五木寛之の名言格言53選

五木寛之(いつき ひろゆき)

職業: 誕生:1932年9月30日 出身:

旧姓は松延(まつのぶ)。作詞や仏教・浄土思想に関する著作も多い。1966年、モスクワで出会ったジャズ好きの少年を題材にした『さらばモスクワ愚連隊』により、第6回小説現代新人賞を受賞、続いて同作で直木賞候補となる。1967年にソ連作家の小説出版を巡る陰謀劇『蒼ざめた馬を見よ』で、第56回直木賞を受賞。

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五木寛之の名言格言

憂えるのは大事なことで、心の中に何とも言えない憂いが湧きあがる。これがなければ社会は進みません。いまの若い人たちは自分探しなどと言っていますが、他に向けて憂えたり、自分について憂える熱い気持ちが欠けていると思います

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みじめな思い出が、人生で貴重な財産となるときもある

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やる気のない奴が偶然に仕事の手を抜いたため、思わぬミスが起きたが、それが結果的にすごくよいものに変化したり、思いもかけない成功につながることだってあるのです

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才の背後には魂が必要だ

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楽しいことは長続きする。好きなことは長続きする。気持ちのいいことは長続きする。そうでないことは、どんなに強制されても結局は続かない

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自分自身を囃(はや)し自分自身に相づちを上手に打てるようになったとき、私たちは孤独のなかでも明るく、いきいきした表情で暮らすことができるようになるかもしれない

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人生の目的は、「自分の人生の目的」を探すことである

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人生において、三分の一を占める眠る時間を尊敬しなくちゃいけない

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私自身は、さんざん苦労していろんな目に遭って生きてきたのだから、「疲れたけれど、これで休めるか」というようなホッとする気持ちで死に臨めればいいな、と考えています

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証明することができない事柄を信用しない人がいる。科学的でない、という理由からだ。しかし、私たちは科学だけで生きているわけではないし、市場原理だけで暮らしているわけでもない

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寂しさを誤魔化そうとかしてはならない。自分を欺いたりしないで、そのさびしさをまっすぐに見つめ、その自分の心に忠実にしたがえばよい

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自分だけの独自のスタイルを持つということは、どんな商売にせよ、大事なことさ

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私たちは、よろこびをもって生きたい。それを待っているだけではなく、自分からさがし出すことに慣れなければならない。どんなにつまらないことであってもいい、それをきょう一日の収穫として大事にしたい。<よろこび上手>こそ、苦しい世に生きていく知恵なのだ、とぼくは自分の体験から思うのです

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いつまでも若い気になって、世界に覇を唱える必要はない。これからの日本は少子化と豊かな精神の大国への道を歩いていけばいい

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人間これという一つに打ちこんだら、驚くほどのことができる

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仏教で「慈悲」といいますが、「慈」とはプラス思考の励ましの言葉です

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私たちは死ぬときは、ただひとりで逝く。恋人や、家族や、親友がいたとしても、一緒に死ぬわけではない。人は支えあって生きるものだが、最後は結局ひとりで死ぬのだ

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「憂」「愁」「悲」を大事にすることが鬱の時代の人間的な生き方だと思います。大変な勢いで成長して山を駆け上がっているときはそんなことを考える暇はない。これからはその時間があります。民族としての成熟とはそういうことであり、いま、我々は成熟するチャンスにさしかかっているのです

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人間の値打ちというものは、生きている-この世に生れて、とにかく生きつづけ、今日まで生きている。そのことにまずあるのであって、生きている人間が何事を成し遂げてきたか、という人生の収支決算は、それはそれで、二番目ぐらいに考えていいのではないだろうか

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日本という国もこれからは富まずともアジアのため、世界のために役立つような生き方をするべきではないかと思うのです

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自分を愛せる人間が他人をも愛せる

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どれほど努力しても失敗ばかりする時期もある

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「食べていけるだけ」「生きているだけ」というのは、そんなに価値のないことでしょうか

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人間は誰でも自分がいちばん大切なのです。そして、そのことをほんとうに自覚した人間だけが、自然なかたちで他人を大切に思うことができる

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人生に目的はあるのか。私は、ないと思う。あらかじめ決められる法律のような人生の目的というものを、私は想像することができない

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私たちは、人間にとって自由になることとならないことがある、ということを受け入れなければなりません

