ジョン・スチュアート・ミルの名言格言62選

ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill)

職業: 誕生:1806年5月20日 死没:1873年5月8日 出身:

政治哲学者、経済思想家でもあり、政治哲学においては自由主義・リバタリアニズムのみならず社会民主主義の思潮にも多大な影響を与えた。倫理学においてはベンサムの唱えた功利主義の擁護者として知られる他、論理学分野においてはバートランド・ラッセルら後続の分析哲学にも強い影響を与え、初期科学哲学の重要な哲学者として知られる。

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ジョン・スチュアート・ミルの名言格言

人間の能力は知覚、判断力、違いを見分ける感覚、思考力のいずれも、道徳感情すらも、選択を行うことによって鍛えられる。それが慣習だからといって行動する人は選択を行わない。最善のものを見分ける力も、最善のものを望む力もつかない

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高貴な人物がその高貴さによってつねに幸福であるかは疑問の余地があるかもしれないが、その高貴さが他の人々をより幸福にし、それによって世界は全体としてはかりしれない利益を得ているのである

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大学はすべての知識を、人生にとって価値あるもの、即ち、われわれ各人が人類のために実際に役立つ人間になること人類そのものの品性を高めること、つまり人間性を高貴にすることという二重の目的を達成するための主な手段として、提供しなければなりません

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彼にとって、あることをすることがよりよいから、あるいはそれが彼を幸福にするから、または他人の意見によれば、そうすることがより賢明であり、正義にかなっているからといって、あることをすること、またはしないことを強いるのは正当とされない

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信仰を有する一人は、普通人九十九人にも匹敵する社会の力である

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保守主義者が常に愚かであるとは限らないが、愚者の最たるものはきまって保守主義者である

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習慣という専制王国では、人間進歩の永続的な障害が見られる

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自分と異なる人間と接することの価値、なじみのない思想や行動様式に出会うことの価値は、どんなに高く評価してもし過ぎることはない。かつて、このような出会いの機会といえば、主に戦争だったが、いまは通商なのである

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悪人が自分の目的を遂げるのに、善人が袖手傍観していてくれるほど好都合なことはないのです

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信仰を持つ人間は、集団における権力者よりも、利害で集まっている烏合の九十九人よりも力強い

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物事について自分の側しか知らない人は、そのことについてほとんど知らない

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自分の胸に「いま、幸せか?」とたずねたら、途端に幸福ではなくなってしまう

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では、自分自身の意見や行動について個人が持つ権限の限界は、どこに置くのが正当なのだろうか。社会の権威はどこからはじまるのか。人間の生活のうち、どこまでが個人の領域であり、どこまでが社会の領域なのか

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人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう

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正しい側に組しないものはすべて悪の側に結局は加担することになる

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人間性は樹木のようなものだ。指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、あらゆる方向に伸び拡がらなければならない

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自己教育の真の方法は、すべてのことを疑ってみることである

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社会の初期の頃は、人の活力が強すぎて、人々を訓練し管理する社会の能力を超えていた部分があった。しかし今では、社会は個性をほぼ押さえつけられるようになっている。そして人間性を脅かすものは、個人の衝動と好みの過剰ではなく、不足になった

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尊厳の感覚。それは幸福の根幹をなしており、これと対立するものは、一時的な場合を別にすれば、彼らにとっては欲求の対象とはなりえないほどである

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社会に監視される人は、いつも自分の本性に従わないようにしているので、やがて従うべき本性をもたなくなる。人間としての能力は萎縮し、衰えていく。強い望みや自然な喜びはもてなくなり、たいていは自分のものだといえる意見や感情をもたなくなる。これが人間性の望ましい状態だろうか

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本当に信頼できる判断をくだせる人は、なぜそのような能力を身につけることができたのか。自分の意見と行動に対する批判に、いつも心を開いてきたからである。反論や批判をすべて聞き、正しい部分を取り入れ、どこが間違っているかを考え、ときには他人に説明するようにしてきたからだ

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人間が高貴で美しいといえる人物になるのは、個性を全てなくして画一的になることによってではない。他人の権利と利益をおかしてはならないという条件のもとで、個性を育て際立たせることによってである

