名言や名セリフは、出典が分かってこそ信頼できます。ここは、公的機関や公式サイトなど権威ある一次情報へ迷わず進むためのクッションページです。合計20サイトで、原文・人物/作品情報・放送/発売情報を最短で確認できます。
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目的を決める: 原文/人物・作品の基礎/放送・発売の一次情報
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セクションを選ぶ: 迷ったら「基礎10選」、アニメ・漫画なら「特化10選」
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根拠を示す: 具体名アンカーでリンクし、本文末に「出典・関連リンク」ブロックを設置
引用は出典明記・主従関係・必要最小限・改変なしが基本。可能なら2つ以上の一次情報で照合して、記事の信頼性を高めましょう。
【基礎】まず登録しておくべきサイト(10選)
1. 国立国会図書館デジタルコレクション
何がわかる?
書籍・雑誌・新聞などの原資料のデジタル画像。古典・絶版本の原文確認に最適。
おすすめの使い方
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名言のページ・章節を目視確認し、本文や末尾に「書名/著者/年/ページ」を明記。
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翻訳の差異がある場合は、版や訳者名も書くと親切。
2. NDLサーチ(国立国会図書館サーチ)
何がわかる?
全国の図書館や公的機関の所蔵横断検索。版の違い・所蔵状況を俯瞰。
おすすめの使い方
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どの版・どの訳書で名言が載っているかの手がかりに。
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同一訳でも改訂版がある場合は版情報も記載。
3. 文化庁「著作権Q&A」
https://saiteiseido.bunka.go.jp/chosakuken_qa/
何がわかる?
ブログ運営で迷いやすい引用の基本(出典明記/主従関係/必要最小限/改変禁止など)。
おすすめの使い方
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迷ったらここを都度確認。運用ルールを記事テンプレにも反映。
4. NHK「100分de名著」
https://mag.nhk-book.co.jp/category/read/read-meicho
何がわかる?
名著の背景・要点。名言が生まれた文脈理解に役立つ。
おすすめの使い方
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自分の言葉で要約して本文に。原文確認は必ず別の一次情報で。
5. コトバンク
何がわかる?
出版社系事典の横断検索。人物・用語の基礎定義。
おすすめの使い方
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記事冒頭の人物プロフィールや用語定義の確認に。
6. ウィキクォート(日本語版)
何がわかる?
名言の出典欄をたどる“入り口”。
おすすめの使い方
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記載の原語・書名・スピーチ名を手がかりに、一次資料へジャンプ。
7. ウィキソース(日本語版)
何がわかる?
著作権が切れた作品などの原文テキスト。
おすすめの使い方
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引用の前後文脈まで確認し、章節・段落を併記すると親切。
8. Quote Investigator(英語)
https://quoteinvestigator.com/
何がわかる?
海外名言の初出検証で定評。誤配(誤帰属)の洗い出しに強い。
おすすめの使い方
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検証内容を日本語で要約し、一次資料も併記してダブルで裏取り。
9. NobelPrize.org(ノーベル賞公式)
何がわかる?
受賞スピーチ・講演の原文全文。
おすすめの使い方
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講演名/日付を本文末に明記し、該当スピーチURLへ発リンク。
10. CiNii Research(国立情報学研究所)
何がわかる?
論文・学術情報の包括検索。思想・文学の研究動向確認に。
おすすめの使い方
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学術的補足の根拠として、要点だけ本文に反映。
アニメ・漫画サイト(10選)
1. 文化庁 メディア芸術データベース(MADB)
https://mediaarts-db.artmuseums.go.jp/
何がわかる?
アニメ・マンガ・ゲームの作品データ(制作年・スタッフ・出版社など)。
おすすめの使い方
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作品の正式名称・刊行情報・スタッフ名を正確に表記。
2. 日本動画協会(AJA)
何がわかる?
アニメ業界団体の統計・レポートなど、公的情報。
おすすめの使い方
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業界規模やトレンドに触れる際の客観データとして引用。
3. 国立映画アーカイブ(NFAJ)
何がわかる?
映画の保存・上映・資料情報。アニメ映画の公開年の根拠に。
おすすめの使い方
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作品の初公開年やクレジットの確認に。
4. 京都国際マンガミュージアム
何がわかる?
