池波正太郎(いけなみしょうたろう)
戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表する傍ら、美食家・映画評論家としても著名であった。
池波正太郎の名言格言
気分転換がうまくできない人は仕事も小さくなってくるし、体も壊すことになりがちだねこの名言いいね! 0
人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだこの名言いいね! 0
人間は、生まれた瞬間から死に向かって生きはじめる。そして、生きるために食べなくてはならない。なんという矛盾だろうこの名言いいね! 0
未熟ということは大切なんだよ。僕だって未熟。天狗になったらおしまいだよこの名言いいね! 0
剣道で[残心]という言葉がある。闘って、相手を打ち据えたとき、気をゆるめずに尚も構えをたて直し相手の出方を見る。これが残心だこの名言いいね! 0
人間というやつ、遊びながら働く生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさこの名言いいね! 1
細やかな心配りが男には大事なんだなこの名言いいね! 0
まことの人は、くだくだしく物を考え、迷う前に、先ず、動き出すものじゃというこの名言いいね! 0
男らしさとか女らしさという前にね、男も女も共通していちばん大事なことがあるんだよ。「人の身になって考える」ということこの名言いいね! 0
人間は、生まれ出た瞬間から、死へ向かって歩みはじめる。死ぬために、生きはじめるこの名言いいね! 0
すべてがわかったようなつもりでいても、双方の思い違いは間々あることで、大形にいうならば、人の世の大半は、人々の「勘違い」によって成り立っているといってもよいほどなのだこの名言いいね! 0
小説を書いてて商品だなんていうのは抵抗感じるっていう人もあるんだよ。金をもらって作家業というのに抵抗感じると。それだったら雑誌社に原稿を渡して金をもらわなきゃいいんだよこの名言いいね! 0
人生の苦難に直面した男が求めるものは、酒と女にきまっている。この二つは、それほど男にとって貴重なものなのだこの名言いいね! 0
人間は死ぬという事実こそが、自分を磨くための磨き砂だこの名言いいね! 0
自分一人だけ、わがまま勝手な事を言って威張りちらすというのは、亭主関白でもなんでもないこの名言いいね! 0
明治維新を一概に評価はできませんが、田沼(意次)が狙ったことは、明治維新以後の薩長、つまり勤皇の連中がやったことと同じなんですよ。田沼は早く生まれすぎたんです。薩長は時代が熟した時期に、錦の御旗を掲げて強引にやったんですね。田沼の時代には、やろうと思っても周りが助けてくれないこの名言いいね! 0
便利という価値観に負けては、人間社会本然の大事な部分を見失ってしまうこの名言いいね! 0
日本は民主主義になって「自由」とやらを得たが、その「自由」という言葉の空しさを知ったばかりでなく、人びとの心は「詩情」を失って乾ききってしまった。人間という生きものがもつ矛盾は、尽きる事を知らない。得たものがあれば、必ず失うものがあるこの名言いいね! 0
人というものは、はじめから悪の道を知っているわけではないこの名言いいね! 0
六十を過ぎると、あらゆる拘束が、あまり気にならなくなる。何とか切り抜ける智恵も若い時と違って頭に浮かんでくる。拘束を、楽しむ気分が生じてくるこの名言いいね! 0
恋の迷路へは、「何処から入ってもよい」のであるこの名言いいね! 0
生きているということの意味も、だんだんわかってくるでしょうね、ときどき「死」を思っていればこの名言いいね! 0
たとえ、一椀の熱い味噌汁を口にしたとき「うまい!」と感じるだけで、生き甲斐を覚えることもあるこの名言いいね! 0
たまにはうんといい肉で贅沢なことをやってみないと、本当のすきやきの美味しさとか、肉の旨みというのが味わえないこの名言いいね! 0
近頃の日本は、何事にも、「白」でなければ、「黒」である。その中間の色合が、まったく消えてしまったこの名言いいね! 0
人間の欲望は際限もないもので、あれもこれもと欲張ったところで、どうにもならぬことは知れている。一を得るためには、一を捨てねばならぬこの名言いいね! 0
つまらないところに毎日行くよりも、そのお金を貯めておいて、いい店を一つずつ、たとえ半年ごとでもいいから覚えて行くことが自分の身になるんですよこの名言いいね! 0
どこにも、甘ったれが増えるばかりだ。甘ったれの日本になってしまいつつあるこの名言いいね! 0