目次
四月は君の嘘
タイトル:四月は君の嘘 作者:新川直司
連載:月刊少年マガジン 連載期間:2011年 – 2015年
ジャンル:音楽、学園、青春
かつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝し、「ヒューマンメトロノーム」とも揶揄された神童有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、コンクールからも遠ざかってしまう。3年後、14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。
四月は君の嘘 キャラ一覧
有馬 公正 | 宮園かをり | 澤部 椿 | 渡 亮太 |
柏木 奈緒 | 井川 絵見 | 相座 武士 | 瀬戸 紘子 |
相座 凪 | 三池 俊也 | 落合 先生 |
Sponsored Link
四月は君の嘘の名言・名セリフ
有馬公正の名言・名セリフ
君の言うことやること全て、キラキラ輝いていて、僕はまぶしくて目をつぶってしまう・・・でも、憧れずにはいられない。
知らなかった。音楽がこんなにもカラフルで、匂いがあって、音楽はこんなにも、血が沸るものだったんだ。
楽譜は神じゃないよ。完璧でもない。人間が産み落としたとても感情的なものだ。
たくさんの人と、音を共有できた時、たくさんの人に、音が届いた時、心を重ねた時・・・音楽は言葉を超えるのかもしれない。
食べ物に恋をして 日常のささいなことに恋をして ヴァイオリンに恋をして 音楽に恋をして だから君はーーー輝いているのかな
ただ気付かなかっただけ もうずっと前から僕の世界は変わっていた 僕と出会ってくれてーーー あの日から僕の世界は鍵盤でさえカラフルになっていたんだ
ふりそそぐ拍手 高揚感 自分の音楽が届いた あの瞬間 忘れられるはずない 忘れられるはずないよ だって僕は君と同じ演奏家なんだ
宮園かをりの名言・名セリフ
音楽に国境や人種や生態は関係ないわ。みんなでやってみよう!
悲しくてもボロボロでも、どん底にいても、弾かなきゃダメなの。そうやって私達は、生きてゆく人種なの。
君は君だよ。『君らしく』なんて曖昧なものじゃない。何やったって変わったってカンケーない。君はどうせ君だよ。
私たちはバッハやショパンじゃないもん 君の人生で ありったけの君で真摯に弾けばいいんだよ
みんな怖いよ。舞台に上がるのは。失敗するかも。全否定されちゃうかもしれない。それでも歯をくいしばって舞台に上がる。何かにつき動かされて、私達は演奏するんだ。
君は忘れられるの?
ううん、絶対に無理!!
私達は、あの瞬間のために生きているんだもん。
君は私と同じ、演奏家だもの。
ううん、絶対に無理!!
私達は、あの瞬間のために生きているんだもん。
君は私と同じ、演奏家だもの。
星は君の頭上に輝くよ!
私達まだ14だよ 思い切って飛び込もうよ
澤部 椿の名言・名セリフ
進め、踏み出せ、私・・・私の時間、動け。
いくつもの知らない自分を発見して・・・いくつもの知らない自分と向き合う。それもたぶん、恋をするってことなのかな。
私はそばにいる… ーーーこのまま時間が止まればいいのに
どうだ 思い知ったかざまあ見ろ。
踏みだしてやったぞ。
女の子として意識させてやったぞ
私はいっぱい苦しんだんだ。あんたも苦しめ。
苦しんで苦しんで私のこといっぱい考えろ
踏みだしてやったぞ。
女の子として意識させてやったぞ
私はいっぱい苦しんだんだ。あんたも苦しめ。
苦しんで苦しんで私のこといっぱい考えろ
音楽が何よ 言葉が何よ 私達には一緒にいた永い永い時間があって ちっぽけで大切な思い出がたくさんある
遅いかもしれないけど諦めたくない 内野手だけどがさつだけどピアノのことなんて分かんないけどこの人のそばにいたい だから優しくしないで優しく寄り添わないで 進め 踏みだせ 私。私の時間 動け ーー
渡 亮太の名言・名セリフ
恋をしてるからそのコは輝くんだもん。だから人は・・・理不尽に恋に落ちるんだ。
スーパースターに挫折はつきものさ。逆境でこそそいつが本物かどうかわかる。だってよ、星は夜輝くんだぜ。
俺のかをりちゃんと公生の演奏 あんなもん見せられて 燃えないわけにはいかねーよ あんときのお前らは目に焼きついて 忘れらんねーよ
無理かどうかは 女の子が教えてくれるさ
でも 公生 程々にしとけよ 優しい奴は損するって決まってるんだ
柏木奈緒の名言・名セリフ
バカ椿。あんたバカなんだからない頭使ってもしょうがないでしょ
筋肉脳が たぶん特別なことなんて必要ないのよ。いつもどおりでいいんだよ。
きっと こういうときは頭に聞かないで心に聞くもんよ
筋肉脳が たぶん特別なことなんて必要ないのよ。いつもどおりでいいんだよ。
きっと こういうときは頭に聞かないで心に聞くもんよ
あんたは弟、弟って呪文を唱えて暗示をかけてるの。
そうしないと怖いんだ ーーー今の居心地のいい関係が壊れてしまうから
そうしないと怖いんだ ーーー今の居心地のいい関係が壊れてしまうから
音楽に嫉妬してないで応援してあげたら
有馬君が受験失敗して海外にいっちゃうよりいいでしょ
近くに入れるのは今だけかもしれない
有馬君が受験失敗して海外にいっちゃうよりいいでしょ
近くに入れるのは今だけかもしれない
井川絵見の名言・名セリフ
今・・・言葉は蛇足だ。想いは全部、ピアノに込めたんだから。
私は―――あのコみたいなピアノが弾きたい あのコと同じ舞台に立ちたい そしたら きっと あのコと同じ風景が見れるから
そいつの指が鍵に触れたその瞬間 私の未来は決まったーー どきどきが止まらなくて涙が込み上げて、感情が一気にあふれだしたんです ただただ感動したんです。音楽の楽しさを体現してるかのようで
聞いた人が”私もピアニストになりたい”って思ってくれる様なピアノ、私にも弾けますか?