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所得税は己れの良心にかけられた税と認識すべきである

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功利主義は厳密に公平であることを当事者に要求している。ナザレのイエスの黄金律に、私たちは功利性の倫理の完全な精神を読み取る。人にしてもらいたいと思うことを人にしなさいというのと、自分自身を愛するように隣人を愛しなさいというのは、功利主義道徳の理想的極致である。全体の幸福が求めるような行為を実行することと自らの幸福の間には切ることのできない結びつきがある

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人間の運命の大きな改善は、考え方を根本的に変えない限り、絶対に不可能である

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存在するすべてのものは独創の結果である

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道を示す自由、これが天才の要求できるすべてである

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社会には無数の禿鷹(ハゲタカ)がいるので、弱い立場の人が襲われないようにするには、とりわけ強い猛禽(もうきん)がいて、禿鷹を押さえつける役割を担っていなければならない。だが、禿鷹の王もやはり禿鷹であり、弱いものを餌食にしようとすることに変わりはないので、その嘴(くちばし)と爪にいつも警戒しておく必要があった。このため国を愛し、国民の自由を大切にする人たちは、支配者が国民に対して行使できる権力を制限しようとつとめてきた。そしてこの制限が、自由という言葉の意味であった

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中国は豊かな才能と叡智に恵まれながら、国民全員が一様になり、思想と行動を同じ教えや規則で律するという思想のもとで数千年に渡って停滞した。長い歴史の中で欧州が発展を続けられた原因は、性格と分化に驚くほどの多様性があることだ

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力によって他人にその道を強要することは、他の人たちすべての発展および自由と合致しないばかりでなく、優れた当の本人を堕落させる

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人生の色々な楽しみは通りすがりに味わうときに、人生を楽しくしてくれるが、一旦それを人生の目的とすると、とたんに物足りなくなる

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国家の価値とは、究極のところそれを構成する一人一人の価値にほかならない

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幸福になる唯一の道は、幸福ではなく何かそれ以外のものを人生の目的に選ぶことである

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第一に、個人は自分の行動が自分以外の人の利益に関係しない限り、社会に対して責任を負わない。社会がその行動を嫌うか是認できないとき、その人に助言や教示を与え、説得することができ、自分の幸福のために必要だと考えれば敬遠することができるが、それ以上の方法は正当とは言えない

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個人の行動のうち、社会に対して責任を負わなければならないのは、他人に関係する部分だけである。本人だけに関係する部分については、各人は当然の権利として絶対的な自主独立を維持できる。自分自身に対して、自分の身体と心に対して、人はみな主権を持っているのである

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数学の真理には特異な性格があり、論拠は全て一方の側だけにある。反対意見はなく、反対意見への論駁もない

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満足な豚であるより、不満足な人間である方が良い。同じく、満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い。そして、その豚もしくは愚者の意見がこれと違えば、それはその者が自分の主張しか出来ないからである

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真実が持つ真の利点は、次のようなことである。ある意見が本当であっても、一回、二回、もしくは何回も葬り去られるかもしれない。しかし時間が経つにつれ、それを再発見する人が現れるものだ

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周囲から浮き上がるのを恐れずに、とっぴな行動ができる人間がいないこと。それが今の時代の最大の危機だ

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人は誰でも社会の保護を受けている以上、ある原則を守る義務を負うことが不可欠になる。第一に、互いに他人の利益を損なわないこと。第二に、社会かそれを構成する個人を危害と干渉から守るために、公平性の原則のもとで各人が決められた労働と犠牲を負担することである

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第二に、個人は他人の利益を損なう行動について社会に責任を負い、社会は自らを守るために必要だと判断した場合、社会による制裁か法律による処罰をくだすことができる

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現在の世代は、新しい世代の教育と環境を支配する力をもっている。もちろん、新しい世代を完全に賢明で善良に育てることはできない。自身が賢明で善良とは言えないからだ。それでも、新しい世代を自分たちと同じ水準、そして少しは自分たちを上回る水準まで育てる能力は十分にもっている

