豊臣秀吉の名言格言42選

豊臣秀吉(とよとみひでよし/とよとみのひでよし)

戦国時代から安土桃山時代の日本の武将、戦国大名。天下人、(初代)武家関白、太閤。三英傑の一人。織田信長の後を継いで天下を統一し、近世封建社会の基礎を築いた。墨俣の一夜城、金ヶ崎の退き口、高松城の水攻め、中国大返し、石垣山一夜城などが機知に富んだ功名立志伝として知られる。

豊臣秀吉の名言格言

信長公は勇将なり 良将にあらず

戦わずして勝ちを得るのは、良将の成すところである

人の意見を聞いてから出る知恵は、本当の知恵ではない

負けると思えば負ける、勝つと思えば勝つ。逆になろうと、人には勝つと言い聞かすべし

露と落ち 露と消へにし わが身かな 浪速(なにわ)のことは 夢のまた夢

財産を貯め込むのは、良い人材を牢に押し込むようなものだ

決してえこひいきなく道理にかなっていること道理にかなっていないことをさばき、たとえそれが兄弟や親族であろうとも、罪のある者は処罰せねばならない

主従や友達の間が不和になるのは、ワガママが原因だ

猿・日吉丸・藤吉郎・秀吉・大閤、これも又皆がいやがるところでの我慢があったればこそ

やるべき事が明確であるからこそ、日夜、寝食忘れて没頭できる

誰であろうとも、忠義のためにこの世を去った者に対しては、その後継ぎを立てて、一家の絶えないようにしてやらねばならない。ただ、家名を継がせる場合に、10歳未満の幼子には、代理を立ててやり、また、夫婦の間に子どももない場合は、弟に継がせ、娘一人子のときには困らないようにしてやらねばならない

光秀の天命が尽きれば、大利を得て、思いのままに国をもらい、この播磨の城に帰ることはない

我が身の目付けを頼み、異見を承わり、我が身の善悪を聞き、万事に心を付ける。これこそが、将たる者、第一の要務である

どこへ逃げたって、日本全国は俺の庭だ。気にするな

(信長は)剛を持って柔に勝つことを知ってはおられたが、柔が剛を制することをご存じなかった。ひとたび敵対した者に対しては、怒りがいつまでも解けず、ことごとく根を断ち葉を枯らそうとされた。だから降伏する者をも誅殺した。これは人物器量が狭いためである。人には敬遠され、衆から愛されることはない

何事もつくづくと思い出すべきではない

いくら謙信や信玄が名将でも、俺には敵わない。彼らは早く死んでよかったのだ。生きていれば、必ず俺の部下になっていただろう

これから先、覚悟を改めて恥ずかしくないように心がけるならば、どの国であろうとも知行させたい考えである。しかし、ただいまのように無分別のたわけであったならば、秀吉の甥子としてその身をながらえさせておくことは、お前だけでなく、秀吉の面目をも汚すことになるから、直々に手討ちにしてくれようぞ

(伊達正宗に向けて)今少し来るのが遅かったら、この首が危なかった

秀吉は、元来人を斬ることが嫌いの性分であるが、覚悟がなおも直らないお前を、他国に行かせたのでは、恥の上にも一門の恥さらしとなるから、人手にかけず、秀吉のこの手で殺してやろうぞ

降参した者を殺してはいけません

奉公人に対しては、誰彼れの差別をつけず、役に立つ者に対してはことさらねんごろにしてやるがよい

一歩一歩、着実に積み重ねていけば、予想以上の結果が得られる

家康は愚か者だ。が、油断のならない愚か者だ

およそ主人たるもの、1年使ひ見て、役に立たぬときは暇を遣はし、家来としては、三年勤めて悪ししと知らば、暇をとること、法なり

主人は無理をいうなるものと知れ

人と物争うべからず 人に心を許すべからず

直江兼続は天下の仕置きを任せられる男なり

側に置いておそろしい奴は、遠くに飛ばす

それは上々、一段の吉日にござる。信長公のために討ち死にするは覚悟のうえ、二度と生きては帰ろうとは思わぬ

返す返す秀頼のこと 頼み申し候 五人の衆 頼み申し候 頼み申し候

障子を開けてみよ。外は広いぞ

この黄金の輝きも 茶の一服に勝るものかな

諸国が平和で静かによく治まっているように見えても、あらゆる武備について、御油断あることなく、武具やその他兵糧に対する嗜みも、秀吉のやったように行ない、もし出陣するような事になったならば、用意万端整え、兵糧も十分に支度した上で、長期陣営の心構えが大切である

戦は六、七分の勝ちを十分とする

敵の逃げ道を作っておいてから攻めよ

世が安らかになるのであれば、わしはいくらでも金を使う

人はただ、さし出づるこそ、よかりけれ 戦のときも先駆けをして

茶の湯・鷹狩り・女狂いなどは秀吉の真似など決してしてはならぬ。ただし、茶の湯というものは上品な慰み事であるから、しばしば茶会を開き、人を招待したりすることは、一向かまわない。また鷹狩りは、鳶鷹・鶉鷹など、男児の慰みとして盛んにやってよい。女中は屋敷の中に5人なり10人なり置いても差し支えない。ただ、屋敷の外で見苦しく女狂いをしたり、鷹野や茶の湯なども、秀吉のようにむやみやたらにやって、下賤の輩や人目のはばかる所へやたらに出入りすることのなきように、十分に慎むこと

天下を治める上から、掟を厳正に定めてほしい。そして、その掟に少しでもそむく者がでてきたら、決してえこひいきなく道理にかなっていること道理にかなっていないことをさばき、たとえそれが兄弟や親族であろうとも、罪のある者は処罰せねばならない

女狂いに好き候事、秀吉真似これあるまじき事

いつも前に出ることがよい。そして戦のときでも先駆けるのだ