相座武士の名言・名セリフ
カッコイイ捨て台詞でも言ってやりてえけど何も思い付かねえわ。やっぱあれだな 俺ら演奏家だからよ。ものは音楽で語らねえとな
次こそは次こそは…って手を精いっぱい伸ばして捕らえたと思ったら 蜃気楼のように遠くにいる。それが手品のハトみたいにぱっと消えちまった 今日やっといるべき所に帰ってきた 2年間この日を待ってた
この日を2年間待ってたんだ
退屈なんてこれっぽっちも感じない
全てをぶつけられるものがある
全身全霊でぶつかれるすげえやつらがいる 俺は幸せだ!ーー
退屈なんてこれっぽっちも感じない
全てをぶつけられるものがある
全身全霊でぶつかれるすげえやつらがいる 俺は幸せだ!ーー
俺はお前に追いついたか? それとも遠ざかったか? また蜃気楼のように追いかけさせてくれるのか? 俺の憧れでいてくれるのか?
あーあ 拍子抜けだ
せっかくの緊張感が台無しだ 調子狂っちまうぜ
あいつら 俺の邪魔ばかりしやがる
準備はできたか? 心の用意は出来たか?
さあ 行くぞ 行くぞ 相座武士 ここはーーー 決別の舞台だ
せっかくの緊張感が台無しだ 調子狂っちまうぜ
あいつら 俺の邪魔ばかりしやがる
準備はできたか? 心の用意は出来たか?
さあ 行くぞ 行くぞ 相座武士 ここはーーー 決別の舞台だ
なんで俺はここにいるんだーーー
なんで客席で舞台を眺めてるんだーーー
俺はーーー あそこにいる人間じゃないのか?
なんで客席で舞台を眺めてるんだーーー
俺はーーー あそこにいる人間じゃないのか?
瀬戸紘子の名言・名セリフ
親への反抗は・・・自我の確立、自立への兆しよ。
支え合うのは味方だけじゃない 敵からも多くを学び多くを得る 再び相まみえるその日までーーー その存在だけで孤独に耐えられる 競技者はーーー 敵同士ですら支え合う
舞台に立つのが怖いのはあんたが一生懸命練習したから
身も心もピアノに傾けたから だからさらけ出すのが怖いのよ
あんたのことを「覚悟のない臆病者」なんて言うやつがいたら私がぶっ殺してやるわ。無い胸張りなさい
身も心もピアノに傾けたから だからさらけ出すのが怖いのよ
あんたのことを「覚悟のない臆病者」なんて言うやつがいたら私がぶっ殺してやるわ。無い胸張りなさい
無い胸張りな ピアニストにはスポットライトがよく似合う
あんたはこの努力と情熱を備えた才能達と戦うの
進学か 外へ出るか このコンクール次第 ピアニストとしての未来が決まる
しっかりしな あんたは岐路に立っているのよ
進学か 外へ出るか このコンクール次第 ピアニストとしての未来が決まる
しっかりしな あんたは岐路に立っているのよ
相座 凪の名言・名セリフ
迷うな 悩むな 加速しろ!行動あるのみ 立ち止まるな!
迷うなんて柄じゃないよ 軽やかに 跳ねるように 階段を駆け上がって!
あの日の様にまた その背中を追い掛けさせて。私のヒーロー
迷うなんて柄じゃないよ 軽やかに 跳ねるように 階段を駆け上がって!
あの日の様にまた その背中を追い掛けさせて。私のヒーロー
私ちゃんと弾けたかな?真摯に向かい合えたかな?
ねえ有馬センセ センセの音はどうしてそんなにカラフルで綺麗なの? 綺麗すぎて涙が出ちゃうよ
ねえ有馬センセ センセの音はどうしてそんなにカラフルで綺麗なの? 綺麗すぎて涙が出ちゃうよ
おかえり 私のヒーロー
2カ月前なら置いてけぼりだった。あの時間は無駄じゃなかった ピアノに傾けた時間が生きている
1/10・・・1/100でも 私の想いは伝わったかな・・・・ 私の音楽は届いたかな
その他登場人物の名言・名セリフ
ふー これだから素人は。この後 最高のピアニストが控えてますから
若い才能は、ぶつかり合って、互いを研磨する様に、輝き合う。