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彼(ベンサム)が見落としているのは、厳密な意味での人間本性の道徳的部分だけではない。彼は他のあらゆる理想的目的をそれ自体として追求することを人間本性に関する事実としてほとんど認識していない

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主流の意見は、自分でものごとを判断する能力がそれほど優れているわけではない人に対して圧倒的な影響力をもっている

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いかに押しつぶしても個人的人格は専制である

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社会の監視のもとに暮らす人は、娯楽のときですら真っ先に考えるのは世の中に合わせることである。いつも大勢に順応していたいのだ。何かを選ぶときも、普通に行われていることの中からしか選ばない。人とは違った趣味や、変わった行動は犯罪のように避けようとする

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「自分こそ正しい」という考えが、あらゆる進歩の過程で最も頑強な障害となる。これほどばかげていて根拠のない考えはない

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今では他人に関係する点だけでなく、自分にしか関係しない点でも、自分の好みは何かとは考えない。考えるのは自分にふさわしいのは何か、同じ地位の人はどうしているか、自分より地位が高い人は何をしているのかだ。慣習になっているもの以外には、自分の好みを思いつけないのである

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自分一人の判断には自信がない分、世間の判断に頼りきろうとするのは通常である。だがこの場合の世間とは、自分が普段接している人たち、つまり所属する党派や宗派、教会、階級を意味しているにすぎない

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死後に残す人々の運命を、自分自身の運命と感じ得る能力が欠如している者ほど、また利己的にのみ生きてきた利他の喜びを実感した経験のない者ほど、老年に至って自分自身の快楽がゼロに近づくに及んでいよいよ利己的な形における生命の存続を妄執するものである

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慣習であるからといって、これをなすという人は、何らの選択をも行わない人である

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真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。つまり、人から人へと口真似されて、ついには決まり文句になるが、あらゆる経験によって反駁されるあの虚偽である。歴史は、真理が迫害によって踏みにじられた実例に満ちている

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価格が上昇するとの予想を煽る何らかの偶然がきっかけになって、投機家が活躍するようになる。社会の風潮によっては、急激に資産を蓄積した人がいると、真似をしようとする者が多数出てくる。そして、価格の上昇の予想という当初の根拠で正当化できる水準をはるかに超えて投機が進み、さらには、そう予想する根拠のない対象にまで投機が広がっていく。投機が始まれば、どのような対象で同じように価格が上昇する。この種の投機の熱狂の時期には、信用供与(投資資金の信用貸し)がきわめて活発になる

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個人の幸福に最大の関心を持っているのは本人である。社会が一人の個人にもつ関心はごくわずかでしかないし、まったく間接的なものでしかない。そして自分の感情や状況を理解するという点では、普通の人であれば誰でも、他人とは比較にならないほど豊富な手段をもっている

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人は疑わしくなくなった点については考えなくなるものだが、これは人間の誤りのうち半分の原因になるほど致命的な欠陥である。”決着がついた問題は深い眠りにつく”とある論者が語っており、まさに至言である

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真実の中には、個人的な経験を経て初めて本当の意味が理解できるものも多い

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今こそ個性の重要性を主張すべき時期である。人はみな同じでなければならないとする主張は大きくなっていく。人を一つの型にあてはめる動きが完成するまで抵抗を遅らせれば、その型からの逸脱はみな道徳に反すると考えられ、奇怪で凶悪で、自然に反しているとすら考えられるようになる

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改革の精神は必ずしも自由の精神ではない。なぜならば、改革の精神は、改革を欲しない民衆に対してそれを強制しようとするかも知れないからである

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個人の自由にも、制限されなければならない事がある。それは、他の人に迷惑をかけてはならないということだ

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人間というものは、幼いときから労せずして得た栄誉を持っていると、成長するにつれて必ずそれを自慢したくなるものである

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ある人の欲求と感情が他人より強く多様だというのは、その人が人間性の素材を豊富にもっているということである。衝動が強いとは、活力があるということの言い換えに過ぎない

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人間の自由を奪うものは、暴君でも悪法でもなく、社会の習慣である

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