国内最大級のマンガ博物館。所蔵・展示・イベント情報。
おすすめの使い方
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作家紹介や作品史の参考リンクとして活用。
5. 国立国会図書館 典拠データ(Web NDL Authorities)
https://id.ndl.go.jp/auth/ndla
何がわかる?
作者名・団体名の標準形(典拠)。表記ゆれを正せる。
おすすめの使い方
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作者名の正式表記を確定し、見出し・導入で統一。
6. オリコン 週間コミックランキング
https://www.oricon.co.jp/rank/obc/w/
何がわかる?
コミック売上の週次ランキング。
おすすめの使い方
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「週・集計期間」を併記し、当該週URLへ発リンク。
7. 週刊少年ジャンプ(集英社)公式
何がわかる?
連載・単行本・ニュースなどの一次情報。
おすすめの使い方
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作品ページや告知へのリンクで、話数・発売日の根拠を明記。
8. 講談社コミック(公式)
https://www.kodansha.co.jp/comic
何がわかる?
新刊・発売予定・作品ページなど出版社一次情報。
おすすめの使い方
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巻数・発売日・ISBNを本文末に記載(読者が照合しやすい)。
9. 小学館コミック(公式)
何がわかる?
作品ページ・新刊情報の一次情報。
おすすめの使い方
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話数・収録巻を正確に。番外編表記も統一。
10. テレビ東京「あにてれ」
https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/
何がわかる?
番組・放送情報の一次情報(放送枠・話数・サブタイトルなど)。
おすすめの使い方
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放送情報に触れる際は該当番組ページへの直接リンクを。
ケース別の探し方(5つのシナリオ)
ケース1:古典作家・思想家の名言を原文で確かめたい
手順
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ウィキソース(原文)で作品検索。
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章節・段落を確認し、本文または末尾に「書名/章節/ページ」を明記。
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見つからない・読みにくい場合は国立国会図書館デジタルコレクションで原資料を目視。
ケース2:海外の有名な言葉で“初出があやしい”
手順
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Quote Investigatorで初出・変遷を確認。
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あわせて**原典(書籍・スピーチ)**を探し、一次資料のURLも併記。
ケース3:人物や用語の定義をサッと確認したい
手順
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コトバンクで定義・基礎プロフィールを把握。
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必要に応じてCiNii Researchで学術的説明を補完。
ケース4:アニメの名言—話数や放送情報が必要
手順
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放送局公式(例:あにてれ)で放送枠・話数・サブタイトルを確認。
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MADBで作品データを補完。必要に応じて映画アーカイブも参照。
ケース5:漫画の名言—巻数・発売日の根拠を示したい
手順
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出版社公式(講談社/小学館/ジャンプ)で発売情報・話数を確認。
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人気指標の補足としてオリコン週間コミックランキングの当該週URLを併記。
引用・著作権の超かんたんルール(迷ったらここ)
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出典は必ず明記。 書名/著者/訳者/発行年/ページ、またはスピーチ名/日付/URL。
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主従関係を守る。 あなたの本文(解説・感想)が主、引用は従。
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必要最小限の抜粋。 名言は短く、背景は自分の言葉で補う。
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改変しない。 省略は「…」など記号で示し、意味を変えない。
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関係性の開示。 PRや有料リンクは「sponsored」、コメント由来は「ugc」などの属性管理(※属性付与はHTML編集時)。
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最新情報の確認。 迷ったら**文化庁「著作権Q&A」**を確認。
よくある質問(FAQ)
Q1. 出典リンクは「本文中」と「本文末」どちらが良い?
両方おすすめ。本文中は理解のための文脈リンク、末尾は保存・再確認用のまとめ。
Q2. 「こちら」など曖昧なアンカーでもいい?
できれば具体名アンカーで。例:「ノーベル賞公式のスピーチ全文」。
Q3. 外部リンクは新しいタブで開くべき?
迷子防止のため基本は新しいタブ推奨(※HTML編集で設定可能)。
Q4. 出版社サイトに作品ページが見当たらないときは?
MADBやNDLサーチで作品情報を確認し、代替のリンクを提示。
Q5. 誤引用を避ける最短ルートは?
原文 → 公式 → 公的DBの順で二重チェック。最低2ソースで裏取り。