大江健三郎の名言格言20選

大江健三郎(おおえけんざぶろう)

日本の小説家。昭和中期から平成後期にかけて常に現代文学の最先端に位置して作品を発表し続けた、現代日本文学の頂点に立つ作家の一人。1994年ノーベル文学賞受賞。

大江健三郎の名言格言

僕には希望を持ったり、絶望したりしている暇がない

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憲法がつくられたときの方が、今と比べてどんなに国際情勢が難しかったか

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僕の原点は、どうしても、戦後民主主義です

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僕が話すことの原理は、おとなと子どもはつながっている、続いているということです。子どものときの自分につながっていることで、過去につながっているし、これからの子どもにつながっていることで、未来に、つまり人類の全体の歴史につながっているということです

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人間を見る目の力が本当に強い人は、被爆という、人間の悲惨な傷痕を撮っても、ある人間らしさを表現することができる。しかもそこには、その人がその悲惨から回復し、立ち直って、新しい人生を生きようとしていられる、その見事さというものも表現されている。もし自分が小説家として仕事を続けていくならば、こういうふうに人間を見つめる目というものを作らなくてはいけない、と私は思いました

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いま、文学の世界で、ともかく民主主義をみがいてゆこうじゃないか、ヒロシマの記憶を語り続けようじゃないかという代表は、井上ひさしだと思いますね。あの人がいるということは、こころ強い

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人間が表現するということ、つまり、自分の中にあるものを、形のあるものにして、表に出していくということは、人間にとって、一番人間らしいことではないか

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教わって「知る」、それを自分で使えるようになるのが「分かる」

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僕は、日本の戦争犯罪を認め、それから、原爆そのものの犯罪性を、人類に対する犯罪性というものも主張するということをやってきて、もう三十五年も世界で話をしてきたけれど、それで自分が軽蔑されたとは思わない。自分が誇りを持っていないとも思いません

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もう取り返しがつかないことをしなければならない、と思いつめたら、その時、「ある時間、待ってみる力」をふるい起すように!

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将来の日本人は誇りが持てないと言っているのは大人ですよ

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いま世界中に、大人になれずに死んでいく子どもは非常に多い。それは驚くべき数です。その代わりに生きているんだという自覚は、日本の子どもに必要だと思いますね。それは、「なぜ、生きるか」という考え方の根本をなす条件だと思います

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文学は、人間を根本から、励ますものでなければならないと思います

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人間には回復する力がある。だから、それを信じなきゃいけない

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たとえ、問題がすっかり解決しなかったとしても、じっと考える時間を持ったということは、後で思い出すたびに意味があったことがわかります

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日本の子どもは、日本の歴史をまともに学んでゆくだけでいい。そうすれば、まともに育ってゆけます

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一方的な選択を過去から現在、そして未来へ持続していこうとする一貫性が、その人間の人格ということになる

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見る前に跳べ

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暴力の根本にあるのは、人間の体に対するものです

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自分たちは人間なんだから、人間のやることとして、それが、いい方向に行くと信じて、そのことを心から望んで、できるだけのことをする

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