荒川アンダーザブリッジ
タイトル:荒川アンダーザブリッジ 作者:中村光
出版社:スクウェア・エニックス 掲載誌:ヤングガンガン
連載:2004年 – 2015年 ジャンル:ギャグ、ラブコメディ
主人公・市ノ宮行は世界のトップ企業社長の御曹司。幼い頃から父に「他人に借りを作るべからず」と教えられ、その教え通りに借りを作らずに生きてきた。しかし、ひょんなことから溺れかけた際、荒川河川敷に住む自称金星人のニノに命を救われる。「命の恩人」という余りに重すぎる借り。その恩返しとしてニノが行に要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」ということだった。こうして行はニノの恋人となり、自身も橋の下で生活することになる。荒川の橋下では常識から外れた人々がたくさん住んでいた。行は「リクルート」(通称「リク」)という名前を与えられ、橋下の住人の一人として暮らすことになる。
荒川アンダーザブリッジ 登場人物一覧
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荒川アンダーザブリッジの名言・名セリフ
【荒川アンダーザブリッジ】リク(市ノ宮 行)の名言・名セリフ
ダイエットの前に女性は盲目
– リクの名言・名セリフ –
好きという想いは強い。人はその想いの強さにより、時に思いもよらない力を発揮したりする
– リクの名言・名セリフ –
いいかい ぼうや…人間なんて所詮最後は一人なんだよ
– リクの名言・名セリフ –
緑色だーーー!!!!
– リクの名言・名セリフ –
おい、肌色見えてるぞ
– リクの名言・名セリフ –
もしかしたら新しい病気かもしれないんですがニノさんのそうゆう顔見たり思い出すと…胃だか心臓だかが裂けそうに痛むんですよっ!! だから笑ってくれるまで帰れないです
– リクの名言・名セリフ –
てめーらマジお山に帰れェ
– リクの名言・名セリフ –
村長 中に何枚着てるんですか?
– リクの名言・名セリフ –
まずおなじ銀河に生まれた事。同じ種に生まれ、生きる時間が重なる事。人と人が出会う事の奇跡的な確立。笑うことも悲しむ事も恋も皆1%の可能性の集まりだから、僕は目が眩む。世界はこんなにも、色とりどりの奇跡にあふれている
– リクの名言・名セリフ –
よし!じゃあ俺たちも行きましょうか!今も昔もこれからも 地球人の俺とでよかったら 一緒に
– リクの名言・名セリフ –
シスターー……穴があったら入りたい程恥ずかしくても…なかったらガマンしてください!!
– リクの名言・名セリフ –
これがお姫様だっこです!
– リクの名言・名セリフ –
…いや違うぞ借りは作ってない…なぜならここはお前達の場所ではなく! 公用地、すなわち一般の人が使ってはいけない国の土地ですからね!! 俺もだ
– リクの名言・名セリフ –
当たり前じゃないか… 元々愛なんて知ってる訳がない。損得だけを考えて人と関わらないように生きてきたんだ! 全部俺自身のためだ。両親? 知るか!! 金星にも両親にも誰にもゆずらない。俺は俺のエゴでニノさんにずっとそばにいてもらいたいよ
– リクの名言・名セリフ –
産まれた時から帝王学を学び? この年でいくつもの企業を立ち上げ、その全てがTOP10に食い込み、世界No.1大企業の次期社長にあたるこの俺の… ハハハハハハハハハハ どこがヒモやねん
– リクの名言・名セリフ –
異星間交流も異性間交流も、平仮名で書けば変わらない
– リクの名言・名セリフ –
1000人のアマゾネスじゃなくて一人のニノさんなんだ
– リクの名言・名セリフ –
あぁ 2組の大場圭さん?彼女はもうちょっと重いんじゃないかなー
– リクの名言・名セリフ –
【荒川アンダーザブリッジ】ニノの名言・名セリフ
私は 今も昔も金星人だ …それじゃだめか…?
