飯田覚士の名言格言11選

飯田覚士

元WBA世界バンタム級王者・飯田覚士。ボクシング人生で得た濃密な経験や、独自の空間認識能力、そして度重なる挫折を乗り越えて世界王座を掴んだ道のりからは、一流の思考と折れない心が垣間見えます。彼の言葉は、限界に挑むすべての人に深い気づきと勇気を与えてくれます。

飯田覚士の名言格言

1. 人生を変えた運命の応募

この応募ハガキを出すと人生が変わる…。ビビッとくるものがあった

直感に従って応募したハガキが、のちに世界王者となる波乱万丈のボクシング人生の扉を開きました。

2. ボクシングで得たもう一人の自分

現役時代に人が生まれてから死ぬまでの一生分の経験をできたんじゃないかと思います。ボクシング人生を歩んだ自分は、人生の先輩で、もう一人の自分がいる感覚です。

現役時代の凝縮された経験が、自分の中に人生の先輩のような確固たる精神を育て上げました。

3. 静寂に包まれた究極の集中空間

いわゆるゾーンのような集中した状態になると、対戦相手と一対一になって、相手だけが見えるような感じになります。相手がスローに見えて、誰もいなくて、静かな、海の底にいるような感じなりました。

極限の集中が生み出す静かな空間で、対戦相手だけがスローモーションのように鮮明に映し出されます。

4. 多角的な視点を持つリングの意識

練習のときはたけしさんに言われたこともあって、いろんなアングルを持つことを意識しました。ボクシングはジャッジ3人で点数をつけますが、リングは4辺あって、そのうち3辺にジャッジがいます。ジャッジそれぞれがどう見ているか、もちろんレフェリー、相手のセコンドからの見え方も意識していました。

3人のジャッジやレフェリー、セコンドの視点まで想像し、あらゆる角度からリングを捉えていました。

5. 空間を把握する正確な方向感覚

リングの今どこにいるのか、どちらの方向に動いているのか、それが分からないと自分が有利だと思っていても、いつの間にか追い詰められていた、ということになります。ピンチになって、そこから脱出するには、どんな角度でどんなステップをするかなどが、方向感覚として分からないといけない。それは見る力と移動によって可能になります。

自分がいる位置や移動する方向を完全に把握することが、ピンチを脱出するための必須条件です。

6. 周囲の反響に背中を押された決意

番組は終わったが、周りの反響が大きく、引くに引けなくなった。取りあえず、一旗揚げよう

周囲の大きな反響に応える形で、覚悟を決めて大きな夢へと突き進んでいきました。

7. 王座への絶望と運命の葛藤

チャンピオンになることは雲の上のことで自分にかなうのか。1回目はKO負け、2回目はドロー。やることは全てやった。自分はチャンピオンになれない運命なのか

二度の挑戦で結果を出せず、自身の運命を呪うほどの深い絶望と葛藤を味わいました。

8. シャワー室で聴いた天からの声

「なんでダメなの…」と思い、試合後のシャワー室でうなだれていたところ、「もっと頑張れ」と天から声が聞こえた

敗戦のショックのなかで響いた声が、再び立ち上がり前へ進むための強い原動力となりました。

9. 肉体の限界を超えて心を鍛える

エネルギーは限界。あとは心を鍛えるのみだ

体力の限界に直面したときこそ、精神力を極限まで鍛え上げることで道を切り拓きます。

10. 子供が自由に育つ開かれたジム

プロを育てるジムではありません。子供が自由に走り回れるように、リングもロープで囲っていませんから。

型にはめず子供たちがのびのびと過ごせる環境を大切にする、独自の指導理念を表しています。

11. プロに不可欠な意識的な見る力

プロフェッショナルであれば、なんとなく見ることはせずに、意識して「見る力」を使っている。

ただぼんやりと眺めるのではなく、プロとしての明確な意図を持って物事を捉える重要性です。