ハインリヒ・ハイネの名言格言112選

ハインリヒ・ハイネ（Heinrich Heine）

職業：作家、詩人、文芸評論家、エッセイスト、ジャーナリスト　誕生：1797年12月13日　死没：1856年2月17日　出身：ドイツ（神聖ローマ帝国）

文学史的にはロマン派の流れに属するが、政治的動乱の時代を経験したことから、批評精神に裏打ちされた風刺詩や時事詩も多く発表している。平易な表現によって書かれたハイネの詩は、様々な作曲者から曲がつけられており、今日なお多くの人に親しまれている。

ハインリヒ・ハイネの名言格言

神々は死ぬことを得ぬさだめだから輝かしい不運をば永久に引きずるのだ。

この名言いいね！

雪が去って花の季節が来たのだ。お前の心も新しく愛に向ってひらく。

この名言いいね！

うぐいすとわれと共に心は憧れのゆえに痛む。

この名言いいね！

言葉には出さずに解り合う対話！愛のこもった無言のおしゃべりをしていると

この名言いいね！

革命は一つの不幸である。しかし、いちばん大きな不幸は失敗した革命である。

この名言いいね！

おれはたった一度その花を抱いて熱い心臓へ押しつけたい。

この名言いいね！

菫は笑まいさざめきて星々の高き光を打ち見上げ薔薇はひそかに物語る、

この名言いいね！

真の天才は、予め一定の軌道にのせて描くことはできない。その起動は、すべての批判的評価の拉致以外にある

この名言いいね！

暗黒時代には、宗教ほど諸国民を導くのに最適なものはなかった。というのも、暗黒の中では目の見えない人がいちばんよい案内役で、目明るきよりもずっと確かだからである。しかし、昼になって明るくなっても目の見えない人に案内させているとすれば、それは阿呆である。