– ニノの名言・名セリフ –
海には 行けなかったな
– ニノの名言・名セリフ –
リクルートお前自身の話を聞かせてほしいんだ。何を持ってるかは問題じゃない
– ニノの名言・名セリフ –
私に恋をさせてくれないか
– ニノの名言・名セリフ –
何言ってんのお前…? この星では…欲しい物があると人を助けるのか
– ニノの名言・名セリフ –
地球人は贅沢だ。こんなに大勢の人間と一緒にいるのにたった一人を独占したくなるのは何でなんだろうな
– ニノの名言・名セリフ –
お前に言わなきゃと思うのに、言ったらお前は私から離れて行ってしまう気がして怖いんだ
– ニノの名言・名セリフ –
私はいつだって お前の恋人でいるんだ!
– ニノの名言・名セリフ –
そんな使い古された言葉じゃ…俺の気持ちの1/100も表せやしない…
– ニノの名言・名セリフ –
私が洗いたいから洗ったんだ。洗わせてくれてありがとうな
– ニノの名言・名セリフ –
要は私は金星人だし…
– ニノの名言・名セリフ –
恋人だからだ
– ニノの名言・名セリフ –
【荒川アンダーザブリッジ】村長の名言・名セリフ
家ってのは一番大事なものがあるところだ。お前の家はここじゃねぇよ
– 村長の名言・名セリフ –
おいてめえ!水切りする時は水中に河童がいねぇか確かめてからにしやがれ!!
– 村長の名言・名セリフ –
はい妖怪幻術甲羅はずれてるように見えたの術ーーー
– 村長の名言・名セリフ –
……お前だって…人間の皮を被ったかんぴょうのくせに…お前こう言われて…完全に否定できるか
– 村長の名言・名セリフ –
呼んだ?
– 村長の名言・名セリフ –
人は受け入れがたい事実というのは、簡単に否定するんだ
– 村長の名言・名セリフ –
人の心ってのは重い上に割れ物だ
– 村長の名言・名セリフ –
俺が焼けたら幻の珍味だぞ
– 村長の名言・名セリフ –
そんで残りの星は全部、尻小玉だ
– 村長の名言・名セリフ –
【荒川アンダーザブリッジ】星(ほし)の名言・名セリフ
Youがcanならdoしちゃいなよ
– 星の名言・名セリフ –
好きだの嫌いだのっては本当はすげえシンプルだろ。さくっと信じたら自分のハートは預けっぱなしにしとくんだ
– 星の名言・名セリフ –
さくっと信じたらそのままハートは傾けっぱなしにしとくんだ
– 星の名言・名セリフ –
愛ってのは棚から落ちてくるボタモチじゃねぇんだよ
– 星の名言・名セリフ –
『水着の女の子のいる所』… それだけで十分なんだよ!!
– 星の名言・名セリフ –
大丈夫。なんとかなるもんだぜ
– 星の名言・名セリフ –
新郎だけウェディングケーキに頭突っ込んで死ね
– 星の名言・名セリフ –
デートした事はありますか……
– 星の名言・名セリフ –
君がシラスが好きって言ったから今日は俺と二ノのシラス記念日
– 星の名言・名セリフ –
僕はヒトデです
– 星の名言・名セリフ –
だめとか違うとか言ってくるやつらは数いるだけで神様でも何でもねぇんだぜ
– 星の名言・名セリフ –
たぶん俺2匹目だから
– 星の名言・名セリフ –
おいおい、一体どこの誰に言われたか知らねーけど、だめとか違うとか言ってくるやつらは、人数いるだけで神様でもなんでもねーんだぜ
– 星の名言・名セリフ –
【荒川アンダーザブリッジ】シスターの名言・名セリフ
悪い事した人お手上げーー はいナーーーシ! 撤収!!!
– シスターの名言・名セリフ –
右の頬を殴られたら左の頬を差し出しなさい…歯をくいしばっていれば大丈V
– シスターの名言・名セリフ –
俺は俺の弾の当たるものしか信じん
– シスターの名言・名セリフ –
全員整列ーーーーー!!
