岸川聖也の名言格言20選

岸川聖也(きしかわ せいや)

日本男子卓球界を牽引してきた岸川聖也選手。その言葉には、勝利への飽くなき探求心と、卓球への深い愛情が宿っています。決勝進出を当たり前とし、金メダルだけを目指す現在の日本チームの在り方を語る言葉からは、確かな成長が伺えます。また、経験の重要性や、試合の「勝ち方」といった、数字だけでは表せない境地についても言及。彼の言葉は、卓球ファンのみならず、様々な挑戦をする人々に勇気と示唆を与えてくれるでしょう。

岸川聖也の名言格言

1. 決勝進出は通過点

うれしさと悔しさが半分ずつ、というのが正直なところです。準決勝でチャイニーズタイペイを破り、決勝進出が決まった瞬間は本当にうれしかったです。でも、それもほんの一瞬のことで、ぼくも含めて決勝進出で満足している選手はひとりもいませんでした。みんなが本気で金メダルを狙っていたし、中国に勝って世界一になると思っていたからです。今の日本男子は、もう決勝進出だけで喜ぶチームではなくなりました。

勝利への満足は一瞬、金メダルこそが目標。日本男子卓球の進化を象徴する言葉です。

2. Tリーグの理想像

Tリーグがいつからあればいいかって?15歳のころからですよ。

若年期からのプロリーグの必要性を訴え、選手育成への熱意を込めています。

3. 経験こそ強さの源

経験じゃないですかね “いろんなこと”を他の選手より経験している。それは強さに繋がると信じています。

数々の経験が強さとなり、勝利へと繋がるという揺るぎない信念を表しています。

4. 勝利を掴む駆け引き

戦術というかね…。試合の勝ち方一つでも若手は勢いにまかせてしまう。試合の経験の多い選手じゃないとできないことはあるんですよ。

勢いだけでなく、試合巧者だけが持つ戦略的な勝利への洞察を示唆しています。

5. 拮抗した実力者たち

実力だけ見れば誰が勝ってもおかしくない。そういう選手がひしめき合っている。誰とあたっても難しい戦いになるの。それはみんな思ってると思う。水谷、張本ですら『誰とやっても簡単には勝てない』ってね。それくらい実力が拮抗してるし、その上ハイレベル。こんな面白いことはないよね。

トップレベルの選手たちが競い合う現状を、面白く、かつ真剣に捉えています。

6. 勝負強さを支える経験

“間の取り方”とかもそうなんだけど、それだけじゃない。経験としか表現できないことがあるんです。試合での勝ち方が上手い選手っているんですよ。同じレベルで2−2で競っていても最後は絶対勝ってくる。“経験で取れる1,2点”というのがあるんですよ。それは土壇場で効いてくる。チキータの上手さとかドライブの強さっていう話じゃないんです。

単なる技術ではなく、試合の局面で生きてくる経験値の重要性を語っています。

7. 選手と監督の架け橋

選手が監督に直接いいにくいことがあったら僕に言ってもらうとか、坂本さんも選手にいいにくいことがあれば僕に一旦言うとかですかね。

選手と監督の円滑なコミュニケーションをサポートする役割を担う姿勢です。

8. 日本に足りなかった熱気

1台のまわりに何千人って客が集まって、歓声があがる。プレーするっていうのはすごく楽しくて。何より強くなれる。そういうのが日本にないのは寂しかったんです。

観客を魅了する興奮と、自身が強くなれる場所への渇望を表現しています。

9. ドイツでの成長実感

インターハイとかすごい思い出に残っているけどやっぱりブンデスリーグは違う。9カ月シーズンが続いて、同じメンバーで戦い抜く。その面白さや怖さは現地でしかわからない。その舞台に立った人しかわからないんですよ。

長期リーグ戦でのチームとの一体感や、現地でしか得られない経験の価値を説いています。

10. 言葉を超えた理解

坂本さんとはとんでもなく長い時間を過ごした。逆に今は多くを話さなくても分かりあえている。

長年の時間を共に過ごしたからこその、深い信頼関係と阿吽の呼吸を伝えています。

11. 世界一を目指す練習

ぼくは3部リーグで勝つために毎日練習しているわけじゃない。最終的に世界で勝つために練習しているわけだから。

日々の練習の目的は、世界で勝つことにあるという高い志を示しています。

12. ドイツでの生活の利点

練習では自分と同じレベルか、上の人しかいないので、ここでの練習は日本でやるよりは絶対にいい。前は練習でドイツに来ただけだったけど、今はこちらで生活しながら、毎週試合をやるので、良い方向にいっていると思います。