この名言いいね！

いったいどんな目的で恋の神さまは人間をお造りになったか？さあ、返事！

この名言いいね！

ローマ法大全は悪魔の聖書だ

この名言いいね！

わが君は花のごとくにしとやかに清くうつくし。

この名言いいね！

彼らの歌がわたしを殺す欺かれた愛の落胆で。

この名言いいね！

君がむねに寄るときは天の悦びわれに湧き、

この名言いいね！

そこへ行ってあなたの足元に恭々しく跪こう。そしてあなたの足にくちづけして言おう。「あなたこそ、あらゆる女性の中の最も美しい方」と。

この名言いいね！

おんみの孫なるキューピッドのいたずら者めがいい加減おもちゃにした。

この名言いいね！

妃の奇麗な瞳の中にわしの広い広い国がある

この名言いいね！

そして真心こめて抱きしめることのできる愛に行き逢えるかどうかを知りたかった。

この名言いいね！

急いで仕上げろ、大工ども。僕はぐっすり眠りたいんだ。

この名言いいね！

その神がこの美しい地球を創造りその上にみごとな人間たちをつくり太陽や月や星々に、それぞれの軌道をあらかじめ決めたのだと。

この名言いいね！

偉大なる精神は、偉大なる精神によって形成される。ただし、それは同化によるむしろ多くの軋轢による。ダイヤモンドがダイヤモンドを研磨するのだ

この名言いいね！

夜じゅうどんなに悩んだか神さまだけがご承知だ。

この名言いいね！

悪魔であるのか、天使であるのかそれは知らない。女にあってはどこで天使が始まり、どこで悪魔が始まるのかもわからない

この名言いいね！

愛するドイツの神々に頼む、君の旅行にいいお天気を。

この名言いいね！

私はその人のかわいい白百合の耳に囁くだろう「私たち二人の愛ことを夢の中でもお考えなさい　その愛が決して消えないことを」

この名言いいね！

私は、去ってゆく夏であり、お前は枯れてゆく森だった。

この名言いいね！

ことば、これによって死者を墓から呼び出し、聖者を埋めることも出来る。ことば、これによって小人を巨人に仕上げ、巨人を徹底的にたたきつぶすことも出来る。

この名言いいね！

経験は良き学校だが、その料金は高くつく。

この名言いいね！

美しき五月となりて、花のつぼみも燃ゆるとき、わが胸も愛の想いにも燃えいでぬ

この名言いいね！

悪魔は理論家である。悪魔は現世のよさや官能の悦びなどの代表であるにとどまらず、彼はまた人間理性の代表者である

この名言いいね！

わが前には水の砂漠、うしろには愁いと惨めさ、頭上には走りゆく雲、

この名言いいね！

ナイトキャップや寝間着の切れっぱしで世界のお堂の隙間をふさぐ

この名言いいね！

おれは姿やさしい花の方へやっぱり気を引かれる。

この名言いいね！

それで憧れごころの娘たちや心優しい詩人らが涙と歌を恭々しく月神に捧げる。

この名言いいね！

人間が偉大になればなるほど、罵倒の矢に当たりやすくなる。小人には罵倒の矢さえなかなか当たらない

この名言いいね！

わが心それも海なり、満干あり、吹く嵐あり、

この名言いいね！

妖精が与える恵みについて無駄口をいうのはただ愚者だけ。

この名言いいね！

賢者は新しい思想を考え出し、愚者はそれを広める

この名言いいね！

我々は敵を許すべきだが、それは彼らが吊るされる前であってはならない。

この名言いいね！

女が終わるところに劣悪な男が始まる

この名言いいね！

死は涼しい夜だ。生は蒸し暑い昼間だ。

この名言いいね！

ただ静かな生活がしたかった、あなたの息の漂っているその場所で。

この名言いいね！

どこに居ても、どこへ行ってもそいつがそこから俺を、緊めつける

この名言いいね！

憧れもむなし。嘆息もむなし。眠れ、ただ眠れ、何ものかそれに優らん？

この名言いいね！

思想は行動になろうとし、ことばは肉体になろうとする。

この名言いいね！

いたずら者の風が来て花も葉も吹き散らす

この名言いいね！

蝶、花うばらを恋いその花をめぐりて飛びやまず。されどまた蝶をめぐりて金じきに柔らかき日の光の恋ごころ漂う。

この名言いいね！

鉄は人間を殺さない。殺すのは手である。その手は心にしたがう。

この名言いいね！

かくて福祉は三重に重なりて人ら称う｢世を救う人の子に栄あれ」と。

この名言いいね！

海と天とが声を合わせて堂々と歌い鳴るのを私は聞く。

この名言いいね！

おれはよっぽど正気でいないと、我とわが身を痛い目に遭わせそうだぞ！

この名言いいね！

愛のためお前はそんなに屈託しているのか、これからまた、愛がお前を高めるだろう

この名言いいね！

全く始めて見る人でしかも良く識っている気持ちがした。

この名言いいね！

君を慕うと告ぐるとき、涙はげしく流れ落ちたり

この名言いいね！

ざんねんながらあなたの脳味噌には忘れっぽさが詰まっている。

この名言いいね！

されど聞ゆる忍び音は嘆く天使の啜り泣き。

この名言いいね！

われは一つの花を慕えど、どの花なるを知らざれば心悩む。

この名言いいね！

そこに住むのは、意地わるな大工。僕のひつぎを作っているのだ。

この名言いいね！

頭はからっぽ、胸は一杯。何を書いたらいいのかわからぬ。

この名言いいね！

この地の上の、薔薇いろの光の中にまだたくさんの楽しみが残っているかもしれぬ。

この名言いいね！

いとしい人よ、君の手を此の胸の上に置きたまえ。さて聴きたまえ、心臓の小部屋の中の高鳴りを。

この名言いいね！

大きく強気眼の光は黒き太陽のごとくに照る。

この名言いいね！

蛍にお訊きなさい、蛍が草にどんな光の言葉を話すかは。

この名言いいね！