– シスターの名言・名セリフ –
銃を捨てよ。ナイフを持て。接近戦はCQC
– シスターの名言・名セリフ –
波が…その辺に何か流れてこなかった!? 水着が流されてしまったわ
– シスターの名言・名セリフ –
【荒川アンダーザブリッジ】ステラの名言・名セリフ
1ミリの望みもなくたって、この気持ちは失わんのじゃ
– シスターの名言・名セリフ –
あ…アノネ…ステラね…お兄ちゃんト…タイマン 張リタイナァ…
– シスターの名言・名セリフ –
アニキ面できるなァタイマンで勝ったほうじゃ、今日からわりゃあ わしの舎弟じゃい
– シスターの名言・名セリフ –
日本男子なら、男みしたらんかい
– シスターの名言・名セリフ –
【荒川アンダーザブリッジ】マリアの名言・名セリフ
弱くなんかないわ。好きな人の前で、自分の気持ちをありのままに出せるなんて、凄いことなのよ
– マリアの名言・名セリフ –
あ、シスターなるべく地面に影作らないでくださる? 太陽もあなたを照らしている程ヒマじゃないから
– マリアの名言・名セリフ –
ああ、いいの、いいのよ、しゃべらないで。地球上の貴重な酸素がもったいないから
– マリアの名言・名セリフ –
あなたみたいのが存在し続けたいのなら、二酸化炭素を吸って酸素を生み出す練習でもしたらどうかしら
– マリアの名言・名セリフ –
【荒川アンダーザブリッジ】市ノ宮積の名言・名セリフ
私の人生最大で唯一無二の過ちだ
– 市ノ宮積の名言・名セリフ –
そんな漠然とした目標では、何も出来はしない
– 市ノ宮積の名言・名セリフ –
行、今までの借りを返しておきなさい。これで 私とお前の間に貸し借りは無しだ。これからは一人で生きていきなさい。返事は
– 市ノ宮積の名言・名セリフ –
【荒川アンダーザブリッジ】その他登場人物の名言・名セリフ
…愛しているんでしょう? だったらどんなに自分の心が痛くても
– 島崎の名言・名セリフ –
はなしたら何をするの? 行様の御都合でニノ様を地球に引き止めるおつもり? 愛しているのなら…本当に彼女のためを思うなら止められないはずですわよ
– 島崎の名言・名セリフ –
う…うっう… 丸ごと…愛してあげて
– P子の名言・名セリフ –
そんな使い古された言葉じゃ…俺の気持ちの1/100も表せやしない…
– ビリーの名言・名セリフ –
自毛とは思えぬ見事な黒髪…もしかして毛先にブルーを入れてーーー…いやサムライブルー入れてる?
– ラストサムライの名言・名セリフ –
私が行様を一人から救ってさしあげたいと
– 高井の名言・名セリフ –
【荒川アンダーザブリッジ】巻末の詩
【荒川アンダーザブリッジ】第1巻巻末「距離」
創造主というものがいたとしてきっと彼はこの星を大きく創りすぎたのだ。おかげで小さく怖がりの人間は困っている。『こんなに星が大きくては』『人との距離の測り方が分からない』60億もの人間がいるのに、皆それぞれとても一人で、皆必死で捜している。距離のいらない、もう一人を
– 巻末の詩 –
【荒川アンダーザブリッジ】第2巻巻末「底」
人の心を海とするならばきっとその水は淀んでいる。水面のさざ波に名前をつけるなら、それは「喜び」や「怒り」になるのか、いやこの海はそんな言葉では浅すぎる。この深い海の水底に何がいるのか知りたいなら淀みの中で目をあけて下へと冷たくて重い水をけり続けるしかない。自分という人間を知りたいなら、たとえ底がなかろうと
– 巻末の詩 –
【荒川アンダーザブリッジ】第3巻巻末「奇跡」
まずおなじ銀河に生まれた事。同じ種に生まれ生きる時間が重なる事。人と人が出会う事の奇跡的な確立。笑うことも悲しむ事も恋も、皆1%の可能性の集まりだから僕は目が眩む。世界はこんなにも色とりどりの奇跡にあふれている
– 巻末の詩 –
