池波正太郎の名言格言30選

池波正太郎(いけなみしょうたろう)

戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表する傍ら、美食家・映画評論家としても著名であった。

池波正太郎の名言格言

気分転換がうまくできない人は仕事も小さくなってくるし、体も壊すことになりがちだね

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人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだ

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人間は、生まれた瞬間から死に向かって生きはじめる。そして、生きるために食べなくてはならない。なんという矛盾だろう

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未熟ということは大切なんだよ。僕だって未熟。天狗になったらおしまいだよ

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剣道で[残心]という言葉がある。闘って、相手を打ち据えたとき、気をゆるめずに尚も構えをたて直し相手の出方を見る。これが残心だ

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人間というやつ、遊びながら働く生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ

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細やかな心配りが男には大事なんだな

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まことの人は、くだくだしく物を考え、迷う前に、先ず、動き出すものじゃという

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男らしさとか女らしさという前にね、男も女も共通していちばん大事なことがあるんだよ。「人の身になって考える」ということ

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人間は、生まれ出た瞬間から、死へ向かって歩みはじめる。死ぬために、生きはじめる

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すべてがわかったようなつもりでいても、双方の思い違いは間々あることで、大形にいうならば、人の世の大半は、人々の「勘違い」によって成り立っているといってもよいほどなのだ

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小説を書いてて商品だなんていうのは抵抗感じるっていう人もあるんだよ。金をもらって作家業というのに抵抗感じると。それだったら雑誌社に原稿を渡して金をもらわなきゃいいんだよ

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人生の苦難に直面した男が求めるものは、酒と女にきまっている。この二つは、それほど男にとって貴重なものなのだ

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人間は死ぬという事実こそが、自分を磨くための磨き砂だ

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自分一人だけ、わがまま勝手な事を言って威張りちらすというのは、亭主関白でもなんでもない

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明治維新を一概に評価はできませんが、田沼(意次)が狙ったことは、明治維新以後の薩長、つまり勤皇の連中がやったことと同じなんですよ。田沼は早く生まれすぎたんです。薩長は時代が熟した時期に、錦の御旗を掲げて強引にやったんですね。田沼の時代には、やろうと思っても周りが助けてくれない

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便利という価値観に負けては、人間社会本然の大事な部分を見失ってしまう

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日本は民主主義になって「自由」とやらを得たが、その「自由」という言葉の空しさを知ったばかりでなく、人びとの心は「詩情」を失って乾ききってしまった。人間という生きものがもつ矛盾は、尽きる事を知らない。得たものがあれば、必ず失うものがある

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人というものは、はじめから悪の道を知っているわけではない

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六十を過ぎると、あらゆる拘束が、あまり気にならなくなる。何とか切り抜ける智恵も若い時と違って頭に浮かんでくる。拘束を、楽しむ気分が生じてくる

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恋の迷路へは、「何処から入ってもよい」のである

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生きているということの意味も、だんだんわかってくるでしょうね、ときどき「死」を思っていれば

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たとえ、一椀の熱い味噌汁を口にしたとき「うまい!」と感じるだけで、生き甲斐を覚えることもある

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たまにはうんといい肉で贅沢なことをやってみないと、本当のすきやきの美味しさとか、肉の旨みというのが味わえない

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近頃の日本は、何事にも、「白」でなければ、「黒」である。その中間の色合が、まったく消えてしまった

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人間の欲望は際限もないもので、あれもこれもと欲張ったところで、どうにもならぬことは知れている。一を得るためには、一を捨てねばならぬ

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つまらないところに毎日行くよりも、そのお金を貯めておいて、いい店を一つずつ、たとえ半年ごとでもいいから覚えて行くことが自分の身になるんですよ

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どこにも、甘ったれが増えるばかりだ。甘ったれの日本になってしまいつつある

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