田尻悟郎(たじりごろう)
日本の教育学者。関西大学外国語学部教授。語学教育研究所評議員。パーマー賞選考委員。英語授業研究学会理事。
田尻悟郎の名言格言
熟していない実は、摘み取らない
(教師と生徒間の)信用っていうのは短い時間でできないから、だから地道に地道に子供達に信用してもらう為に動くしかない
入試は応用と発展です
教師=エンターテイナー
自分で見つけてこそ本物
どんなタイミングで子供に話しかけるかっていうのは、機が熟した時が一番いいと思うので。機が熟すというのは先生が子供を説得するんじゃなくて、本人が気が付き始めた時に一声かけてあげるのが一番いいんですよ
我々(教員)は無意識のうちに生徒を傷つけたり、生徒の意欲をそいだりしていることがある
英語の授業の中で自分の生き方のきっかけを見つけて欲しいんです
語学には大きな三つの流れがあると思っています。①理解 ②習熟 ③応用
(昔の自分は)授業で子供がついてこない、生徒がついてこない事を生徒のせいにしてて、心の中で葛藤してるんですよ。こんなんでいいだろうか?っていうことでは。でもそこで自分の取った行動って言ったは叱るとか、それが自分でも間違っていることは分かっているのに意地を張る、もう悪循環ですよね
英語の授業が好きになる要素は教師主導の授業では生まれてこない
鏡の前で練習しました、表情を作るとか声を出す練習とか
やっぱり一人ずつ、一人ずつ。子供達と一対一で話をする場面を作らないと彼らは信用してくれない
教師と生徒の信頼関係は、教師の誠意の量で決まる
(英語の習得について)授業でも先生が黒板に書かれたことを写して満足してしまっている
調べるべし!
日本語と英語の決定的な違いは語順です。それを知らずに英語の勉強を続けていると、なかなか成果が出ません
できること、得意なこと、好きなことが多ければ多いほど自分が仕事を選ぶ時のポイントも増えていきます
努力しても成果が出ない生徒は学習方法を間違っている場合が多い
親は子供に強制するのではなくて、たくさんのオプションを見せてあげて、その中から選ばせる、そして自分に合ったものを見つけるという手助けをしてあげたらいいんじゃないかと思います
(自らの授業の仕方を変えるきっかけとなった考え方)楽しいってことを恐れちゃいけない。楽しいって事がふざけて楽しいのではなくて、その学問をすることが楽しいってことであればいいんじゃないかっていう風に思った
僕にとっては、やはり常にいろいろな場面でベストな判断ができる人だと思います。そのベストの判断ができる人は、失敗を繰り返してきて、消去法で答えを見つけられる力がある人だと思います。だからチャレンジをし続ける。失敗を恐れない。