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呂明賜(Lü Mingshi)
台湾出身で、読売ジャイアンツで活躍した呂明賜(ろ めいし)。その圧倒的なパワーと長打力で多くのファンを魅了しました。彼の野球人生には、理想を追求する姿勢、プレッシャーとの向き合い方、そして野球への深い洞察が詰まっています。本記事では、呂明賜の言葉を通して、彼の哲学と人間性に触れていきます。
呂明賜の名言格言
1. 指示と自己の野球観
松原さんには、言うとおりに打たないと怒られましたね。で、チャンスをもらえない。しかし、言ったとおりに打てばいいのか。バッティングというのはそういうものじゃないでしょう。
指示通りに打つことへの疑問。自身の理想とするバッティングとの葛藤が垣間見える。
2. 選手への配慮
それはたぶん、選手たちはうれしいと思うよ。
選手が納得するであろう、率直で共感しやすい意見であることがうかがえる。
3. 率直な打撃理由
甘い球が来たから打っただけです。
複雑な理論よりも、シンプルに甘い球を捉えた結果であることを明かす。
4. 常にホームランを
毎打席、ホームランを狙う。
常に最高を目指す、彼の攻撃的な姿勢と自信が表れている。
5. 尊敬する指導
末次さんの教え方は最高にうまい。
指導者への深い敬意と、その指導が実を結んでいることを称賛する言葉。
6. 調子の波との向き合い
調子が良い時は、宿舎に帰る車の中でその良い感覚を思い出します。調子が悪い時は、辛くて早く忘れたいと思うのですが、なかなか忘れられないこともあります。特に最初の1、2試合で打てなかった時は、悪い状況ばかり考えてしまいますが、時間が経てば自然とリラックスして、『大丈夫、次がある、まだチャンスはある』と自分に言い聞かせます。
好不調の波は避けられない。経験と自己暗示で乗り越えようとする姿。
7. 打順とプレッシャー
打順はあまり関係ないですが、調子が悪い時に3番、4番、5番に置かれると、やはりプレッシャーは大きいです。3番、4番、5番はチームの要ですから、そこで打てなければ他の選手も打てません。しかし、7番や8番なら、そこまでプレッシャーを感じないので、むしろ楽に感じます。
打順によるプレッシャーの違い。チームへの貢献意識の高さがうかがえる。
8. 相手への敬意と対峙
実際の試合では、誰が相手でも同じです。僕はホームランを打ちたいし、相手は僕を三振に打ち取りたい。郭源治さんの球は打ちにくいと思います。スピードが速いですし、変化球も素晴らしいです。
相手投手の能力を認めつつ、自身のホームランへの意欲を語る。
9. 不調時の葛藤
ええ、大きく違います。一度転んだら、もう立ち直れない感じでした。調子が悪い時は、必ず原因があるはずなのに、自分ではそれが何なのか分からない、とよく考えることがあります。
不調時の苦悩。原因不明のままもがき苦しむ、真摯な姿勢が伝わる。
10. 打てない時の心得
打てない時は考えない方がいい、外界のことも考えない方がいい、と教えられましたが、それがなかなか難しいです。
理想と現実のギャップ。理論通りにいかない難しさを率直に語る。
11. 野球人生の長大さ
(クロマティが言った)『問題ない、シーズンはまだ長いんだ!』という言葉があります。選手の野球人生は、たった1試合や1シーズンで決まるものではないと。はい、僕もその言葉を胸に刻み、自分の役割を全うできるよう全力を尽くしたいです。
チームメイトの言葉を引用し、長期的な視点で野球に向き合う大切さを強調。
12. 無欲が生む好結果
ホームランは狙って打てるものではありません。欲を持たず、『無欲』であれば、自分自身もリラックスできて、体が硬くならず、かえって良い結果が出るものです。
ホームランを狙いすぎないこと。リラックスが好結果を招くという境地。