ドイツでの生活と毎週の試合が、自己成長に不可欠であると語っています。

13. 異文化への適応

すごく落ち込むことはなかったけど、最初のうちはホームシックになって、帰りたいと思ったこともありました。慣れるのに時間がかかりました。

異国の地での生活で、ホームシックを乗り越え適応していく過程を明かしています。

14. 厳しい現実と覚悟

きついけど、やらなきゃいけないことなんで、やるしかない。ただ、毎週試合があるし、体もきついです。

厳しい現実を受け入れ、乗り越えていく覚悟と、その困難さを述べています。

15. 互いを補い合うペア

大会を通して、決勝以外は篠塚の調子が上がらず、戸上が助けていた部分が多かったのですが、決勝は逆に篠塚がすごく調子が良くて、戸上に少しミスが多く出てしまっているという出足でした。ただ、そこはダブルスなので、お互いがカバーし合っていけたので、大会を通してそこはすごく良かったところですね。2人とも落ちてしまうと絶対に優勝できなかったと思うので、どちらかが調子が悪くてもしっかり助け合えていたことが良かったです。

ダブルスにおける互いのカバーリングが、優勝という結果に繋がったと分析しています。

16. 混合ダブルス優勝の功績

結果だけを見るとメダルを2つ取れましたし、2種目で決勝に進めたことはすごく良かったです。(男子シングルスの)戸上のメダル決定戦も、もちろんチャンスがあったので悔しい部分はあります。ほかの選手についても、早いラウンドで負けた選手もいるので、そこは選手個々で満足のいくプレーができた選手とできなかった選手がいると思いますが、全体的には、こうして男子ダブルスで優勝できましたし、混合ダブルスでも決勝までいくことができて、すごく良い大会になったんじゃないかなと思います。今後につながる大会になりました。

混合ダブルス優勝と決勝進出という結果を称えつつ、更なる飛躍への期待を込めています。

17. 監督としての金メダルへの想い

全然違いますね。ぼくは現役時代、(世界卓球で)銅メダルしか獲ったことがなかった。もちろん監督として、選手の時とは違う難しさがあります。決勝に進めたことは良かったですが、ぼくも選手も本気で金メダルを取りたいと思っていた。そこは昔(現役時代)とは違う感情です。

現役時代とは異なる、監督として金メダルを本気で狙う強い意志を示しています。

18. 張本選手の悔しさ、敗因分析

試合が終わったばかりなので、悔しさのほうが大きいです。1番の(張本)智和がゲームカウント2-0とリードし、第5ゲームも8-3とリードしながら勝ちきれなかった。勝って2番につなげられなかったのは悔しいですね。あそこを取っていれば相手にプレッシャーを与えることができた。ただ、大会全体を通して銀メダルを獲得できたことは非常にうれしく思います。(張本の逆転負けに関しては)梁靖崑は過去にもああいう逆転劇を何度も演じてきており、彼のすごさもありました。智和もそこを意識したのかもしれません。戦術よりも気持ちの問題が大きかった。オーダーが出るまで、彼が3番なのか2点起用なのか分かりませんでしたが、智和というよりも梁靖崑がすごかった。今日の中国はグループリーグの時とは別物。やはり世界一の国だなと感じました。

張本選手の敗北の悔しさを滲ませつつ、梁靖崑選手の強さを冷静に分析しています。

19. 卓球を続ける原動力

僕が試合で勝てば皆が喜んでくれる、これが卓球を続けていく上での、僕の原動力です。

人々の喜びが、自身の卓球人生を支える一番のモチベーションであることを示しています。

20. 卓球への目覚め

最初から卓球が好きというわけではなくて、卓球なんかやりたくないという気持ちもありました。でも、試合に出て勝てるようになってきた頃から、卓球の面白さが分かってきた気がします。

当初は苦手意識もあった卓球が、勝利を重ねるごとに魅力的に感じられるようになった過程です。