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科学は常に諸刃の剣である。医学や技術によって救われた命と、それによって失われた命と、はたしてどちらが多いか。私は五分五分だと感じている

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思想、アイデア、学問、文化。これからの日本はそうしたもので世界をリードしていけばいい。人口は少なくてもいい。経済大国になる必要もないと私は思っています

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しっかりと悲しみを確認しない限り人は悲しみを引きずって生きなければならない。悲しみを声に出さないで無理をして明るい笑顔をつくろうとするから本当の鬱になるのです。見も世もあらぬと身をよじって泣きじゃくるということを大事にしなければいけない

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人間はまだ立ち上がれると余力と気力があるときに励まされると、再び強く立ち上げることができます。ところが、もう立ち上がれない、自分はもうだめだと覚悟してしまった人間には、励ましの言葉など上滑りしてゆくだけです

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メタボリック症候群という言葉がすっかり流行語になりましたが、あんなものに踊らされるのが一番いけない。日本は世界で最もメタボ基準が暴走した国です。本当に長生きで健康なのはちょっと小太りな人だとよく言われる。ウエスト幅の健康基準などというものを国家が決めるのはファシズムです

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仏教には「中道」という考え方があります。これは相対立する二つのどちらか一方だけに偏らない、しかしいつも真ん中にいればいいというわけではない。両方を大事にせよということです

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登山というのは、登るだけではない。無事に下山するまでが登山なのです

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一日に一回、どんなことがあってもよろこぶ。そう決心しました

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人生は思うにまかせねものである。好きであっても素質がない場合もあり、素質はあっても環境や運に恵まれず、好きではない世界で一生をおくらなければならないこともある

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なにもやらなくてもよい、失敗した人生であってもよい、それはそれで、人間として生まれてきて、そして人間として死んでいく、そのことにおいて、まず存在に価値があるのだ

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私たちは、まず、自己を肯定するところから出発したほうがいいようです。自己を肯定し、自己を認めてやり、自己をはげまし、よろこばせること。それが必要ではないか

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大事なことは何か。なにごとによらず、一つずつの行為を十分にあじわいながら、その一瞬を大切に過ごすこと。それがいま、特に大切に思われてならないことなのです

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スターは存在感がすべてですね

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世の中に、自分で試してみないでわかることなんか、ひとつも無い

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ずっとひとつの夢を抱きつづけて努力することは、たしかに奇跡みたいなことをよびおこすんだよなあ

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肉体的な弱点でも、内面的なものでも、それを他人に気づかれまいと苦心するところから人間は醜くなるのです

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出る杭は打たれるけれど、出ない杭は腐る

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味わう、ということは、どんなささやかなことでも、宝石に変えてしまう不思議な体験です

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二十一世紀は情報社会だけど、情報の情は「情(こころ)」なんです。そう考えれば、現代は“こころ”の時代ということになりますね

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人生の目的の第一歩は、生きること、である

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人間の値打ちというのはどこにあるのでしょうか。それは、ほかに似た人がいないということです

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日本には世界に誇るべき思想がふたつあります。ひとつはSyncretism(シンクレティズム)、神仏混淆という考え方です。仏壇と神棚が同居していても争いにならない。一神教同士の原理主義的な宗教対立が先鋭化して世界の発展を阻害している時代だからこそ、共存思想が輝きを放つのです。もうひとつが、Animism(アニミズム)、山にも川にも、一木一草にも精霊や神が宿るという考え方です。今日の環境問題の根底には西欧的な人間中心主義があります。人間も地球の一員という発想は、アニミズムの根からしか生まれてきません

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天才的な素質をもちながら、世の出ず無名のままに埋もれた人は、いくらでもいる

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「人間には無限の可能性がある」というような言い方には、どこか嘘があると思う。人間にはできることと、そして、できないことがある

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もしプロという言葉があるとしたら、それは技術ではなく、自己犠牲を伴う努力なり研鑽を己の生き甲斐にできるかという、その一点にかかっているんじゃないですか

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背伸びすることで成長するという面も人間はあるんだよ

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本居宣長は人は生きている限り悲しい目にあうと言っています。悲しいときにどうするか。悲しみから目をそらさずに悲しめと宣長は言います。悲しいと思え。そして悲しいと呟け。人にそれを語れ。歌にも歌え、と。そうすることによって自分の中の悲しみを引きはがして客体化することができるし、それを乗り越えられる

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