【荒川アンダーザブリッジ】第5巻巻末「飛翔」
鯨がジャンプする。彼の思いっきりの高さ、水面をつきぬけて一番上からまた上へ、彼の目に空への憧れはあるか、もし空さえも頂点でなくそのずっと上、無限に広がる宇宙のきらめきがあると知ったら、彼はもっと上へと願うのだろうか。それが何のためと分からずとも生き物達はじっとしていられない。そわそわとせわしなく心臓が動いている
– 巻末の詩 –
【荒川アンダーザブリッジ】第6巻巻末「泥団子」
『願う』それは力をこめると砕けてしまう。七色に輝くびいどろではなく、握り締めた分だけ硬くなる黒光りする泥団子。形はいびつだ。でもこれが自分自身の指の型。いつか美しい宝石になるためじゃなく、世界で一番美しい泥団子になるための
– 巻末の詩 –
【荒川アンダーザブリッジ】第8巻巻末「遠雷」
ずいぶん遠くに落ちたみたいだ 消え入りそうで後づけのような雷鳴を平地の避雷針は『聞こえなかった』と首をふる 雲の中に隠れないで 私の上へ落ちてきてうるさいぐらいでちょうどいい 目の覚めるような稲妻を私の心に突き刺して 怖いのは私の方 木一本とないこの平地で私に逃げ場はないのだから
– 巻末の詩 –
【荒川アンダーザブリッジ】第9巻巻末「パステルカラーのティータイム」
甘いケーキに甘い紅茶 パステルカラーのフリルのドレス あと誰かの恋の話 それだけあれば女の子は何百年だってティーパーティーの中で生きていけるの 王子様はイースト菌と仲良しでチョコとカスタードがつまってる 皆で分けて食べられるそんな王子様でいい 何でも言うことを聞く執事には甘いお菓子を切らせないよう きつく言いきかせておいて夢がさめてしまわないように だって王子様はチョコレート パーティー会場の扉が閉まれば カカオ99%でとても苦い 本当のあなたが待っている
– 巻末の詩 –
【荒川アンダーザブリッジ】第10巻巻末「電車」
電車の窓から見える電柱達が次々に目の端に消えていく 架線とパンタグラフの間をアーク放電が青白くはぜるその0.01秒が僕の頭を駆けていく そのスピードの速さに僕は怯える『もう少しゆっくり走ってくれ』これでは『すれ違う電柱達の姿がよく見えない』『もっと長くその顔を見ていたいのに』けれどもこの電車を走らせるのは他ならぬその電柱達 僕はここまで連れてきた送電線の力強さ『その終点に何があるのか知っているなら教えてくれ』『僕を一人で行かせないでくれ』後部車両に逃げる僕が気がつくのはいつだろう 先頭車両でハンドルを握る男の顔も同じように怯えていて僕とそっくりであることに
– 巻末の詩 –
【荒川アンダーザブリッジ】第11巻巻末「サーカス」
タネもしかけもあるんだろう それでも僕は舞台から目がはなせない マジックの秘密を暴くための双眼鏡はもう捨てた 目をこらしてもまぶしくて何も見えなかったから 君が笑うためのスイッチも涙を流すからくりも すべての秘密はライオンの檻の中 君の見せてくれる全てに 今はただ割れるような拍手を 夢の向こうに君を帰さぬようサーカスを帰さぬよう 今はただ祈りのような拍手を
– 巻末の詩 –
【荒川アンダーザブリッジ】第12巻巻末「黒い鳥」
幼い頃夜中に目が覚めると父親のそばにいる黒い鳥が見えた あれがいつか必ず大切な人達の肩にとまる 僕の肩にもいつかの人生の終わりに それが仕方のないこととあきらめがついたのはもうずっと昔 もう鳥は見えなくなった それなのにいつからか君の上に黒い鳥の群れ 鳥達はどんどん増えて空を埋めて黒雲となって太陽を隠す 大人になってあの鳥を閉じ込める頑丈な鳥籠も 全てを撃ち落とせる猟銃もないことも知っている僕の前に君が鳥を連れ戻した 暗闇の中の君は一層きれいで僕の鳥を優しくなでる 君にも僕の鳥が見えるなら その鳥から目をそらさぬなら いつか人生の終わりまで僕も
– 巻末の詩 –