道元の名言格言80選

道元(どうげん)

鎌倉時代初期の禅僧。日本における曹洞宗の開祖。晩年には、希玄という異称も用いた。宗門では高祖承陽大師と尊称される。道元禅師とも呼ばれる。徒(いたずら)に見性を追い求めず、坐禅している姿そのものが仏であり、修行の中に悟りがあるという修証一等、只管打坐の禅を伝えた。『正法眼蔵』は、和辻哲郎など西洋哲学の研究家からも注目を集めた。

道元の名言格言

眼横鼻直なることを認得して人に瞞せられず

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女人なにのとがかある 男子なにの徳かある 悪人は男子も悪人なるあり 善人は女人も善人なるあり

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地を掘り天を覓(もと)む、日面月面(にちめんがちめん)

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人と諍談するは 自他ともに無益なり

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貧なるべし。なまじ財多くなれば、必ずその志(こころざし)失う

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若し仏法に志しあらば、山川江海を渡りても学すべし。その志ざし無らん人に往き向ふて勧むるとも、聞き入れんこと不定なり

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華は愛憎に散り 草は棄嫌に生うるのみなり

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君(きみ)見ずや高高(こうこう)たる山上の雲、自ら巻き自らのぶ

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薪灰となりぬるのち さらに薪とならざるがごとく 人の死ぬるのちさらに生とならず

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ただ一事に付いて、用心故実(ようじんこじつ)をも習ひ、先達(せんだつ)の行履(あんり)をも尋ねて、一行を専(もっぱ)らはげみて、人師(にんし)先達の気色(けしき)すまじきなり

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他は是れ吾にあらず 更にいずれの時をか待たん

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仏性は、夜が明けてくると山鳥が夜明けを知らせて鳴き、春になれば早咲きの梅が春を知らせて芳(かんば)しくにおう、そのうちにある

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放てば手にみてり

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万法に証せられるとは、自己の心身をも他己の心身をも脱ぎ捨てることである

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誤りを悔い 実得をかくして 外相をかざらず 好事をば 他人にゆずり 悪事をば 己にむかうる志気あるべきなり

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他はこれ我にあらず

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自己に閉じ込められ、自己にこだわっている間は、世界を真に見ることができない。自己が自由に自在に動くとき、世界もいきいきと生動する

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天然の妙智は自(おのずか)ら真如、何(なん)ぞ儒書および仏書を仮らん、縄床に独坐して口壁に掛く、等閑(なおざり)の一実(いちじつ)千虚(せんきょ)に勝れり

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成功する人は努力する。成功しない人は努力しない。その差だ

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主人公【しゅじんこう】禅でいう主人公とは、本来の自己のこと。周囲の目を気にしてヘンにカッコつけたり、人を欺いたりせず、あるがままの自分でいる

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仏道修行の功を以て代りに善果を得んと思ふことなかれ

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人人(にんにん)尽(ことごと)く衝天(しょうてん)の志あり、如来の行処(ぎょうしょ)に向かって行くことなかれ

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徳あるは讃むべし、徳なきは憐むべし。怨敵を降伏し、君子を和睦ならしむること愛語を根本とするなり。知るべし、愛語は愛心より起こり、愛心は慈心を種子とせり。愛語よく廻天の力あることを学すべきなり。ただ能を賞するのみにあらず

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坐禅(座禅)は則ち 大安楽の法門なり

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衆生の日用は雲水(うんすい)のごとし。雲水は自由なれども人は爾(しか)らず。もし爾(しか)ることを得ば、三界の輪廻、何(いずれ)の処よりか起らん

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但()だ雪の消え去ることを得て、自然(じねん)に春到来す

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永平(えいへい)称(なんじ)が脚底(きゃくてい)にあらん

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其の知には及ぶ可くも、其の愚には及ぶ可からず

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自己をならうとは、自己を忘れることである

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朝(明日)に生じて夕に死し、昨日見し人今日無(亡)きこと、眼に遮り耳に近し。是(こ)れは他の上にて見聞きする事なり、我が身にひきあてて道理を思ふ事を

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冷暖自知【れいだんじち】水が冷たいか暖かいかは、自分でさわってみればすぐわかる

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花開けば必ず真実を結ぶ 青葉秋に逢うて即ち紅なり

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示に曰く、広学博覧はかなふべからざることなり。一向に思ひ切りて留るべし

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古人いわく「霧の中を行けば覚えざるに衣しめる」 よき人に近けば覚えざるによき人となるなり

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日々是好日【にちにちこれこうにち】どんな一日も、大切に過ごせばかけがえのない日になる

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諸仏如来、ともに妙法を単伝して、阿耨菩提を証するに、最上無為の妙術あり。これただほとけ仏にさづけてよこしまなることなきは、すなわち自受用三昧、その標準なり。この三昧に遊化するに、端坐参禅を正門とせり。この法は、人人の分上にゆたかにそなわれりといへども、いまだ修せざるにはあらわれず、証せざるにはうることなし。はなてばてにみてり、一多のきわならんや、かたればくちにみつ、縦横きわまりなし

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志の浅からぬをさきとすれば かたえにこゆる 志気あらわれけり

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たとい7歳の女流なりとも すなわち四衆の導師なり 衆生の慈父なり

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得道のことは心をもって得るか 身をもって得るか

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行雲流水【こううんりゅうすい】行く雲のように、流れる水のように自由に場所を変え、とらわれることなく生きてゆきましょう

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文字を学ぶ者は、文字の故を知らんとなす

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生を明らめ死をあき明らむるは仏家一大事の因縁なり

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かならず従来の幣衣を脱落して 仏祖正伝の袈裟を受持するなり

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只管打坐(しかんたざ)

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春は花夏ほととぎす秋は月 冬雪さえて冷しかりけり

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夫(そ)れ出家人は、但()だ時及節(ときとせつ)に随わば便(すなわ)ち得(よろ)し。寒(かん)なれば即(すなわ)ち寒く、熱(ねつ)なれば即ち熱し。仏性の義を知らんと欲(おも)わば、当(まさ)に時節因縁を観ずべし。但だ分を守り時に随うべし

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生死事大、無常迅速、光陰惜しむべし、時人を待たず

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学人第一の用心は 先ず我見を離るべし

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泥(どろ)多くして仏(ほとけ)大なり

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愛語は愛心よりおこる 愛心は慈(悲)心を種子とせり 愛語はよく廻天のちからあることを学すべきなり

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