「愛は何か」と、お前は訊く。立ちこめる霧に包まれた一つの星だ

この名言いいね！

そのはらからが命を賭けて剣を振うわけは何故か？

この名言いいね！

人間動物の間の貴族

この名言いいね！

彼女が言った。｢わたしの幸福はあなただけ」

この名言いいね！

たった一度、口と頬とに口づけしてこの幸福な苦しい心をそそぎかけたい！

この名言いいね！

あなたがその花だった、そうなのだ、その口づけで、それがあなたなのだと確かに判った。どんな花の唇にもあんな情愛はこもっていない。

この名言いいね！

こんじきの星が僕を北方へ惹いてゆく。さようなら、友よ、離れても僕を忘れるな！忘れるな、忘れるな、詩のこころを！

この名言いいね！

恋しい人に失恋したから墓こそいちばん良い場所だ。

この名言いいね！

それを愛してはいかんということになればおれの生きている意味はどこにある？

この名言いいね！

おれは墓の中に寝て、じっと見張りをしていたい。

この名言いいね！

しかし私の漠然とした不安の気持ちを和らげるのはあなたのお眼の、そのおとなしい輝き。

この名言いいね！

宗教が哲学の支援を求める途端から、その宗教の消滅は不可避のものになる

この名言いいね！

矢が弓の弦から離れるや否や、その矢は射手のものではない。ことばは唇から離れるや否や、ましてや、それが何枚にもに印刷された後は、もはや話し手の自由にはならない。

この名言いいね！

書物を焼く者たちは、やがて人間をも焼くであろう。

この名言いいね！

あなたに逢いさえしなかったら、僕は今こうもみじめな悲しさを味わうこともなかったろうに。

この名言いいね！

口に言われる言葉は恥らいを失う、沈黙こそなつかしく貞潔な花。

この名言いいね！

私たちは話さなかった。しかし私の心は聴き取っていた、口には言わずあなたが心の奥で想っていたことを。

この名言いいね！

胸のこのあたりに悲しみが一つ頑張っていてこの胸を破裂させそうだ。

この名言いいね！

君にくちづけするときはたちまち晴るるわが思い。

この名言いいね！

手を君の頭に置きて祈りたき重い湧き出ず。

この名言いいね！

人間の心は、どんなピラミッドよりも、ヒマラヤよりも、どんな森よりも、海よりも、広大だそれは太陽よりも、月よりも、どんな星よりも、壮麗で、輝かしく、はなやかだ人間の心は愛において無限だ、神性のごとく無限だ、それは神性そのものだ。

この名言いいね！

恋に狂うとは、ことばが重複している。恋とはすでに狂気なのだ

この名言いいね！

西かぜにお尋ねなさい、何を忍び泣いているのかと。

この名言いいね！

星々は光る、無関心に冷たく。そして一人の愚者が返事を待っている。

この名言いいね！

白百合は結晶の柱のように天に向ってまともに伸びる。

この名言いいね！

それなら、この僕をごらんなさい。僕に口づけして、しっかりとお見つめなさい。

この名言いいね！

そのとき俺は武装して墓の中から出て来るんだ、あの皇帝を、あの皇帝を護るため！

この名言いいね！

波にお訊きなさい、波がせせらぎの中で何をざわめいているのかは。

この名言いいね！

さて薔薇は誰を恋せる？それをこそわれは知りたし。

この名言いいね！

いや、俺自身の心の中に森の指揮者は鎮座まします。いつでもそれがタクトを取ってる、その名はたぶん「恋の神さま」

この名言いいね！

私は全世界を残らず歩きつくしたかった。

この名言いいね！

聖なる戸口よ、お別れだ。始めてその人に僕が逢った聖なる場所よ、お別れだ。

この名言いいね！

生命はあらゆる財宝の最高とす。そして最高の悪は死とす

この名言いいね！

はらからよ、わが死ぬ日、海ばらにわれを沈めよ。

この名言いいね！

ああ、わが心あこがる悲しく甘き恋のなみだに。われはおそる、このあこがれの遂にただあこがれに終わらざるを

この名言いいね！

静かだ、そして暗い。葉も花も散りつきた。あの星ははじけて死んだ。白鳥の歌も絶えた。

この名言いいね！

人間を照らす唯一のランプは理性であり、生の闇路を導く唯一の一本の杖は良心である

この名言いいね！

たった一度、その口から愛のこもった言葉が聞きたい！

この名言いいね！

けれど、尋ねてはいけません、月の光のただよう中であの花とその花の死んだ恋びととが、どんな睦ごとを話したかは。

この名言いいね！

なぜ、大抵の人間はあれほどお馬鹿さん？

この名言いいね！

わが歌はことごとく照る恋ゆえにふるえ出ず。

この名言いいね！

それで、恋しい人よ、僕はあなたの所に来た。僕を愛して下さるかしら？

この名言いいね！

瞳はまるで碧い菫。頬はまるで紅い薔薇。手はまるで白百合の花。どの花も競うて咲いた。しかしーこころは腐っていた。

この名言いいね！

やっと治りかけた私の心を再び囚にした。心の傷を、なつかしい唇で接吻された気もちがした。

この名言いいね！

海と空との大きさよ！しかも更に大いなるはわが心、真珠よりも、星々よりも更に美わしくわが心の愛は輝くなり。

この名言いいね！

ハイネにとってゲーテは、言語表現の道を選ぼうとしていたごく若い頃から、大いなる先達としてつねに気になる存在でありつづけた。

この名言いいね！

幸福は浮気な娼婦である。同じ所にじっとしてはいない

この名言いいね！

多くを所有する者は、なお多くを手に入れる。わずかしか所有しない者は、そのわずかなものさえ奪われる

この名言いいね！

共産主義は現代の悲劇において、一時的ではあるが、大きな役割が与えられている陰の主人公である。合図の言葉を待って舞台に飛び出そうとしている。だから、この役者から目をそらすことはできない。

この名言いいね！