志賀直哉(しが なおや)
職業:小説家 誕生:1883年2月20日 死没:1971年10月21日 出身:宮城県牡鹿郡石巻町(現・石巻市住吉町)
白樺派を代表する小説家のひとり。「小説の神様」と称せられ多くの日本人作家に影響を与えた。代表作に「暗夜行路」「和解」「小僧の神様」「城の崎にて」など。「写実の名手」であり、鋭く正確に捉えた対象を簡潔な言葉で表現しているとの定評がある。無駄を省いた文章は、文体の理想のひとつと見なされ高い評価を得ている。このことから直哉の作品は文章練達のための模写の題材にされることもある。当時の文学青年から崇拝され、代表作『小僧の神様』にかけて「小説の神様」に擬せられていた。
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志賀直哉の名言格言
彼は悲しい時、苦しい時に必ず『あの客』を想(おも)った。それは想うだけで或(ある)慰めになったこの名言いいね! 4
幸福というものは受けるべきもので、求めるべき性質のものではない。求めて得られるものは幸福にあらずして快楽なりこの名言いいね! 11
今の時代では色々なものが非常な進み方をしている。進みすぎて手に負えず、どうしていいか分らずにいる。思想の対立がそれであり、科学の進歩がそれであるこの名言いいね! 4
幸福は弱く不幸は強いこの名言いいね! 15
正しく書く事によって初めて考えをより明瞭にかつ確実にすることができるこの名言いいね! 5
自分にも同じものが何処かにある、それを眼覚まされる。精神がひきしまる。こうしてはいられないと思う。仕事に対する意志を自身はっきり感ずるこの名言いいね! 4
金は食っていけさえすればいい程度にとり、喜びを自分の仕事の中に求めるようにすべきだこの名言いいね! 8
取らねばならぬ経過は泣いても笑っても取るのが本統だこの名言いいね! 5
過去は過去として葬らしめよこの名言いいね! 8
科学が無制限に発達するという事が困る。人間の特性というものは、これに伴って、進歩しないものだからこの名言いいね! 4
読んだだけ、聞いただけがただ残っていくという意味の物知りがいる。これは知恵というものにはならないこの名言いいね! 6
自分を熱愛し自分を大切にせよこの名言いいね! 9
仕事は手段にあらずして目的だこの名言いいね! 5
更にそこから生まれるもののなき博学はくだらない。知識のコレクションに過ぎないこの名言いいね! 6
仕事は目的である。仕事をはっきりと目的と思ってやっている男には、結果は大した問題ではないこの名言いいね! 5
素人か玄人かは、その仕事に対する作者の打込み方の相違だこの名言いいね! 4
人知におもいあがっている人間はいつかそのためむごい罰をこうむる事があるのではなかろうかこの名言いいね! 4
自由な、調和のとれた、何気ない、殊に何気ないといふことは日常生活で一番望ましい気がしているこの名言いいね! 3
自分に才能を与えてくれるなら、寿命を縮めてもいいこの名言いいね! 2
大地を一歩一歩踏みつけて、手を振って、いい気分で、進まねばならぬ。急がずに、休まずにこの名言いいね! 7
自己嫌悪がないということはその人が自己を熱愛することのない証拠である。自己に冷淡であるからだこの名言いいね! 7
すぐれた人間の仕事、する事、言う事、書く事、何でもいいが、それに触れるのは実に愉快なものだこの名言いいね! 9
一つの考えというものは正しいか正しくないかだけで評価できない。正しい考えであって、しかも一顧の価値さえないものあるし、間違っていても価値を認めないわけにはいかぬ考えというものがあるこの名言いいね! 3
くだらなく過ごしても一生。苦しんで過ごしても一生。苦しんで生き生きと暮らすべきだこの名言いいね! 6