ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel)
職業:哲学者 誕生:1770年8月27日 死没:1831年11月14日 出身:ドイツ(神聖ローマ帝国)
ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ、フリードリヒ・シェリングと並んで、ドイツ観念論を代表する思想家。18世紀後半から19世紀初頭の時代を生き、領邦分立の状態からナポレオンの侵攻を受けてドイツ統一へと向かい始める転換期を歩んだ。
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ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの名言格言
真なるものは全体である
世界の中で、いやしくも偉大なことは何事も、情熱無くしては何も遂げられなかった
理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である
自由な人間は決して妬まない。彼は偉大なものを喜んで受け入れ、そうしたものが存在することが、うれしいと喜ぶ
英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ
人間は、教養形成によってはじめて、人間としてかくあるべきものになる。
天才を知る者は天才である
一般によく熟知されているものは、熟知されているからといって、認識されている訳ではない
誰かが奴隷なのは、彼自身の意志のせいであり、ある民族が他国の足かせのもとに置かれるのも、同じくその民族の意志のせいである
人格とは、高いものと低いものが一つになったものである。人格には無限なものとまったく有限なもの、一定のはっきりとしたけじめと、けじめのまったくなさとが統一されている。人格の高さというのは、この矛盾を持ちこたえることである
真理をめぐる重要な点は、真理を実体としてでなく、主体としてもとらえ表現することである
幸福で安全だった時代は歴史のうえでは白紙になる
早起きして、新聞を読むことは、現実主義的な朝の祈りである
自然な魂は常にメランコリーに包まれて、悩まされるようにできている
世界歴史は自由意識の進歩である
この世で情熱なしに達成された偉大なことなどない
ミルネバの梟は夕暮れになって初めて飛翔する(哲学は、時代が終わって夕暮れ時に黄昏に飛び立つ。つまり哲学として形成するということ)
新しい進歩には怖さあり
人格とは、高きものと、まったく低きものとが一つになったものである。人格の高さとは、この矛盾を持ち耐えることである
我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ
死を避け、荒廃から身を清く保つ生命でなく、死に耐え、死の中でおのれを維持するものこそが精神の生命である
偶然的なものとはホコリみたいなもので、田舎にも町にも舞っているが、田舎や町を本質に変えはしない