本が印象に残っています。ちょうど79年の大スランプの時に手にしたんです。追い詰められた時に何度も何度も読みました

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「現在(いま)」を大事にして精一杯やるから、「未来(さき)」があるんじゃないでしょうか

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実は、私は入団するまでプロ野球を観たことがなかったんです。契約が決まり、初めて甲子園で阪神対広島戦を観戦したんですよ(笑)

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他人に好かれなくてもいいから、他人に嫌われることだけはするな

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現場が一番面白いというのは、誰よりも自分が一番わかっています

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(引退後約20年間もユニフォームを着ていないことについて)今も広島に帰るといろいろな人から「なぜだ」と怒られます

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(これまでの人生で最大の買い物は?)65年、入団直後に買ったアメリカ車フォード・ギャラクシーです。ところがこれが大問題。監督がマツダの小型車に乗っている時代でしたから、18歳の若造が何をやっていると大目玉を食いました

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私は2700試合近くに出場していますが、一番忘れられない試合と言えば、初優勝を決めた試合

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自分がここにいるのは、可能性があるということだ。可能性がなければ、この場所にはいない。そう思って、いつも自分を信じることだ

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試合のある日に、休みたいと思ったことは一度もないですよ

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当時、6球団からお話があったそうですが、どこに入れば自分が生きるのかと考え、私自身が(広島カープを)選びました

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初めてケガをすると、どうしていいのか分かりませんが、一つずつ山を越えていくことで、このケガなら100パーセントは無理にしてもどの程度できるのか、試合に出られるレベルにはどう持って行けるのか、さらにはどういうケアが大事なのかを学ぶことができます

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自分が思っている以上に、米国のファンは僕のことを知っていてくれる。野球に対する思いの深さが違うという感じがします

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オーダーを固定できるチームはやはり強いです。例えば投手を10人、野手も12~13人で1シーズンまわせれば、ちゃんと計算ができる。その上で、スピードがある選手が揃えば理想的です

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