目次
陳夢(CHEN Meng)
卓球界のトップを走り続ける中国のスター、陳夢。彼女の言葉は、数々のプレッシャーや困難を乗り越えてきたアスリートとしての葛藤と、それを乗り越える強靭な精神力を映し出しています。順風満帆ではなかった道のりを語る言葉からは、真摯に競技と向き合う姿勢と、人間的な魅力が伝わってきます。彼女の言葉に触れ、自身の挑戦への糧を見つけてみませんか。
陳夢の名言格言
1. 声援に苦しんだ過去
周りの声は励ましや称賛であるべきだが、実際はそうではなかった。最もひどかった時にはコートに立つのも怖かった。
周囲の声が励ましでなく、プレッシャーとなる苦悩。コートに立つことさえ怖かった壮絶な経験。
2. 批判の声との距離感
初めはそれ(批判の声)は自分に影響しないと思っていた。(観客は)試合を見て、言いたいことを言えばいいと。でも、そういう時間が長くなり、あちこちでそういう言葉を目にするようになると、例えば、そばにいる人がいつもポジティブなことを言ってくれると自分もポジティブになるのと同じで、いつも自分への不満を言われると、そのうちに聞きたくなくなる。
最初は影響ないと思えた批判も、積み重なると心を蝕む。ポジティブな言葉の逆効果を実感。
3. SNSとの決別
何度か(そのような言葉を)目にして、私は自分自身が影響を受けていると感じた。心の中にとても不快な感覚があった。自分で(SNSを)開いてしまうのをコントロールできず、(SNSアプリを)アンインストールするしかなかった。アンインストールすれば見なくて済むようになるから。
不快な感情に耐えかね、SNSを自己管理のためにアンインストール。悪循環からの脱却。
4. 批判を乗り越える境地
今では批判的なコメントを見ても笑って受け流せるようになった。
かつて苦しんだ批判も、今では冷静に受け流せる。精神的な成熟と強さを物語る。
5. 輝かしい五輪の締めくくり
私の最後のオリンピックにふさわしい完璧な終わり方だわ。
自身にとって集大成となるオリンピック。完璧な終わり方を迎えた感動を表現。
6. 次世代へ繋ぐ強さ
中国の卓球選手はみんな素晴らしい実力を持っています。今日みなさんが観たのは私たち3人だけですが、国内には強力な選手がたくさんいるのです。これは、長い年月をかけて伝承してきた私たちの強みだと思います。
個人の勝利だけでなく、中国卓球界全体の層の厚さと伝統の継承を語る。
7. 精神崩壊の夜
ある試合が終わった後、トイレの中にこもりました。トイレの電気は人感センサーで動かないとつきません。私はその中でずっと座っていました。2時間(笑)。本当にそこから出たくありませんでした。本当に精神が崩壊していました。
敗北後、トイレに2時間も籠るほどの精神的ダメージ。絶望的な状況を赤裸々に告白。
8. 自己否定の深淵
自分はひどすぎる、また負けた、自分は今こんなレベルなのかって。それに、みんなの私に対する世論もあって、私って本当にこんなに駄目なのかなって。どんなに努力しても駄目な気がしていました。
敗北や周囲の評価に自己肯定感が揺らぎ、努力が無駄だと感じてしまう苦しみ。
9. 罪悪感との戦い
もしまた負けたら団体戦で私が2ポイント失うことになります。(それは)まるで罪人のように感じる、そういう状態でした。
敗北がチームに与える影響を重く受け止め、まるで罪人のような罪悪感に苛まれる。
10. 多人数に安心感
私は多人数がいいですね。(その場にいる)人が多ければ多いほど良い(笑)。
人が多い状況を好むという意外な一面。賑やかさの中に安らぎを見出す。
11. 体力維持の継続努力
体力トレーニングは、2日半トレーニングして、半日『オフ』という3日サイクルで、その半日でも走りに行きます。はい、1日でも休むと体力レベルが落ちてしまうんです。以前は、少し調整するだけで体力が回復したんですが、今は維持するために継続的な努力が必要なんです。私にとって、今は技術練習よりも体力トレーニングの方が重要なんです。
休めないほどの厳しいトレーニング。体力維持への飽くなき探求心と努力。
12. 家族からの叱咤激励
家族とはよくビデオ通話をするんですが、両親とは何でも話せる友達みたいな関係なんです。トレーニングの写真や動画を送って、励ましてもらおうとするんですが、いつも『やりすぎじゃない?』って言われます。深刻な怪我をしていて、徐々に体を慣らしていく必要があるのは分かっているんですが、『無理しないでね、ダメなら諦めてもいいんだよ』って言われてしまいます。それで、お母さんに『邪魔しないでね(笑)』って冗談を言ったりしています。
両親の心配と励ましに、ユーモアを交えつつも、自身の決意を伝える親心。
13. 守備型への不安
ディフェンス型の選手と対戦するとき、体力と集中力に少し不安があります。
ディフェンス型の相手への体力と集中力への課題を率直に語る。
14. 予想外の圧勝劇
このスコア(11-0)は自分でも予想していなかった。相手のプレースタイルについて細かく分析して準備し、試合中は自分の状態を調整して、1球1球に集中していた。この試合は流れが良く気持ち良くプレーできた。今日は昨日の試合よりコンディションが良かった。
予想外の圧勝は、緻密な分析と試合中の集中力、そして最高のコンディションの賜物。
15. 日本チームとの激闘
日本のチームとこんなに苦しい戦いをしたのは久しぶりだ。
日本チームとの手に汗握る激戦を振り返り、その困難さを実感として語る。